Written by 慶伊 道彦December 27,2017
ANNIVERSARY EDITION
"ザ・ビートルズ『サージェント・ペパーズ』50周年特別版はここを聴くべし"
rockin'on ブログより、抜粋しました。
今年、いろいろと買いましたCDより、特に気に入ったアルバムがコレ!
勿論、66年の発売ですから、大昔のアルバムのリミックスバージョンなのですが、
これが、他の普通のリミックス物とは、大違いなのです。説明が難しいので
プロの見解を載せました。(僕の技量では、とてもとても、、、汗)
===ザ・ビートルズ『サージェント・ペパーズ』50周年特別版はここを聴くべし
ザ・ビートルズのみならずロックの歴史上最も重要な作品のひとつともいわれる
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』
のリリース50周年を記念するリミックス・バージョン。
リリースのフォーマットによってボーナス音源はさまざまだが、
通常盤では本編のリミックスのほかに収録曲のテイク違いの音源などが収録されている。
本編のリミックスは要するに現代の技術でマスター音源をすべて分解し、
あらためてリミックスするという手法で制作したもので、
もちろん、当のザ・ビートルズが意図していた音像ではない。
ただ、ザ・ビートルズはこの時期まで4トラックだけで無数のダビングを行っていたので
相当に不自然な音の作りにもなっていて、
アップル・コアでは定期的にこうしたリミックス企画を行ってきている。
今現在「ザ・ビートルズがこういうレコーディングを行ったらどういうミックスを
ほどこした作品として仕上がっただろうか」
という趣旨の元リミックスを行い、あらためてザ・ビートルズというバンドの作曲と
パフォーマンスのすごさをみせつける内容になっている。
ただ、"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"などのトラックの観客のざわめきなどで
醸し出されるある特殊な空気感によって、このアルバムの楽曲がすべてまとめられていて、
それがこのアルバムの奇跡的なところでもあったのだ。
幼かった頃はこの靄がかかったような感じがうざったらしくて、
なんでもっとクリアーな音として作らなかったのだろうと不思議でならなかったが、
その後わかってきたのはこのアルバムをサイケ・ロックの史上最高傑作のひとつとしているのは
まさにこの靄のかかったような感じの音なのだ。===
といった感じで、述べられているわけですが、要は、クリアな音にリミックスする事で
より、楽曲の素晴らしさ、パフォーマンスの素晴らしさを感じとれるアルバムになっています。
是非、大昔に聴いていた方も、初めて聴く方も、年末年始、トライしてください。
再発見!間違いなし (写真は、引用写真です)
半年、お付き合いいただきありがとうございました。
恒例の忘年会写真は、インスタに載せてますので、カットしました。
来年は、2月からスタート予定です。是非!
良いお正月を!!!
Written by 慶伊 道彦December 18,2017
ミラノビジネスマンの強い味方!"BOGGI"
ミラノやフィレンツェに数店舗構え、手ごろな値段で、おしゃれなスタンダード
スタイルを追求!やはり、数年ぶりに訪問すると、他のショップは陰りがあっても
ここは、健在ぶりを感じさせます。僕は、そんなオーソドックスな服が好きです。
年に2回?発行している、ショップのカタログから、まずは今季の男服の流れを!
黒の提案は、非常に珍しいです。なぜなら、イタリアのスタンダードは、
ネイビーが常の主役。黒は、意外にも嫌われる色ではないかと思うからです。
もっともアルマーニに代表されるモード系の人たちは、黒好きですが、、、
ところが、今季は、黒から始まってグレーにまで、モノトーンの服にモノトーンの
シャツ、タイを合わせます。
シャツは、今季トレンドのミニチェック、タイはプリント柄が目新しいところ。
勿論、先週お話しした"BLACK TIE"も、組み合わせに重要です。
上記の写真のように、ミニマムに色を抑えても、しっかりとトレンド色をだせるという
ことが、おわかりいただけるでしょうか。
年末、年始の、"晴れ"シーン"では、是非ともここを押さえてください。
気分は、基本の"き"
Written by 慶伊 道彦December 11,2017
ブラックタイ!
冠婚葬祭に欠かせない、黒のネクタイ!
実は、密かにおしゃれさんの間では、黒タイをするのが、トレンド通とか。
僕そのものは、20歳から、ズ~~ット黒のニットタイ派!ですから、意外と
なんで今更??と、生意気なドヤ顔ですが、モードにうるさい方々が黒タイを結んで
いるのを、街で見かけると、やはりうれしくなってしまいます。
銀幕の世界では、60年代前半までは、白黒映画の時代でしたから、黒のネクタイが
胸元に締りを与えてくれるので、スターは、必ずといっていいほど、黒タイでした。
最近までは色を合わせるのが、お洒落さんでした。(勿論、今でもそれは
多くのダンディの主流ですが、、、)
例えば、グレー系ですと、グレー系や茶系のネクタイをする。茶系ですと、
茶系や紺系のネクタイ(パンツ)を組み合わせる、といったように。
新しい色合わせとして、茶系のスーツであっても、黒のネクタイでしっかり
Vゾーンを引き締める感覚。(グレー系では、勿論)
こうなる背景には、古いエレガントな時代への回帰!が、挙げられます。
色合わせをするようになったのは、誤解を恐れずに言うならば、70年代からです。
60年代は、茶のジャケットには、黒のパンツを穿いたほうがカッコよかったのを
覚えています。その後、ライトカラーを合わせたり、同系色を合わせたりと変わりますが。
今後、黒が重要な色になってくることは、間違いないところです。
あとは、黒の使い方になるでしょうか。
(お洒落イタリヤン!エポさんも、この通り)
(写真は、全て引用写真です)
全身黒の、DC時代のドアマンスタイルだけは、復活してほしくはないですが、、、
それは、別ジャンルとしてすでに健在!市民権を得ていますから。
Written by 慶伊 道彦December 04,2017
Written by 慶伊 道彦November 27,2017
Written by 慶伊 道彦November 20,2017
レジメンタルタイのお話
ご存じのように、レジメンタルタイとは、英国連隊の所属クラブタイ、および
アメリカでのIVYリーグ校のカレッジタイ、として一般に定着しています。
勿論、今日では、英国スタイル、IVYルックの決め手として活用されています。
背景上、ブレザースタイルに、登場することが、今までは多かったのですが、
今回、紹介するのは、スーツinレジメンタルタイ!
スーツに、レジメンタイタイをするのが、トレンドですよ~って、話です。
本来は、ややカジュアル感のあるドレスアップに必ず着用されてましたが、
少しだけ崩した表現をしたいと思ったイタリヤオヤジが、スーツスタイルに
レジメンタイタイを取り入れられてから、ブームになりつつあります。
僕などは、いつもニットタイかレジメンなので
今更なのですが、やはり親しみをおぼえるというか、好ましいスタイルですね。
下記の写真のように、イタリアンですと、手巻きの裏無しで、仕立てるのが特徴です。
手仕事っぽいのを好むイタリアンです。(VIOLA MILANO インスタより)
パターンは、このように大きなピッチのクラッシクなストライプが特徴
カラーも、プレッピー風ではなく、あくまでイタリアン好みの渋さがポイント
(全て、引用写真です)
今後、パターンのバリエーション化やカラーの変化で、ますますレジメンタイタイが
ドレスアップに、欠かせなくなるでしょう!
因みに、レジメンタイタイは、レップ組織(ツヅレ織)でなくてはいけません。
今秋、フランネルスーツやツィードジャケットのドレスダウンに是非!お勧め
Written by 慶伊 道彦November 13,2017
キャンベル・バー / セントラルステーション内
なんとまあ~ もの凄いBARがNYにあったものです。
NY知ったかぶりの僕もここは、知りませんでした。魔宮に入り込んだようです。
最近、映画"ゴシップガール"の撮影に浮気現場として使われたようですが、
映画は見ていたのですが、知りませんでした。
雑誌で知り、とにかく行ってみるべ~~と、軽くくくっていましたが、どっこい!?
セントラルステーション内のどこにあるのやら??? 結局、忙しい駅員さんに
3度も尋ねる始末、エレベータまで案内していただき(恐縮)確か、4階に上がる。
そこは、テニススクールがあり、またまたそこで、お世話になる始末、、、
結局、狭い入口階段を上ると、CAFEかBARかといった感じの広い空間。
おや?と思ったら、またまた更に上だと、案内される。
いや~~~たまげた空間のBARがありました。デコ文化!満載ってかんじの。
ビジネスマンで満員でしたが、運よく一つテーブルが空いていたので、ラッキー!
NY黄金期、鉄道のお偉いさんでもあった、John Williams Campbell さんの
何と!プライベート・オフィスだったとか。その空間をいじらずそのままに生かし
キャンベル・バーとして生まれ変わらせたBARです。
僕には、この様式が、どういうものなのかは説明できませんが、アメリカ黄金時代の
スケールの大きさに驚きました。
(写真は、全て引用写真です)
NY通を語るあなたに、是非!一度訪れてほしいBARです。
(日本のWEBでは、閉店となっていましたが、入口も違うし?写真は同じものも?)
とに角、行く前に確認したほうがいいでしょうか。212-297-1923
Written by 慶伊 道彦November 06,2017
Jean-Pierre Melville / ジャン=ピエール・メルヴィル
フランス映画、フィルムノワール/暗黒映画の美
生誕100年ということで、東京国立近代美術館フィルムセンターで開催中!
同時に、記念して、角川シネマ新宿やアンスティチュ・フランセ東京で限定上映
展示は、古いポスターとスティール写真だけという簡素な展示ですが、むしろ
そのそぎ落とした展示空間でメルヴィルの世界をより感じることができました。
(幸いというか、僕一人でしたし、、、)
以下、展示内容イコールある意味、製作映画の紹介となります。
海の沈黙(49)、恐るべき子供たち(50)、#これは友人でもあるジャンコクトー原作#
この手紙を読むときには(53)、賭博師ボブ(56)、マンハッタンの二人の男(59)、
モラン神父(61)、いぬ(62)、#JPベルモンドを起用した二つの映画、"勝手にしやがれ"で、
メジャーになったベルモンドは、当初、神父役が自分の役ではないと思いオファを蹴ったが、
メルヴィルは、カンヌまで神父の衣装を持参しトライ!(なんと、ピッタリはまったとか?!)
次作品"いぬ"では、神父役とは逆に持ち前の危ない男を演じて、さらに評価を高める#
フェルショー家の長男(63)、ギャング(66)、サムライ(67)、影の軍隊(69)、
仁義(70)、#この3作には、メルヴィルの真骨頂を感じられる。ドロンの"サムライ"は、
僕の愛読書風映画ですし、"影の軍隊"のリノ・ヴェンチュラを取り巻く役者たちの素敵なことったら。
そして、最後に、リスボン特急(72)、
ハリウッドギャング映画に影響を受けましたが、自由闊達な製作手法と独特な美学、作風でもって
刑事とギャングの秘密めいた儀式を演出する。
その斬新なフィルムノワール手法は、クエンティン・タランティーノはじめ多くの監督に、影響を与える。
僕からのメッセイジは、ここまでとして
Le Cercle Roage というブログがまた、凄い!実にメルヴィルを愛している方です。
ですから、僕が語るよりは、皆さんにメルヴィルのカッコよさをお伝えできるかと思い
一部を勝手にそっくりコピーしました。(ご了承ください)
以下======
彼の映画は主に暗黒街が舞台で、それも夜、雨、鏡、トレンチコート、ソフト帽、酒、タバコ、ナイトクラブ
踊り子などが重要なモチーフとして登場しますが、その作品に一貫して流れるテーマを挙げるならば、
"男の友情と裏切り"ということになりましょうか。
中略
彼の作品中で、ときに登場人物は友情を取るか裏切るかの選択を迫られます。
中略
また、メルヴィルの映画は、極めてセリフが少ないことでも知られています。
いわば、言葉で語らず映像で語る。
男たちも、男と女も、ちょっとしたアイコンタクトだけで意志を通じ合わせます。
一つだけ例を挙げるとすれば、仁義でアラン・ドロンと、ジャン・マリア・ヴォロンテが知り合う場面。
逃亡犯であるヴォロンテが、結果的に逃亡を助けることになったドロンに「俺が平気なのか?」と聞く。
その言葉にドロンは答えず、無言でタバコとライターをヴォロンテに投げて渡す。
逃亡中でタバコに飢えていたヴォロンテは、美味そうにタバコを吸い、ライターをドロンに投げ返す・・・
たったそれだけのやり取りの中で、お互いを認め合う・・・いわば仁義の契りを交わすわけです。
メルヴィル美学とも言いたい名場面の一つで、ファンとすればこれだけでもう痺れてしまいます。
また、ドロンのライターの受け取り方が最高にカッコ良いんですよね!!!
======以上 (Le Cercle Rouge より)
このような痺れる内容がブログ内に満載!!!いや~~好きにも上がいるものですと、納得。
是非、ブログに訪れてみてください。
(この写真のみ、引用しました)
Written by 慶伊 道彦October 30,2017
Written by 慶伊 道彦October 23,2017