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慶伊 道彦

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

1976年、青山にてネクタイブランド"FAIRFAX"を創業。
東京発"ボールドトラディショナル"を切り口にし、現在では、ドレスシャツも手がける。フェアファクスという社名は、当時ワシントンにあった、フェアファクスホテルからインスパイア、小さくても知性、品格、歴史の感じられるブランドを目指す。

Doris Day

Written by 慶伊 道彦December 03,2018

ドリス・ディ

50年代アメリカンPOPS界を代表する歌手兼俳優
僕らは、終戦後の子供時代、よかれあしかれアメリカ文化にかぶれたものですが、
まさに彼女は、憧れのアメリカ文化を運んでくれました。
日本の多くの歌手も、彼女の歌を歌っていましたね。ですから、僕らは、
"先生のお気に入り" とか "ケセラセラ" などは、よく口ずさんだものです。

そして、クリスマスが近づいてくると、やはりまた口ずさみたくなります。
ですから、近年はクリスマスソングといった感がありますね。

"Fiy me to the Moon" を、聴きながら書いています。

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ヒッチコック監督で、ジェームススチュアートと共演、ここ頃になると
映画俳優という肩書のほうが強くなりました

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"カラミティ・ジェーン"

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映画 "ボヘミアン・ラプソデイ" 
フレッド・マーキュリーの自伝映画を、非常に楽しく見ることができました。
僕は、QUEENのファンでもなんでもないのですが、それでも興奮を抑えきれない
素敵な映画でした。
しかし、彼の歌声や仕草を完璧にこなした、ラミ・マレックといい、かく仲間を演じた
俳優陣は、役者根性が凄いとしか!それにもまして、"ライブ・エイド" 20世紀最大の
音楽イベントといわれた会場を映画のシーンのクライマックスにするとは、、、!
その仕掛けには唸りたくなります、、、

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(写真は全て引用写真です)

今日のブログをもって、いままでのスタイルでの投稿を終了。(NEWホームページに)
今後は、IVY, FILM, MUSIC, 三つ項目に分けて投稿いたします。
そして、ネタが貯まったりした際には、今までのブログにも勿論、書き入れていきます。
長い間、応援していただきありがとうございました。今後も、僕なりの発信を
してまいりますので、変わらぬ声援をお願い致します。

The Way We Were

Written by 慶伊 道彦November 26,2018

"追憶" '73 シドニー・ポラック監督
アカデミーの音楽賞をとったバーブラ・ストライサンドのテーマソングが、心地よい。

この映画、いろんな見方があるのでしょうが、僕は当然、スタイル面から。
裕福な家庭に育ったエリート!ロバート・レッドフォードは、バリバリのプレッピー。
反戦を訴えるバーブラ・ストライサンドは、都会風ヒッピー。
時々、ロバートに合わせて、プレッピーっぽく。
ロングアイランド砂浜での、オフホワイトなバルキーニットのペアーが歩くシーンが
目に焼き付いていませんか。

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そして、このシーンも! テニスルックのお揃いには驚いたものです。
ロバートの、サンブラスもカッコよくカッコよくて。

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肩掛けセーター、最近またまた流行りだし

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80's ワイドラペルとオープンカラー

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この髪型、日本のおっちゃんたちの最近のスタイル

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ロバートの軍人スタイルにしびれます。6ボタンのブレザースタイルも!

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(全て引用写真です)

というわけで、一度見た方も、勿論見たことがない方も、もう一度見直したら
いかがでしょうか? レイト70年代のエキスが詰まっています。

FALL/WINTER MOVING #4

Written by 慶伊 道彦November 19,2018

今季の一押し柄! ヘリンボーン!

昨年から戻ってきましたが、今年も英国風の風に乗って、アイテムも増えました。
ハリスツィード調のハードな味のヘリンボーンは、コートにピッタリ!
ひざ下丈のオーバーサイズオーバーコートまさに。そしてブラウン系が気分。

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勿論、本命ジャケットにもピッタリ、少し着古した感じに仕上げるのがコツ。

IVYなハードステッチの溝がしびれます。
オーソドックスなグレー系、新しいブラウン系、どちらもいい感じ。

ちょっと、大学教授風に、とぼけた味をだせたら最高です。

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(以上、インスタ投稿写真より引用)

以下の写真のように、大人な組み合わせにしても、味がありますね。
グレーッシュブラウンな味付け

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NY、j.pressのウィンドウより~~

ケーブル編みセーターを肩掛けスタイルで!が戻ってきました。
コツは、あくまで教授風で!決して、芸能人風にならないこと!

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タータンチェックのシャツを、ツイードジャケットに着こめば、あなたは、教授!

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TRADは、健在なり、ますますタウンスタイルに進化中!

FALL MOVING #3

Written by 慶伊 道彦November 12,2018

Glen Check / グレンチェック

今季も引き続き大人な柄 "グレンチェック" の出番、
コートには、やや大ぶりなパターン、スーツには正統派柄と!
またウィンドウペインを重ね入れたり、ミックス地にしたりと、らしくみせて。
街に英国調が戻って、皆さんきちんとした服装がしたくなったら、必ずといっていいほど
グレンチェックが、戻っていきます。


俳優ケリーグラントのイメージパターンですよね。

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(引用写真)


ベージュ系のグレンチェックは、今年のマストですが、着こなし難度は高いでしょうか。

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グレーでも、少しだけミックス調なスモーキーな味だし

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スーツ、タイ、シャツ、全てをグレンチェックで!実際に着るには少し過剰かと?

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こちらは、一転、オーソドックスな合わせ技ですから、どなたも紳士風になれます
タイに、グレンチェックを入れてみました。

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このように、コート、スーツ、ジャケット、タイ、マフラー、、、
あらゆる紳士のジャンルに、重宝される柄です。楽しみましょう!

POLO 80's

Written by 慶伊 道彦November 05,2018

80年代前半のPOLOカタログより~

引き出しの整理で、またまた出てきました。宝物が!
その中に、POLOのカタログも。

70年代後半~80年代前半のものかと。
ちょうど、この後に"プレッピー"ブームが、やってきます。

今、80年代再燃ブーム(僕の中だけ?)
プレッピーな色、シルエット、などが気持ちを高めてくれます。
このカタログの中には、そのヒントがいくつも感じられますので、
ちょっと、おすそ分けをしたくって、、、、

グレーイッシュグリーンに、寄り添うレジメンタルタイ!
大グレンチェックのスリーピースというところがいいですね。

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この写真も、グレンチェック!しかも、大柄で今季の気分です

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それにもまして、ベイジュ系とは!!!

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ツィードのスリーピースで、カントリージェントルマン気分
クレリックシャツと、ペイズリータイが気分を盛り上げます

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出ました! ヘリンボーンジャケットにフェアアイルニット、タータンチェックシャツ、
ニットジャガードタイ! どこまで、組み合わせれば気が済むのでしょうか!!!

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バルキーなクルーネックセーター、厚手のタータンチェックシャツ、

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そして、おおとりは、大きな千鳥格子しかもブラウン系!コート。シルエットもタップリと、タイは、ヴィンテージ感覚なジャガードタイ、
うなりまっせ~~~

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(写真は、全てPOLOカタログより)

FALL MOVING #2

Written by 慶伊 道彦October 29,2018

太畝コーデュロイ

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今季は、コーデュロイでも、やや太い畝、色も茶を筆頭にゴールド、イエローなど
ブラウンファミリー色が、今って感じです。
勿論、スーツもですが、ジャケット、パンツ、ヴェスト、など単品で合わせてもよし。
80年代の、ややオーバーサイズで着るのがポイントかと。
ウディ・アレンやウェス・アンダーソン監督は、まさにそれって感じの着こなし方。

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ウェス・アンダーソンのコーデュロイ好きは有名

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メンズショップのディスプレーにも登場!

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太畝は主流ですが、別に細い畝でも全然雰囲気は出ます。
今季は、カラーバリエーションも豊富!

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POLO ディスプレーより~~

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(写真は、全て引用写真)

コーデュロイつまり"コール天"の良さは、その"田舎臭さ"にあります。
英語で言うとオシャレに聞こえますが、元々、労働者の服地でした。
ですから、気取らないカントリースタイルの雰囲気を作りやすいのでしょう。
欠点は、冬物にしては、傷みやすいということ?肘とか膝の部分が白っぽくなります。
しかし、それも着古した田舎っぽい雰囲気ということで解決?
では、まずは茶系のコール天ジャケットあたりから、トライしてみてはいかがでしょうか。

ROLLING BLAZER

Written by 慶伊 道彦October 22,2018

"Rolling Blazer" ローリング・ブレザーというブランドが、急に人気が出てきました。
人気がでた背景には、プレッピーブームの再燃!そして、創業者が、ボート競技など
カレッジルックに、詳しいこと。(ディティールだけでなく、歴史なども)
Jack Carson なる青年が、2017年に創業、あっという間に世界を席巻!
ボート競技のユニフォームスタイルからの発想ですから、目新しいということは
ありません。しかし、今日に通用するスタイルに落とし込むところが、成功の鍵。

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今までは、こういったブレザーを、レジメンタル・ジャケットとよんでいましたが、
今では、ローリングブレザーと言わなければ、かっこ悪いくらいまで、名前が浸透。

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(写真は、すべて引用写真)

元々、POLOが得意とする分野ですが、プレッピー再燃ということで、
レジメンタル・ジャケットは、この秋、再ブレークの予感!また、引き続き春まで。
それに引っ張られて、わりかし派手目なストライプ・ジャケットも、登場とのこと。
そういう意味でも、このブランドからは、しばらく目が離せませんね。

Brooks Brothers 200 Years

Written by 慶伊 道彦October 15,2018

ブルックスブラザーズ創業200年展

1818年4月7日、創業、2世紀!!

まず昨秋、ニューヨークのセントラルステーションにて展示がスタート、
東京は、3都市メあたりかと? 東京も東京駅が良かったとは思いますが、
多分、スペースとか都合が合わなかったのでしょうか。

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(以上、NY展、引用写真)

東京展は、文化学園博物館で、開催中です。なかなか必見かと。是非!

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ブルックスブラザーズについては、こちらが語る必要もないので、淡々と写真を!

ボタンダウンシャツ!いかしたディスプレイ!

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40年代スタイル

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華麗なるギャッツビー

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今日のプレッピーにつながるスタイル

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レプリカですが、なんと!リンカーン大統領が着たコート!

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大統領となれば、この方を出さなければなりません、ケネディ大統領

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他にも、小林寿太郎のフロックコートやベスト、
ルーズベルト大統領のケープ、
創業者"ヘンリー・サンズ・ブルックス"のグラスや、オーダー書などなど興味ある
品々が展示されていました、いってらっしゃ~~~い

Egypt Station

Written by 慶伊 道彦October 08,2018

"エジプト・ステーション"  ポール・マッカートニー

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ポール自信が描いたアルバム表紙がまず素敵です。
5年ぶりのニューリリースされたアルバムがいい! 1曲目から、ポールらしい流れ。
ピアノのイントロから始まるポール・バラード!!!

とにかくカッコよかったので、久々にロックの話(といっても、素人の眼)

ジャック・ホワイト

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元、"ザ・ホワイト・ストライプ" の、作詞作曲リードボーカル、ギタリスト
当時、ギターとドラムによるデュオでロックンロール・リバイバルと呼ばれる。

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ソロ3作目のアルバムを聴く。"Boarding Horse Reach"

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これまでにこだわってきたアナログレコーディングではなく、コンピューターも使い
新しいロックンロールの世界に挑戦!ヒップホップやR&Bの要素を取り入れているので、
僕としては、80年代にこの手をガンガン聴いていたので、意外とスムーズに入れました。

これまでは、カントリーやブルースなどのルーツに忠実な演奏でしたが、一転!
ロックンロールを挑発する問題作となる。

14才の頃に持っていた機材を使ってアルバムと作るというコンセプトを思いつく。
アパートで、口ずさみ、それをテープに録音、そして楽器で足していくやり方。
本人語る "パンクもヒップホップもロックンロールもつめこんで2018年のタイムカプセル
のようなアルバムにしたかった"

勿論、ルーツがルーツなので、土の匂いは存分に発揮され、知的なアルバムとなっています。
この手のロックを、モダンロックと呼ぶ(らしい)

若手、ロックグループを、もう一組!紹介します。

The Strypes  /  ザ・ストライプス

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2011年、アイルランド・キャバンで、デビュー!
10代半ばから、アイルランド中でガレージ・バンドとして腕を磨く。
50~60年代のR&Bなどと出会いモノにしていくのは、ビートルズなどに通じる。
小気味いい若さが、うらやましいですが、こういうのも、年に1枚位は聴かないとネ!
平均年令20才の超若手ロックグループ。17年に新アルバム(3作目)を発表。

"SPITTING IMAGE"

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エルビス・コステロやパブ・ロックに影響を受けたと語るが、さらにニューウェーブ
も消化、あらゆる音楽を吸収して、今後ポストパンクの名称を受けるのか?
実際、アルバム写真などを見る限りでは、ビートルズの影響が大きいかな?と
思えるが、ビジュアルと音楽の中身は違うと、本人たちは語る。
ウールスーツをきて歌ったり、とに角オシャレには気を使う面々だから、期待したいです。

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(写真は全て引用写真です)

PICCOLLI

Written by 慶伊 道彦October 01,2018

ミッシェル・ピコリ

60年代を代表するフランスの俳優、
ゴダール映画で、カッコいいスタイルを見せてくれました。
はげ頭をさらけだす男の香りをプンプン発散し魅了しました。

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ゴダール監督、ブリジット・バルドーとの映画 "軽蔑"

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ゴダールとは、他にも、ドキュメンタリー映画などで、見せてくれます。

ジャック・ドゥミ監督のミュージカル映画 "ロシュフォールの恋人たち"
ここでは、ギンガムチェックシャツで見せてくれます。
この映画、カラー時代をタップリと楽しめます。

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ルイス・ブニュエル監督 "昼顔" カトリーヌ・ドヌーブ主演、

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他にも、テオ・アンゲロプロス監督の "エレニの帰郷" や
レオス・カラックス監督の "オーリーモーターズ" など、名監督に認められています。
自身でも、映画監督をやっていますし、晩年まで俳優として活動しました。
僕の印象は、とに角、男の匂いが感じられるスタイリッシュな男優です。

晩年のある映画祭での写真、おしゃれなコートを着ています。
今年、この感覚のコートがカンバックしてきました。

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(写真はすべて引用写真です)

Blogger

中野 香織

エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

吉田 秀夫

”盆栽自転車” 代表

長谷川 裕也

"BOOT BLACK JAPAN" 代表

山本 祐平

”テーラーCAID” 代表

伊知地 伸夫

”FAIRFAX” TRAD部門ディレクター

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

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