Written by 慶伊 道彦May 19,2008
Written by 慶伊 道彦May 13,2008
IVY感満載!
バミューダショーツ+ネクタイ
パーカー+ネクタイ
カラーピン+ニットタイ
クレージーマドラスのショーツ、シャツ、タイ
クルブシ出しのロールアップパンツ
Written by 慶伊 道彦May 12,2008
ロンドンのブルックスブラザーズをのぞいた時、古参の店員さんに声を掛けられました。〝Good〝 誉められたのかなぁ?と振り返ると、その店員さん曰く〝僕がスコッ トランド出身だから、その柄のパンツを見るのはうれしいんですよ〝!!!なんとなんと。
今日はそこからの話になりますが。
ロンドンという街は、もちろんジェントリーな紳士の街ではあるのですが、意外に街で見かける男性のスタイルは、ほんまに〝ケッタイ〝な派手派手合わせのスタイルが目立ちます。何故、僕らが思うカッコイイ、ブリティッシュトラディショナルスタイルがないのかな?といつも思っていたのですが、やっとわかりました。
ニューイングランドスタイルは、故郷英国に憧れたアメリカ東部のスタイルです。いわゆる、ニューイングランドスタイル。又、そのアメリカに憧れた日本の若者(当時)のスタイルなのです。でも現代の英国人にとっては、そのアイコンはサムライ時代のような古い感覚なのでしょうか。タータンチェックやタッターソールは、そう言った意味では民族衣装みたいなものでしょうから、現代の紳士は敬遠したいのでしょうね。(ヴィヴィアンなど、デザイナーはさかんにタータンを使い続けていますが、それらは紳士物というより、パンクからの発想ですし。)
実際、僕もおしゃれな気分でタータンのパンツにタッターソールのシャーツ、ヘリ ンボーンのジャケットを着てロンドンの街を歩いていても、自分でも同じカッコウでパリなどを歩いている時と同じような高い気分にはなれませんね。ヘタをうてば、リーゼント通りの"TAX FREE SHOP"のおみやげルックにみえます。
英国生まれのモチーフは、英国以外で使ってこそカッコイイのだ、という事がやっとわかりました。あるいは、ロンドンではパンクな気分でそのアイコンを着こなすのだという意味も。
Written by 慶伊 道彦May 01,2008
雑誌〝Numero men's〝というファッションマガジンからの話。この写真はマ ドラスシャツにマ ドラスタイを合わせていますが、実に ファンキーな感じのニューなアイビースタイルです。日本の雑誌もこのスタイルを出してはいますが・・・・・
昨年、雑誌でよく見かけた、グレンチェッ クスーツに 共地のタイを合わせるやり方と同じ方程式でしょうが、カッコイイ事はカッコイイですね。トムブラウンが一人歩きして成熟してきている感があります。
マ ドラス地は使い勝手がよくて、ジャケッ トだけでなく、シャーツ、タイ、ハッ ト、コート、パンツ・・・・色々あるので、勇気をもって取り入れてみたいですね。
しかし、この写真のボーイ君の様に、ボータイにショーツを合せるのだけはよしましょう。バック トゥザフューチャーのダンスパーティでもこんなボーイは出てきませんよね。
Written by 慶伊 道彦April 21,2008
Written by 慶伊 道彦April 14,2008
パリは土曜の夜、一人旅とはいえ面倒がらず食事に 行かなくてはいけません。今回はリニューアルを終えたホテルムーリスに。フリップスタルクがリ ニューアルのデザインを担当した事で今一番HOTな話題のホテルなので、是非TRYしておかねばと思い(彼のファンというわけではありません)、社内出張規定で(そういえば聞こえはいいでしょ?予算不足と言わず)3星ホテルまでとなっている関係上、宿泊はホテルLUMENですが、どんな5星ホテルでもロビーフロアは利用出来ます。という訳で僕は新しい話題のホテルのロビー専門顧客です。
以前に若き天才シェフ、カヤッ ク氏がしきるレス トラン〝ムーリス〝に 行っ た時は、最高の感動を味わいました。しかし今夜は残念ながら週末休という事で隣のフロアの“Bar DA L I”で食事をしました。フリップスタルクらしく(よく知らないのですが、、、)天井に驚きの宗教画ライクな絵が描かれ、ピーターグリィナウェイの映画(コックと泥棒、、、、)シーンを感じたフロアでした。食事はロビールームの料理なので、特に云う事もありませんが(写真のサラダ)、2星カヤッ ク氏がプロデュースするクラブハウスサンドウィッチがユーモアでした。
今週は、やや長くなりますが、もう一言。
僕は、パリの5星ホテルのレス トランが街のミシュランレ ストランよりも意外と好きです(旅人としてですが)。理由はホテルのレス トランは天井がすごく高く、スペースが広いです。もちろん贅沢にお金をかけていますし気分もゆったりするわけですが。なにせ広いですから、サービスマン(メンドーサ?)の歩く速さは1分間に120mです(という位速い)。キリッと背スジをのばしてビシビシ歩く姿はホレボレします。しかしよくぶつからないなぁと思いながら、当然お皿など持ってですよ。彼らはこのホテルレス トランに来ていただけるお客様は全てVIPという認識を持ってサービスに努めていますので、おなじみ客へのコビとかイチゲンさんへの冷たさなどはそれ程感じられません。ホテル宿泊者のお客様が多いでしょうから、差別のない上級のおもてなしをする必要があるのでしょう。(日本の高級ホテルではむりですが、、、)パリや京都は〝いけず〝で冷たいとよく言われていますが、しかしいざお客様ということになると別で、接客レベルは感動ものです。もちろん僕がパリに住んでいたら、街のオヤジがやっているおいしいカウンタービス トロにかよいつけているでしょうから、あくまでツーリス ト気分での話でした。
Written by 慶伊 道彦April 07,2008
最近なにかと雑誌ではボータイをしているモデル写真を見ます。スーツスタイルだけでなく、プレッピー風だけでなくストリート風でも。しかし、街では意外とあまり見かけませんね。トレンドのセレクトショップの店員さんがお店の中だけでしている感があります。
銀行マン(バンカー)がピンス トライプスーツにボータイ!となったら、街のスタイルとして根づくのでしょうか。
雑誌〝ANOTHER MAN〝で究極のボータイスタイルを見つけました。ここまでこなしたら街のスタイルとしてカッコよくとけこむだろうなぁと思いました。この雑誌はなかなかカッコイイし、良く出来た雑誌です。LADYS 雑誌がまずあって、後からの季刊誌みたいですが。
もう一つの写真の方は、何故か今流行ってきたデビッ トホックニーしかけ?のアート少年といった感じで、なかなか良いです。ついでにぶっ飛びマ ドラスボータイ君の方もあまりにおかしいコスチュームなので載せておきました。いやはや海外の雑誌は楽しい写真がありますね。
ところで、ボータイスタイルは、街に飛び出してくるのでしょうか。僕は年に1~2回しかしませんが。
Written by 慶伊 道彦March 31,2008
Written by 慶伊 道彦March 26,2008
Written by 慶伊 道彦March 17,2008
僕のスーツは全てテーラーメイドつまりビスポークです。
メーカーのサイズ外であるという事もありますが、それよりは僕の好きなスタイル〝50~60年代〝のスーツがメンズショップには皆目ないと云う事が大切な要因です。(イタリアクラセコばかり なので)ちなみに “ON THE ROAD” では、今春より 2モデルだけですが作っています。
そこで僕のお気に入りのテーラーは〝テーラーケイド〝です。スタッフのノリが最高ですし、なによりデティール過剰に決してしない気分が好きです。オーダースーツの秘訣は?とよく聞かれるのですが、いつも決まってこう答える事にしています。
出来る限り、出来る限り、既製スーツに見える様に作る事。自分仕様の特別デティールはなくても良いですし、自分らしさを出したいならせいぜい一つオリジナルデティールがあれば個性を出せます。
とてもじゃないですが、フラップや袖口、ラペルに、トリ ミングに、裏地・・・凝りに凝ったオーダー仕様を自慢しても鼻につくだけで、決して賢く見えません。(きりのない整形美容を思いうかべればわかると思いますが)男は黙ってエビスビール!じゃなくて普通に見えるスーツ。着る側がリラックスして普段通り着こなし出来る位がGood! 大先生〝高倉健〝が着こなしている気分で。
ところで、先日CA IDさんに行った時に情報をいただいたナポレオンソロ狂いのブログをなにげなく見ていたら、なんと!!!K (ON THE ROAD のマーク)が、ガンのグリップに入っていました。拡大写真を見ると単にイリア・クリアキンのイニシャル〝K〝でしたが、一瞬良く似ていたのでビックリしました。
ナポレオンソロのビデオは、友人に 沢山いただいたので良く見ていますが、ロバートボーンのスーツスタイルは本当にカッコエーナー~。今度DVD全巻買いたいです。