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JERSEY BOYS

Written by 慶伊 道彦November 25,2014

JERSEY BOYS  /  ジャージーボーイズ

クリントイーストウッドが、久々に楽しめる映画を出しました。
"シェリー" "君の瞳に恋してる" など、60年代に大ヒットを飛ばしたPOPグループ
"フランキーヴァリー&ザフォーシーズンズ" の伝記映画
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映画は、50年代から90年代まで駆け足で展開しますので、各年代のスタイル変化が面白い。
なによりグループを通してですが、ディナージャケットのスタイルの変化が楽しいです。
60年代は、へちま襟の曰くコンポラ系のディナージャケット、襟の部分で少しづつ変化を
つけて個性をだすのが特徴。襟の微妙な違いが分かってくると、"コンポラ通"と言われます。
90年代は、ワイドな襟のWブレスッテドになって、白ディナージャケットへと変わります。
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クリントイーストウッドは、監督としても俳優としても大好きな方の一人です。
"ダーティハリー"シリーズなどは、なんど見たことか!たぶん、皆さんも44口径マグナムの
真似をしたのでは、、、?
マカロニウエスタン"夕陽のガンマン"!セルジオレオーネとエンニオモリコーネ、いいね~
製作監督した映画も"許されざる者"などが、アカデミーを獲得していますし。
超がつく巨匠といえるでしょうか。
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僕の好きなもう一人の監督&俳優、ウディアレン。
ウディ様は、ニューヨーク派!秋に公開された映画"ジゴロインニューヨーク"では、
監督は、タットゥロー氏だが、俳優としてウディ、ノリノリ。NYブルックリンが舞台。
監督としては、NYなど都会の鬱蒼とした情景を映させると、天下一品モノでしょうか。
映画"マンハッタン"では、当時まだ観光化されてないダウンタウンの魅力を教えて頂きました
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一方のクリント様は、カントリーエリア専門?
今回の映画は、舞台は当然、マンハッタンではなくニュージャージー、
NYからリバーを挟んで隣地区。NY派からは、ダサイタマ呼ばわりされるエリア。
イタリア系移民の町、ニュージャージーを舞台にした映画を撮るという姿勢が、
やはりカントリー派な彼らしい選択といえます。

映画は、全編、ヒット曲が満載。つい引きずられて口ずさんでいました。
クリント様は、以前も"バード"というJAZZ映画を作っていますが、音楽に対する
思い入れ感覚は鋭いですねえ~、それは毎度の彼の映画の挿入歌でもうかがえます。
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ウディ様もJAZZやクラシック音楽を愛し、エンディングまで席を立たせてくれないです。
ということで、これは、左右の2大巨匠でんな~でんな~ 
ついサウンドトラックCDを買いたくさせる名人の2人でんな~でんな~
それに、お二人ともに70才台半ばも過ぎてはりまっせ!なんとまあ~あきれまっせ!
(すべて、引用写真です)

SIR KEN TAKAKURA

Written by 慶伊 道彦November 18,2014

高倉健
2014年11月10日 永眠 / 18日発表
本当の意味での映画俳優(役者)の最後の一人がいなくなりました。寂しいですね~

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実は、僕は子供のころから"高倉健"が、大好きでした。東映ファンということもあり。
ですから、健さんの代名詞でもある、唐獅子牡丹的時代より、その頃の印象が強いです。
すこし生真面目でユルクてドジな健さんという、今のイメージからは考えられないでしょうが。
でも、子供時代の僕にとって、素敵な大人に見えました。
特に"天下の快男児 万年太郎"は、好きでしたね~ (60年作品)
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よく、"ひばり"とも共演して、いじめられていましたっケ!当時は"ひばり"が超スターですから
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でも、"網走番外地"シリーズの頃が、最高に人気でしたかね、劇場を出た後、つい真似をして
同じように体、ゆすって歩きましたから。皆、してましたっケ! (65年作品~)
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文芸作品シリーズへの切り替えもスムーズでしたが、これはなかなかできないことです。
多くの役者が、やくざ物でおわっていますから。"健さん"の、ぶれない性格がよい結果を。
中でも僕は、特に、"駅"が好きでした。
映画を観終わった後、それからはラブホテルで、絶叫!するオンナの方が好きになりました。
倍賞千恵子のように~~吼えろ~ってね
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"あなたに褒められたくて" という本も素敵でしたっケ、何度も読み、
真似事を口ずさんでいましたっケ
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僕が、素敵な"健さん"と同じところは、せいぜい"コーヒー好き"ということでしょうか。
すべてが魅力的な"健さん"は、永遠に不滅です。
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来月のツタヤは、レンタルビデオで、"健さん"シリーズを偲びます。

NY / Harlem

Written by 慶伊 道彦November 17,2014

Harlem
今回のNY出張、ちょいとワンデイFREEが取れたゆえ(フライトの都合で)
待望のハーレム小旅行と相成りました。
普段は、仕事にはまったく関係ないエリアなので、気にはなるが無視って感じでしたが。

ハーレムは、ご存じのようにマンハッタン北部(セントラルパークの真上)、110st.~150st.
あたりまでのエリアを差します。黒人文化が強く、犯罪の温床だということや、
アポロシアター等に代表されるブルースやJAZZファンにはたまらないエリアであること、
そのくらいの事しか知らず映画の世界だけで行った気になってる僕ですが。
しかし、昨今、様相が変わり、大手不動産も参入して、開発競争が盛んになってきたようです。
勿論それが、いい場合と悪い場合とが当然出てきますが、僕のブログではふれません。

本来は、お馴染み "A列車でいこう" って交通手段なのですが、(少なくとも地下鉄で)
初心者僕ちゃんは、軟弱タクシーでGO~!
ハドソン川沿いをひたすら走る11th.AVを北上して、115丁目で、右折、ハーレム入り
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いくら観光に疎い僕でも、まずは、MALCOLM  X blvd と、
DR.MARTIN LUTHER KING JR blvd の交差点で、お写真パチリ。
近くには、アポロシアターもありましたが、今日は残念ながらお休み日とか。
いつもはやらない午後からのジントニックで、路上の住人が昔ふうに佇んでいるのを
見ないふりしてチラチラット見ての、散策をかねてほろ酔いBAR巡り。
そういった意味では、確かに街は安全。勿論、ギャングの住みか界隈は無理でしょうが。
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映画に良く出てくるような素敵な建物入口の階段、数多く見られる教会の美しさ。
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昔は、この階段にこのように並んで写真、超有名JAZZマン達でした
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素敵な、それなりにハーレムしているメンズショップ
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こんなウルトラホットな看板も!
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夜になり、最終目的のディナークラブ"Minton's" オーソドックス、クラッシックなクラブ。
昔は、そうそうたるJAZZマンがセッションする熱いクラブでしたが、90年代に?閉鎖。
現在は、少し小ぶりにモダーンになって再開されました。
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今夜の演奏は、キューバの歌姫"MELVIS SANTA" 通称"RITA"
あとでウキィペディアで調べたところ、女優業もやってるみたいでした。
キューバには、行ったことがないので、本場のキューバンジャズのミュージシャンを
生でみれ、聞けて気分もゴッ~~ド。そして、何よりだったのは、キューバ出身の(多分)
夫婦の何かのお祝いでしょうか、非常に"ブエノビスタ"風な盛り上がり方をされていたのを
間近に見て、ベリ~ベリ~グッドな夜でした。(滅多にナイ FREE TIMEを楽しんだかな)
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次回は、いつ訪問できるか分かりませんが、足掛かりにはなりました。
初心者ハーレム一日旅行記!

さて、今回NY市の観光大使に選ばれたのは、"TAYLOR SWIFT" テイラースウィフト
今月発売の新作CD"1989"の、1曲目が、"WELCOME TO NEW YORK"
180cmの超超超長身! 神は彼女にナンブツ与えてんでしょうか!
センスもいいし、作曲、歌う声も可愛いし!

 
Uチューブでの、ビクトリアシークレットのショーのランウェイで歌う彼女!
天下御免のエンジェルたちにも負けてない!ない!これは彼女しか無理でしょうね~
惚れてまうで~!(少し古いネタですが、、、)  
皆さんも一度のぞいてみてください、いいね~~コレ!の世界でっせ!
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(すべて引用写真)





BROOKLYN TAILORS

Written by 慶伊 道彦November 10,2014

BROOKLYN TAILORS / ブルックリンテーラーズ

僕のブログでブルックリンの話をするのは、おそらく3~4回目?
その位、今の僕はブルックリンという街の香りがお気に入りです。
しかしながら、僕の基本服装スタイルは、"タイドアップ ドレスダウン"
ですから、そもそもの"ブルックリン"気分100%を味わうことは、難しいのですが
僕の意識のあちらこちらに、チョコッと入り込んできているようです。
例えば、ドレスシャツは、洗いざらしで着るべし、ジャケットやタイは、
一度、ウォッシュや蒸気をあててリラックスさせるべし、(パンツは、1~2回はけば自然となる)
白のソックスをルーズソックス化するべし、といったようにチョコット自由な匂いを。
僕いわく、ワイに"昭和男モード"を、取り戻す作業。当然、普段の飲食などにも影響が。

ブルックリンの情景にかんしては、以前の記述を読んでいただければうれしいです。
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その位のめりこんでいる"ブルックリン気質"
今、まさにそこに相応しいブランドをGET!(運命でしょうかね~)
来春物から、FAIRFAXが取り扱います。

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"BKT" ブルックリンテーラーズをNY風に記号化すると、BKTになるようです。
ブルックリンテーラーズのオーナーデザイナーは、若干32才の若手。
DANIEL LEWIS / ダニエルルイス
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ショップをオープンして、3年目の今年は、彼の飛躍の年。
雑誌"GQ"の、これから注目される若手デザイナー、4人の中の1人に選ばれました。
また、GAPがこの秋のキャンペーン広告にこの4人を使ったので、
NYのBIGウィンドウやはたまたバス車体の広告にまで登場。(本人、照れてましたが)
知名度もアップ、これからが期待できるデザイナーです。お見知りおきを!
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1410985290084_GG_ADU14FA5C_GQ-Designer-Group002_RGB3asd.jpg (GAP 広告より)

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ブルックリンという一応カジュアルなゴロとテーラードというドレスなゴロ、
この2語を合体させたところが、彼のセンスを物語っています。

この秋の "BARNEYS NEW YORK" 
"FAIRFAX TIE & SHIRT" かなり、力を入れて飾られていました、うれしいですね~
男のスタイルがどんどんリラックス化していますから、ま逆の作用も働くのでしょうか?
バーニーズのドレススタイルは、好調です。あ~りがたや~ありがたや~あ~りがたや~
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NICK CAVE / 20,000 DAYS on EARTH

Written by 慶伊 道彦November 04,2014

NICK CAVE  /  ニックケイヴ  オーストラリア生まれ

NICK CAVE & THE BAD SEEDS というバンドを組み、当初はドイツで人気がでる。
ドイツは、厳格真面目っていう印象が強いのですが、なぜかキワモノ音楽が好かれる?
僕は、ヴィムベンダースの出世作映画、"ベルリン、天使の詩"で、天使がクラブに舞い降り、
そこではニックケイヴが絶叫しているシーン!それが印象に残っていますが、、、
皆さん、意外と知らないでしょうね。  音楽ファンでも彼のことは~

一応、吟遊詩人というか芸術、歌手、文学、俳優、色々こなすとなっています。
歌う雰囲気は、"トムウェイツ"な、感じ、ちょっと、それをドイツ寄り?にしています。
決して聞き惚れるとか聞きやすいとかではないのですが、ドス暗いブルース感があり、
ビルボードチャートには入れない歌手でしょうかね。
毎度、物議をかもし、歌詞の中でも差別用語や悪魔的発言で発禁禁止にもなります。
ただ、最近は、年喰ったのか、あるいは、プロが認めるプロなのかは分からないが、
メジャーとの共作もしています。 "カイリ-ミノーグ" "PJ.ハーヴェイ" との。

と、言うわけで今週、彼の話をしたのは、NYで映画を見たからです。
NICK CAVE / 20,000 DAYS ON EARTH
この映画は、彼のおよそ55年間のインタビュー&ドキュメンタリー映画です。
はっきりいって名作です、ドキュメンタリー映画の。NYタイムズでも5☆
最近のドキュメンタリー映画の手法は、名をなしてからの友人達を中心にして、
彼の人の回想やコンサート活動などを主に映しますが、
この映画は、まったく独自な手法をつかっています。
僕の知らない監督ですが、いやはやレベルがたかいですね。
あのニックでさえも、のびのび楽しく演じていますから。
この映画の成功で、ニックのこれからの進化も期待できそうですし。
なんとか日本にも、このマイナーな映画は来て欲しいですね。音楽ファンだけでなく、
映画ファンにも、是非!
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NICKの今と昔
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今回、NYで見た映画、四方山話
ダウンタウンWESTに、FILM FORUMという映画館があり、佳作揃いなので
よく、行きます。そこのロビーで、予告編予定に、アランレネ監督、日本の男優"岡田英次"が
主演する"HIROSHIMA MON AMOUUR" のポスターを見ました。
予告編もみましたが、いい男ですね、岡田英次。昭和男の香りがプンプン。
ツタヤには、まだないみたいですから、だれか催促シテくださいナ。ニュープリントで。
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シネマアンジェリーカで、もう1本見ました。
"Love is Strange"
主演は、渋いところで、ジョンライトロウとアルフレッドモリーナ(ほとんど見たことないが)
有名どころでは助演で、マリサトメイが好演していますが。
こういう映画は、日本ではなかなか創りにくいし、また絵にもなりにくい物語です。
いわく、老人になってからゲイに目ざめ、老人同士が夫婦になるんですが、
しかし、老人になってゲイにめざめますかね~思案中
そのあたりの詳しい内容は省略したとしても、ラストのシーンがいいんです!!!
老人から若者へラブの伝承~~ラブは強いゾ!って映画
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Tennesee Williams の特集映画月間
"欲望という名の電車"の、劇作家として有名ですし、アカデミー脚本賞を獲得。
"イグアナの夜" や、"渚にて" なんて、ちっちゃい頃に見ました。
エリザベステイラーとポールニューマンの"CAT ON A HOT TIN ROOF"
も、今回上映中! いいねえ~これ
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Blogger

中野 香織

エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

吉田 秀夫

”盆栽自転車” 代表

長谷川 裕也

"BOOT BLACK JAPAN" 代表

山本 祐平

”テーラーCAID” 代表

伊知地 伸夫

”FAIRFAX” TRAD部門ディレクター

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

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