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慶伊 道彦

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

1976年、青山にてネクタイブランド"FAIRFAX"を創業。
東京発"ボールドトラディショナル"を切り口にし、現在では、ドレスシャツも手がける。フェアファクスという社名は、当時ワシントンにあった、フェアファクスホテルからインスパイア、小さくても知性、品格、歴史の感じられるブランドを目指す。

Jonny Greenwood

Written by 慶伊 道彦June 18,2018

ジョニー・グリーンウッド

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"レディオ・ヘッド" リードギター、シンセサイザー、ヴァイオリン、、を
こなすマルチプレーヤー。最近は、独り立ち、映画音楽を任されることが多い。

"ビューティフル・ディ" 
原題は、"You were Never Realy Here"  哲学的な題名ですが、さすが邦画の題名。
個性派 ホアキン・フェニックス主演のノワール映画。カンヌで主演男優賞を獲得!
ホアキンフェニックスの演技の凄さは、かた時もスクリーンから目を離させません。
それと同じくらいの衝撃を受けたのが、サントラ音楽です。
ジョニーの組み立てるサウンドが頭に反響し、しびれます。最後まで席を立たなかった
のは、久々でした。(スターウォーズも最後まで席をたちませんが、ちょっと違う意味)
そういう意味では、DVDでなく映画館でみるべき映画でしょうか。

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この映画の監督 "ポール・トーマス・アンダーソン" は、この映画を含めて
4回もジョニーを起用しました。
"ゼア・ウイル・ブラッド" "ザ・マスター" "ファントム・スレッド"
どの映画も、素敵な出来栄えでしたが、僕は、サントラが、ジョニーとは
これまで知りませんでした。音楽素人の僕ちゃんが、衝撃を受けるくらいのサウンドを
"ビューティフル・ディ" で受けたわけです。

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なんと、"ノルウエイの森" の音楽も担当しいるのですが、僕は、この映画は見ていません

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"レディオ・ヘッド" に、ついても簡単に語らせてください。

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92年に、イギリスでデビューしたトム・ヨークを中心にした4人組のロックグループ
なんと、意外にもお家がいいとこ出か、オックスフォードのパブリックスクール出
なのです。ですから、ロックグループですが、目指していたのは、REM、ソニックユース
などのカッレジロック(そんな言葉があるとは思いませんが、大学祭出っぽいと)を
フューチャー、シンセ、ニューウエーブ、コステロ、ポールウエーラー、、に影響を
受けたとされる。(聞きかじりですが、、、)
一応、学問的には、ポストパンクの範疇にはいるかと。

'97  " OK Computer "
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'00  " Kid A "
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'07  " In Rainbows "
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この三枚のアルバムが、ベスト盤 (僕の購入したアルバムということで、、、)
(写真は、全て引用写真です)

Spaghetti Western

Written by 慶伊 道彦June 11,2018

"The Great Silence"
"殺しが静かにやって来る"

監督は、マカロニウエスタンの初期からの監督 "セルジオ・コルブッチ"
音楽は、マカロニウエスタンにはかかせない、エンニオ・モリコーネ
皆さんは、"夕陽のガンマン"シリーズをおもいだすでしょうね。

この春のニューヨークで見た唯一の映画ですが、見た理由は、NYタイムズの記事。
この映画は、あまりの暴力描写のため50年間、上映禁止されていたとのこと。
ようやく、アメリカでは、日の目を見たわけです。
(日本では、すでに上映されていたのだが、僕は見ていません)

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主人公は、幼い時に喉を裂かれたため、話すことはできません。つまりセリフなし!
その役を、なんとなんと!あのジャン=ルイ・トランティニャンが演じます。
"男と女" "暗殺の森" などとは、全然違い、当初、誰だかわからなかったです。
相手役も曲者 クラウス・キンスキー、ナターシャ・キンスキーの父親で、かつ
狂信的なオカルト役で人気。"夕日のガンマン" "群盗荒野を行く" など
マカロニウエスタン映画の悪役には欠かせない役者でした。

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クラウス・キンスキーが、珍しく主役をはった映画です。
いや~~これも、渋いマカロニでんな~~

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ラストが、あまりにも衝撃的なため、ハッピーエンドバージョンもあるとかいう
いわくつき映画。若いころ、一時、マカロニウエスタンにはまったことが、ありましたが
この手の、映画は見ていませんでした。マニア仕様といってもいいんでしょうね。
当時は、ジュリアーノジェンマなど、娯楽作品だけ見ていました。この手の、
やや社会派のウエスタンは、イタリア独自の感覚なのでしょうか。
あわてて、帰国後、それっぽい映画を、数本借りてみましたが、しかし、いいですね~

本家アメリカのウエスタン映画は、いわば戦後の国策の意味もあり(ジョンウェイン等)
白人対インディアンの戦いの構図でしたが、マカロニは、やんちゃな白人対あくどい
白人の構図、いわば同士討ち? インディアンは、脇役にすぎません。
マカロニのほうが、時代を50年先取りしていたということなんでしょうか。

皆さんも、マカロニウエスタン、いや!スパゲッティウエスタンをみませんか!

Tracy Thorn

Written by 慶伊 道彦June 04,2018

トレイシー・ソーン

80年代、ベン・ワットとコンビを組んだ "エブリシング・バット・ガール" 
しゃれたサウンドが、僕らを楽しませてくれました。
その後、彼らは結婚して解散。それぞれの音楽の道を進む。
どちらもいいんですよね~~おしゃれを感じます。(音楽にこんな言い方はないのかな)
ベン・ワットは、元 "ノースマリンドラブ" ですから、そのメランコリックな
サウンドは、証明付き!

大ヒット作 "EDEN"

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この三枚の写真で、ロンドン服装文化の変遷がわかります
というか、年令と共に!といったほうがいいかな?

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トレーシー・ソーンは、情景豊かに、英国伝統的な香りを、80'sサウンドに
からめ、メローに歌い語るのが、僕にはピッタリとはまりました。

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昨年秋に、発売された新アルバム "RECORD"

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今回、8年ぶりのスタジオ・アルバムを出したので、早速聴いてみました。
なんと、結構アップテンポなサウンドで、別の歌手の歌う80年代を彷彿!
語りがけな歌い方は、同じなのですが、バックにシンセポップ風サウンドが入り!
ユーリズミックス?なんてまでは思いませんが、結構、ダンスシーンも浮かぶ。
でも、それはそれで、当時を懐かしむ気分を、トレイシーも持ってはるん!と、共感。
昭和ですね~~


KNIT TIE

Written by 慶伊 道彦May 28,2018

ニットタイ

なにか毎年、この時期には"ニットタイ"の話をしているような気がしますが、
なにせこち亀、50年以上も、ニットタイに使っていますゆえ、お許しを!

これから迎える、蒸し暑い夏!ニットタイの活躍の場です。
こんなことを言うと、夏は、"クールビズ"だぜよ~と、田舎くさいセリフを吐く方が
多いと思いますが、このブログを読むくらいの方は、"そうでっせ"!!!と
言っていただけるものと確信。

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(J.PRESS  NY  スタッフと、全員ニットタイ)

だいたいにおいて"ニットタイ"は、夏のものではありやせん、僕てゃんなんかは、
冬でも着用、実に50年以上。夏にコットンとか冬にウールとかいう、うざったい
ご意見にも耳を貸さず、ひたすらシルク鹿の子編みニットタイ。この編み方は、
実にプレーンな表情をしていて、IVYな雰囲気を作りやすいのです。チープシック!

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ニットタイが如何にジェントルマンの証であるかという証明があります。それは、
お洒落に興味のある女性でも、あまりニットタイというものを知らないからです。
アッ!"組みひもタイ"  (業界人女性は、宇宙人ですから、べつですが、、、)
これは、ニットタイが男に許された大切な持ち物である証明と言えるでは? 

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(ハリウッドスターIVY LOOK より)

今年は、恒例の黒一辺倒ではなく、久々にカラーにもトライ!
グリーン、ピンク、イエロー、オレンジ、、、楽しみたいです。
とかくカジュアルが過ぎるこれからの時期、皆さんも是非!

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Kazuo Miyagawa

Written by 慶伊 道彦May 21,2018

宮川一夫 / 映画撮影技師

昭和の日本映画を支えてきた撮影監督、黒沢映画には欠かせない相棒。
あの勝新にしても、5人の挨拶しにいく大御所の一人にあたるとか。
曰く、日本の水墨画を感じさせるカメラワーク!
"ねずみ色"にこだわり、陰影のつけ方が素晴らしい! (賞賛)

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生誕110年記念で、ニューヨークでイベントが開催されました。
4月でしたから、残念ながら僕の帰国の後の開催でしたが、海外でも認知度が
すごいということの証明ですね。
MOMA,FILMFORRUM,での上映です。
以下、パンフレットに沿いながら順次、写真をアップしますので、
NYに行った気分で。この後、作品をDVDで見ていただきたいです。

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Floating Weeds  "浮草" 監督/小津安二郎  1959
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Rashomon  "羅生門"  監督/黒澤明 1950
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The Rickshaw Man  "無法松の一生"  監督/稲垣浩 1943
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A Certain Killer  "ある殺し屋"  監督/森一生 1967
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Zatouichi and the Chest of Gold  "座頭市千両首" 監督/池広一夫 1964
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Tokyo Olympiad  "東京オリンピック"  監督/市川崑 1965
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The Devil's Temple  "鬼の棲む館"  監督/三隅研次 1967
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The Spider Tatooo  "刺青"  監督/増村保造 1966
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Street of Shame  "赤線地帯"  監督/溝口健二 1956
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Odd Obsession  "鍵"  監督/市川崑 1959
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Ballard of Orin  "はなれ瞽女おりん"  監督/篠田正浩 1977

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と、NYでの記念上映は以上なのですが、やはりこの二本をピックアップ
しておかなくては、気がすみません、僕のですが、、、
Yojimbo  "用心棒" 黒澤明監督の最高娯楽傑作 1961
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そして、この映画!昭和の宝
Ugetsumonogatari  "雨月物語"  監督/溝口健二 1953
この世ではない様を、宮川一夫は、いくたの"ねずみ色"を駆使して印象的に表現!
世界をアッといわせしめました。
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(写真は、全て引用写真です)
手がけた作品は全て素敵な映像ですが、出しきれぬゆえ上記のみのポスター掲載

Les Liaisons Dangereuses

Written by 慶伊 道彦May 14,2018

"危険な関係"

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監督:ロジェー・ヴァディム
主演:ジャンヌ・モロー、ジェラール・フリップ
音楽:セロニアス・モンク、アート・ブレーキー&ジャズ・メッセンジャーズ

これだけでも、なんて刺激的な映画なんだ!と、伺えますね。

今回、ジャン・モロー追悼記念として、4Kデジタル・リマスター版でよみがえる。
モノクローム映像が光と影のコントラストを見事に映し、スタイリッシュな映画として
まったく新しい映画ではないかと、錯覚するくらい素敵な映画になっていました。

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監督、ロジェー・ヴァディム
僕は、この方で監督業のお得感に目覚めました。(こちとら、そんな才能はないのですが)
とに角、起用した女優は必ずものにし、また大スターに育て上げる。(そこもスゴイ)
ブリジット・バルドー、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジェーン・フォンダ、、、しかり

この映画でも、アネット・ヴァディムを素敵な人妻役で起用。(実際、実に魅力的)
やれやれ~~~でんな~~~

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主演、ジャンヌ・モローのことは、"雨のしのび逢い"で、語りましたので、
ここは、これが遺作となった天下の美男子ジェーラール・フィリップを取り上げ。
この今の時代では、浮いてしまうくらい整った顔が、モノクロームの陰影にはまり
退廃的な富豪役がピタリ!意外とスキーが上手で、滑走シーンもおまけ付き。
人妻との本気になるラブシーンも、すてき!(ヴァディムの奥さん)
"肉体の悪魔" "モンパルナスの灯" と並ぶ代表作となるが、36歳での死が惜しい。

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音楽、これがまた全編炸裂状態!!!マックスな興奮を味わいました。
セロニアス・モンクのピアノ、当時絶好調なアート・ブレーキーの叩き付けるドラム!
モダンジャズ!フランス人がジャズをすきな理由がここに見られる。

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共演者も、またスゴイ面子。
ジャン=ルイ・トランティニャンがまだまだあおちょっろい青年役で。
また、あの時代を代表する作家"ボリス・ヴィアン"も出演しました。

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インモラルということで、当時上映禁止になった映画ですが、
これだけの映画を、今、楽しみことができたのは、新しい技術のお陰ですかね。デジタル
という。勿論、この世が、映画以上に不道徳になった証でも、、、?(一部、引用写真です)


The Office Bar

Written by 慶伊 道彦May 07,2018

"The Office"  Bar in Mandarin Oriental Hotel

ニューヨークはコロンバス・サークル近くのホテル、マンダリンホテル。
その何階?とにかく摩天楼を一望できるCAFEとBARがあるということで、
いささか僕の最近の趣味とは違いますが、まずは一度はいってみるべえ~と。

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さすがの香港っぽいデコがゴージャスでんな~ 久々です、こういったところは。
でも、CAFEは、開放的でいいですね、土曜日の5時頃でしたのでお客様で
一杯でしたが、スペースがゆったりしているので、気分的に上々!
窓から、セントラクパークとその先の景色を堪能。

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その後、17時からオープンのBARスペースに移り、カクテルをいただきました。

写真のごとく、ゴージャスなインテリア、店員(なんていうのかな?かれらのことは)
ちょっと、生意気ぶっていい感じではないぞっと。(見くびってるというか、、、)
内装とメニューでビビらないように、唾をのみこみ、平然とスタート。

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メニューは、ソファーと同じく皮表紙、いかにも高いでっせ!と、警戒させる

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この一杯いくらのメニュー!!!なんだなんだ!? 桁、間違ってないかね
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ギムレットを飲んだのですが、さすがのグラスでした
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ブルックリンのストアーで働いている野郎とのデートでしたが、彼も、さすがにモジモジ、
90年代までは、こんな雰囲気も好きでしたし、勉強にもなったので、よく行きましたが、
ここ20年ばかりは、昭和ボケに入っていますし、その方が面白いですね。チャンチャン!

"The Only Living Boy in New York"

Written by 慶伊 道彦May 01,2018

"さよなら、僕のマンハッタン"

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先々週から、公開されたニューヨークを舞台にした青春映画です。
その週末、横殴りの嵐の中、銀座丸の内ピカデリーまで観に行ってみました。
そんな天候ですから、銀座とはいえガラガラのガラ! しかし、この種の映画を
なぜ銀座の映画館が上映権を獲得したのかな?と、まず、思いましたね。
ほっとけ!と言われるでしょうが、あまりにぴ~~んとこないので。佳作ですからね~

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内容は、ダスティ・ホフマンの "卒業" を、彷彿させる、青年が年上の女性に恋をして
翻弄され、しだいに成長していく、なんでもないストーリーなのですが、なぜか爽やか!
"卒業"では、人妻役のアン・バンクロフトが、非常に魅力的で、すっかりその気に
させられましたが、今回のキャリアウーマン役のケイト・ベッキンセールは、もちろん
美人ではあるのですが、比較としてはちょっと、僕的に物足らなかったですね。

それはそれとして、観に行った理由は、ニューヨークのシーンを見たかったからです。
まずまずの場所やお店が登場!なるほどなるほどアマゾン配給映画っぽいかな。
セントラルパーク、ブルックリンミュージアム、Argosy Book Store,Cafe Select,
Jane Hotel, Brooklyn Inn, , ,グランドステーションのオイスターバーまで登場!
ニューヨークの空気感みたいなものを、上手く捕らえていましたし、撮影も
NYの陰影をしっかりと表現していました。
しかし、なんで本題が、" in New York " なのに、"マンハッタン"なのでしょうか?
実際、ブルックリンが多くのシーンで使われていますし、ニューヨークが正解かと?!

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音楽もいいんです。サイモン&ガーファンクルを中心としたフォークな曲がガンガン。
ビル・エバンズ、ハービー・ハンコック、チャーリー・ミンガス、ルー・リード
ボブ・デュラン、、ほっこりしますね。

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Bridge Over Troubled Water
"The Only Living Boy in New York"

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(引用写真です)
サイモン&ガーファンクル、最新盤購入して、聴いています

LIFE HOTEL

Written by 慶伊 道彦April 23,2018

LIFE HOTEL 
ライフホテル ノマド

5av.31St.から少し入ったところに、
雑誌 "LIFE" の会社のあった古い建物を、ホテルとしてリノベート。
ちょっと、時間ができたのと、帽子店 "STETSON" が、近くにあるので散歩がてら兼て。
この界隈は、特に観光地っぽいものもないので、落ち着いたエリアです。
もっとも、トレンド色もゼロで、その方を期待する人にはうけないでしょう。

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雑誌ライフは、60年代が全盛で、72年に休刊となる。
写真を報道の中心ととらえて、ここにスカウトされると、カメラマンは一流の道を
進むこと間違いなしと、いわれるくらい有名な雑誌でした。
ロバート・キャパやユージン・スミスなど、有名どころがごろごろと。
僕もビンテージで、数冊もっていますが、写真がライフスタイルといわれるくらい
素晴らしくかつ個性的で素敵でした。

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入口を入って、すぐの左側にBARがあります。夜は、賑やかなんでしょうね。
当時のカメラマンたちに、会えるんでは???

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客室に行くためのエレベーター
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入口右側が、レストランです。僕は、朝食がわりに訪れたので、
大好きなアボカドトーストとコーヒーをオーダー。

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(一部、ホームページより引用しました)

この界隈は、東京でいうところの、神保町ってかんじかな?アップタウンの持つ
キラキラ感もなく、さりとてダウンタウンのトレンド感もなく、普通って感じが
僕には、はまりますね~

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Metrograph

Written by 慶伊 道彦April 16,2018

METROGRAPH  /  Orchard St.  NYC

一昨年、NYの中華街に、突然現れた現代的な映画館。
上映映画、時間とマッチしなかったので、今回は映画はみないで、CAFEのみの利用。
200席前後の小さな映画館。ここのデザインは、アレキサンダー・オルチ。
ネクタイのデザイナーでもありますが、元々は、映画監督。確か、ハーバード出?
外見からもわかるように、すごく素敵な、いまどきなかなか手に入らない玉手箱。

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現在の外観は、やや変わり、以下の写真のようになっています。

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チケット売り場は、入ってすぐの一階。お昼にもかかわらず、ファンが大勢いました。
(アメリカの映画館は、だいだいは、午後からのスタートなので、お昼はガラガラが普通)
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2階のCAFEレストランスペース。スッキリとスマートです。
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こんな可愛い女性に声をかけ、写真!
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(写真は、一部、メトログラフホームページからの引用です)
NYだけではないでしょうが、映画ファンがみたい映画館があるのも、文化要素ですね。

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明治大学特任教授

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