MONIKA Z
December 08,2014
"ストックホルムでワルツを" / "MONIKA Z"
ここのところ、JAZZが快調である。大人の復権とまではいかないにしろ、
昭和を感じる人は、世界中にいるようですね。
村上春樹の音楽エッセイ本もJAZZに関するウンチク話で楽しませてくれたり、
なんとなく、JAZZは、アカデミックな香りもありますしね。(賢く見える)
僕は、JAZZには詳しくはないが、それでも秋口はなんとなくJAZZも聴きます。
最近の話では、レディガガが、エンターテイメントの大御所 "トニーベネット"と共作をして
話題になっていますが、これも、大人のJAZZ音楽が根強いことを裏付けますかね。
さて、映画 "ストックホルムでワルツを" の話。
61年、モダンジャズが全盛期の頃、マイルスディビス、ビルエバンズ、ビリーホリディ、
エラフィッツジェラルド、バドパウエル、、、多くのJAZZミュージシャンが人気でした。
みちのくの日本でも、JAZZ喫茶なるものが大流行。
田舎者の僕でさえたまに行ったくらいですから、どれほどの人気だったか!
その時代、はるか遠いスウェーデンの片田舎で電話交換手をしながら、ジャズクラブの歌手を。
モニカ ゼタールンド
持ち前の美貌とセンス、そして母国語でJAZZを歌い、大人気に!
ついには、ビル エバンスとの共演を果たす!
"ワルツ フォー デビー" は、ビルエバンスの名曲です。
映画は、その彼女の60年代の頃の物語です。
主演の、エッダ マグナソン、本国でもモニカにそっくりと話題になりましたが、
とにかく、きれいで歌もうまい!(60年代の美貌といっていいかな)
因みに、12月21日にブルーノートに来るらしいのですが、僕は残念ながら行けません。
映画も、60年代の北欧ファッションやインテリアが満載!素敵な映画でした。
また、脇役のベース奏者(ストォーレオーケルベリ役)がいいんですよね。
じっと、モニカを見守る温かい眼差し。服装スタイルもそれに合わせたかのように、
チェックのツイードジャケットに黒のニットタイ。北欧風TRADスタイルでした。
毎度、衣装の代わるモニカに対して、めったに服装のかわらない男、渋くていいですね。
健さん!も、ヘリンボーンのハリスツィードジャケットとステンカラーコートを着っぱなし!
いい男とは、こういうものなのでしょうか。
(UUuuu~~n)
(60's Fashion)
(すべて、引用写真です)
この映画、スウェーデン最大の映画賞を独占!
JAZZファンは、もちろん、北欧スタイルが好きな方、スケベな方、 是非!