Written by 慶伊 道彦March 26,2018
デッドラインUSA
ハンフリーブガード 主演 / 52年
"マルタの鷹" や "カサブランカ" での男くさい役で知られるハードボイルドスター。
この映画は、最近リリースされたので、早速借りてみました。
役どころは、タフで正義感溢れる新聞編集長。ピッタリ!
おまけに、ギャングとの丁々発止!新聞社の身売り事件!そして離婚の危機!
男にとって大変な3つの事件に直面、どう乗り切っていくのか?
映画って、こう単純だからいいんだと!
ボウタイスタイル、白シャツ、ムジタイ、ハット、、、50's満載
ボウタイの、結びをほどいても、ハードボイルド!
テーマを素直に扱い(監督は、社会派で当時有名なリチャード・ブルックス)
ストーリーをシンプルに余計な脇道に寄らずに、サッと仕上げている所に好感がもてます。
この方が、観客はストーリーの本筋にのめり込めますね。昔は、こんな映画が多かったです。
最近の映画は、わざとじゃないかと思えるくらい、複雑にして映画の楽しみをなくしています。
そう言えば、ハンフリー・ボガードは、誰かに似ていませんか?
そうなんです、東映の "七つの顔を持つ男" シリーズの、片岡千恵蔵!(多羅尾伴内)
いや~顔の大きいところがまさに、瓜二つ!!というか、昔の役者は、顔が大きいです。
大きい顔は、なにか安心させてくれますよね。
(写真は、全て引用写真です)
最近、古い映画が、沢山リリースされています。子供ころの映画、しかも
その頃は、子供は見ない映画を、今!見れるのはうれしい限りです。
Written by 慶伊 道彦March 19,2018
Written by 慶伊 道彦March 12,2018
メンズスタイルに、色が戻ってきました。
特筆すべきは、先々週お話しました "キャメル" "イエロー"
(以上、イタリア、ウィンドウ写真より)
色の復活といえば、真っ先に考えられるのは、"PREPPY"
イエロー、サックス、ピンク、ライトグリーン、オレンジ、、、
80年代に、皆さんも随分と着たことがあるでしょうね。
この辺のテーストをチョイ差し色として取り入れるのも面白いかと考えます。
パンツとまでいかなくても、タイ、チーフ、ベスト、ソックス、ウオッチベルト、、、
これらのどれかにパステルカラーを取り入れる!メンズの楽しみが増えますね。
POLOの真骨頂とも言うべきスタイルでしょうか、下の写真
サックスをベースとして、白とライトグレーンを差し色として取り入れる。
1月号のポパイのスタイルにつながっていますね。
もっともレディースの自由奔放さには、勝てません、、、色という囲気だけでも、
(以上、すべて引用写真です)
Written by 慶伊 道彦March 05,2018
グレートギャツビー / 華麗なるギャツビー
1974年、コッポラ脚本の元、ロバート・レッドフォード、ミア・ファロー、共演で。
メンズの衣装は、ラルフ・ローレン担当。当時、TRADスタイルに革命をもたらした
彼のニュートラディショナルが唸らせてくれます。
また、ニックキャラウェイ役のサム・ウォーターストンがいいんですよね。かッちょいい!!
20代半ばの僕ちゃんは、どうやって取り入れるか、毎日そればかり考えていました。
今と違い、情報は2年ほど遅れていますから、当然メーカーさんも作ってないので。
意欲のあるメーカーもあるにはあったのですが、サイズ感とかなかなか難しくて。
まあ~~それだけ、僕らの組み合わせへの意欲は増したわけです。
パーティ初参加の際の、ネイビー2ボタンブレザー、白のパンツでパーティ感。
白レギュラーカラーにネイビー白のレジメンタルタイが、肝
ギャッツビーの葬儀の際のスタイル、
ネイビー3ピースに、ブラックタイ、カラーピン、
ややロングポイントなオルタネイトストシャツ、IVYが終わり、ニュートラが
このような襟型を運んできました。スーツのラペル幅も広めとなる。
当時のラルフローレンは、カラーピンスタイルが好きでした。30年代に影響を受けたのか
おなじみ、"ターンブル・アッサー"のシャツが、ドレッサーから乱舞するシーン!圧巻!!
パステル3人衆!!!
ピンクの3ピース、ベストは、なんと!今期大ブームのダブルのベストも。
(写真は、全て引用写真です)
この映画!何度見ても飽きません。見るたびに新しい発見がありますので。