Written by 慶伊 道彦December 23,2013
訃報: ジョーンフォンティン
”断崖”で、アカデミー主演女優賞! ”レベッカ”で、NY映画批評家協会賞!
なんと!彼女は東京生まれ、今のオークラ新館にあたる場所で。父親が東京帝国大学教授である故、彼女も才媛。
来年のツタヤは、ジョーンフォンティンから見ようと思います。 96才、永眠
以上、引用写真です
NY ディナーレポート / ’13FALL
SAXON +PAROLE
今回は、バワリーホテルの真向かいにオープンした Bluegrass地方の乗馬メンズクラブ風をコンセプトにしたレストラン " Saxon + Parole " で、一 寸変わったオリジナルのピンクの小瓶シャペンからスタート、季節のオイスターと良く合 うフレンチ白ワイン、Domane de Saint-Romble" Grand Cuvee " 2011 Sancerreをオーダーし、シーフードを前菜に。
お薦めのチキンレバームースポットや生ハム系セッ トには、Pinot Noir(赤)を選択。
このレストランのオーナーは、ノリータ地区で既 に、ミシュラン星を獲得してるスタイリッシュなPUBLIC(レストラン)や、Madam Geneva(バ− & ラウンジ)の 同経営者でも有る。
此のレストランの名前の由来は、19世紀の2頭の 有名な競走馬名から選んで付けたとの事。レストランの外装と内装にも、2頭のサラブレット の絵を掛けている、ダイニングルームには、洒落たワゴン.ウィールのシャンデリアや、地下の ワイン.セラーへ下りる途中には、馬車用のブランケットが積み上げて有ったり、棚には、馬の 絵のラベルのオリジナル.ハウスブランドのウイスキーボトルも, さりげなく飾って有って、Daily Specialのメニューボードも、此の店の雰囲気に合う様に思えた。因に、此処のカクテル/ドリンクの発案するトッ プ.バーテンダーは、日本人のマサさんという方です。
異常に、暖かかったNYの秋の週日、外は、不夜城の ごとく若者でいっぱい、ダウンタウンのにぎやいだ街の中心、バワリー界隈。
この辺りがNYのホットスポットになるなんて、80年代には考えもつかなかった!?
EMILIO BALLATO
その前日、ふらっとNOHOエリアの古いイタリアンレストランに予約なしで。
ここのマスターの変わりぶりには驚きました。有名人とのツーショット写真も古い古い!!
しかも、薦められた(まずかったら、ただで良いと~~なんとまあ!)イタリアワイン。
これがまた、最高にうまいんだよね~まいっったね。もち支払いしました、(笑)
食事も無駄をそぎ落としたリアルイタリアン、値段もリーズナブル。MY3星!
CHINA TOWN パーティ
恒例の年末弊社忘年会!今回のテーマは、ジャックニコルソン&フェイダナゥエイ。
ちょっと無理めな設定でしたが、それなりに、シャイニングなり鼻ガーゼなりで。
笑ってやってくださいませ。
それでは、皆さん!よい新年をお迎えくださいませ。1年間、お付き合いありがとうございました。来年は、2月3日再会。
ウウゥゥ~ン、狼よさらば、ブロンソンのラストマンダムでお別れ。
Written by 慶伊 道彦December 16,2013
Wall Flower / ウォールフラワー
監督:スティーブンチョボスキー
出演:ローガンラーマン、エマワトソン、エズラーミラー、、、
1999年、壁の花のごとく、切なく苦い高校生活を私小説化。自ら脚本、監督をする。
青春の甘くほろ苦い思いを共有させてくれる青春映画。
ハリーポッター役から初めての大役、ソフィアコッポラの新作映画にも主演。エマワトソン
ゲイの高校生役を実に魅力的に演じる。エズラーミラー
内面に葛藤を抱えた十代の事を小説に。スティーブンチョボスキー監督
BLING RING / ブリングリング
ソフィアコッポラ監督といえば、もはや”ゴッドファーザー”はコッポラのお父さんの作品とまで言わしめる存在に成長した監督ですが、最新作を早速見てきました。
実話をフューチャーした物語。ハリウッドセレブの豪邸に不法侵入、クローゼットを荒らしまくる5人のティーンエイジャー窃盗団、実際、盗難に遭った一人のパリスヒルトンが
部屋を提供してロケに協力したようですが,その屋敷や部屋のあまりの贅沢さに驚きます。またパリスの顔顔顔のインテリア!!!この映画のハイライトはコレかも?!
映像の華やかさは、前作”マリーアントワネット”からの引き続いた感覚か。
ガーリーを描いたら天下一品の彼女、今回はヒップホップ的感覚で、普通の家庭のイカレポンチ娘にトライ。
しかし、セレブもロスもブランドもコカインも葉っぱもいかれた母娘愛にもFACEBOOKにも無関心な僕には関係ありましぇ〜〜ん、普通の出来映えの映画でした。
僕は、東京物語でもある”ロストイントランスレーション”のミニマムなノリの方が、
彼女らしいとおもえますが、いかがなんでしょうか?
ソフィアもずいぶん悩んだのでしょうね、これを製作するにあたって。
Emma Watson / エマワトソン
ハリーポッターは見たことがないのですが、今回、彼女の映画を続けて2本も見ました。
さすがフランス1/4イギリス3/4のスパー混血!(混血美女に弱い~~マンダム)
もうすっかり大人の女優に。さてナオミワッツまでいけるか?今後が楽しみになります。
最近はゴシップも多く、乳首チラリ事件はくすぐったくて笑えますけど。
今更ですが、今秋のスタイルのおさらい
大胆なチェックのスーツにスモールチェックのシャーツ。
来期も引き続きでしょうから、今年ゲットしましょ!
勿論、チェックのネクタイと無地のウールタイもネ。 =ラストコップのブロンソン=
以上、引用写真です
Written by 慶伊 道彦December 09,2013
PAUL WALKER
突然の訃報!
なんと、あの”ワイルドスピード”シリーズで、大活躍のポールウォーカーが激突死。
友人の運転するポルシェでチャリティに参加する途中の事故、40才。
B級映画のスターでしたが、あの容貌と肉体がナイスアメリカンガイっぽくて魅力的でした。これから、佳作映画でも活躍できると思っていたのに残念です。ご冥福を!
NY出張、レポート
特に今年は、アメリカの復活!を感じました。
MADE IN USA しかり、ヘリデージしかり、IVY復活もしかり、
メンズショップもNOHOエリアに多く出来てきていますし。
身近な所では、チェーン店ではないオーナーレストランの賑わいもそうです。
また、COFFEEがおいしい店も多く出来てきています。
今回は、行けませんでしたが、LAFAYETTE というフレンチビストロは、とてもカジュアルなのにモダンでもあるという下町特有の雰囲気を作り上げていました。(外から見)
では、今回、僕が訪れた中の印象に残ったお店を2軒ご紹介しますネ。
Gasoline Alley Coffee
ラファイエット通りにできた人気のコーヒーショップ。
カプチーノがNYイチおいしいと評判の小さな店(10坪ないかな?)
無駄を省いて実にシンプルにオシャレに仕上げています。
クロワッサンもおいしかったですし、エスプレッソは、季節に応じて抽出をかえるこだわり。
朝イチに訪れると、すいていてのんびりできます。
WALTER FOOD & WALTER'S
ブルックリンに2店舗持っています。
ハンバーグやトースト系、各種サラダなどライトアメリカンフードがランチのメインですが、
ディナーには、オイスターなども登場するシーフードがメインとなります。
家族的な香りのする素敵なカフェレストランです。一つ一つの細部にまで
こだわりのストーリーがあるゾ!って感じ。納得の店です。
古いダイナー的な様式に海辺な雰囲気を組み込んだ内装
お店の奥を抜けると、中庭風ガーデンで広がりがあります
店員は、全員白シャツ腕まくりにボータイ。特に、女性がボータイをしていると可愛い。
白のロングエプロンが粋ですね~
壁側の上の小さな棚には、可愛いディスプレー
マリーンをテーマに
Written by 慶伊 道彦December 02,2013
デトロイト発の”シャイノラ” が、トライベッカにショップOPEN,
デトロイトは、ご存じのように破綻宣言したかっての大都市です。昔は、自動車産業のメッカとして栄えていたのですが、近年は、物騒な都市のイメージがあります。
ただ、町工場の技術はかくところに残っているみたいです。
シャイノラは、1900年から1960年まで続いた靴クリームのブランドです。
ある投資会社がその休眠会社を買い取って、ブランドの復興を仕掛けました。
デトロイトを拠点に時計のブランドとしてデビュー。オリジナルの自転車やレザーグッズ、
ステーショナリー、、、生活雑貨を展開。
そしてトライベッカにアンテナショップをオープンさせました。
なんと、確か、破綻宣言の日!
今、アメリカでは”ヘリテージ” (継承)を志向するファッションが注目。
MADE IN USA アメリカに生産基地を移そうという動きが始まっています。
このことは、先日のブルックリン報告でもお話ししましたよね。
シャイノラは、自転車のメルセデスと自負する美しいデザインで全てデトロイト組み立て。
時計の革バンドや革製品は、シカゴの古いなめし工場でと、とにかくデトロイト周辺に
こだわり生産基地にすることを背景にしています。
破綻した街の復帰に向けて、がんばっているというメッセイジも大切ですね。
手頃な値段のいいデザインの時計もあるので、次回買ってみたいと思います。