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Prestige Records

Written by 慶伊 道彦April 03,2017

Prestige Records  /  プレスティッジ レコード

先日、僕のJAZZ音痴ぶりをお話ししましたが、アメリカの黄金期50年代を
いたずらしていた所、プレスティッジレコードなるレーベルに行きつきました。
50年代アメリカは、僕らにワクワク感を与えてくれます。映画、音楽、スタイル、、、
ジェームス・ディーン、オードリ・ヘップバーン、マリリン・モンロー、フランク・シナトラ
ヒッチコック、、、、ビンテージカー、ビンテージファッション、ミッドセンチュリー、、、

さて、プレスティッジレコードは、1949年、Bob Weinstockにより設立されました。
当初は、"ジャズレコードセンター"というレコード店をオープンさせていたのですが、
その後 New Jazz というレコード会社名でスタート、翌年プレスティッジレコードに変更。
全盛期は、55年~60年代前半。
レコードジャケットに書かれる住所がいいですね、446 W 50th ST.NY.

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プレスティッジレコードを代表するミュージシャンは、マイルズディヴィス、ソニーロリンズ
ジョンコルトレーン、モダンジャズカルテット、etc 若くて上り調子にある彼らが
競い合って傑作を残していく。彼らは、ハード・バップと呼ばれる当時最新のスタイル。
その後、フリージャズとして広がりをみせていく。
また、レコードジャケットのデザインも秀逸!実にしゃれていて50年代を感じさせます。

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マイルズディヴィスは、1955年に自らのクインテッドを結成。5枚のアルバムを
残すが、そのうちの4枚はプレスティッジレコードから発売。これには理由があり
マイルズは、コロンビアレコード社と契約を結ぶが、プレスティッジレコードに数枚の
レコーディング契約が残っていたので、まずはそれをこなす必要に迫られていた。
そこで、"マラソン・セッション"という伝説が生まれる。もっているレパートリーを
メンバーが6時間以上も時間をかけて、まるでクラブでセッションをやっているがごとく
立て続けに演奏!そしてそれを2回こなし、そのままレコードに落としこむ。
このレコーディングは、マイルズディヴィス・クインテットの最高の演奏記録となる。
そして、4枚の名盤レコードが生まれた。
メンバーは、マイルズディヴィス、ジョンコルトレーン、レッドガーランド、
ポールチェンバース、フィリージョージョーンズ。
1957年
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1958年
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1959年
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1961年
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(以上、全て引用写真です)
50年代、60年代のアメリカ文化は、理屈抜きに僕らを楽しませてくれます。
今月は、このレーベルCDだけを聴いています。



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