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慶伊 道彦

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

1976年、青山にてネクタイブランド"FAIRFAX"を創業。
東京発"ボールドトラディショナル"を切り口にし、現在では、ドレスシャツも手がける。フェアファクスという社名は、当時ワシントンにあった、フェアファクスホテルからインスパイア、小さくても知性、品格、歴史の感じられるブランドを目指す。

イアンフレミング生誕100年記念展

Written by 慶伊 道彦July 28,2008

ジェームスボンドでおなじみの〝 007〝 シリーズの生みの親、イアンフレミング展をロンドン、インペリアルワーミュージアムで見ました。
Dr.NOから始まったボンド映画に、当時高校生だった僕は夢中になりました。ジャマイカを舞台にした映画でしたが、グラマーなアーシュラアンドレスの短剣付きビキニも子供にはショックでしたね。(今のガキと違って純でした。笑)それ以来、ショーンコネリーのボンドスタイルは僕のバイブルになっています。
ミュージアムショップには、カジノロワイヤルのトランプやチップ、もちろんポスターやレプリカカーなどと楽しめます。

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大好評の (はず?つもり?) ブログですが、8月いっぱいはお休み致します。
9月1日から後半期開始の予定です。
前半期のピクチャーベスト3の発表です。

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33万票
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3万票
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33票

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Written by 慶伊 道彦July 22,2008

U.N.C.L.
ナポレオンソロのCD全42巻を通販でget!
およそ3年分位の全TVシリーズが入っているので見るのは大変ですが、一巻づつ1~2年かけて見る覚悟です。(大層ナ!)
まずは第一巻をチョイと見てみました。
 ・ヘリンボーンジャケット
  allトラディショナル仕様なのですが、Oneボタン!なのに段がえりにボタンホールがある!!まさか、上下の2つボタンがとれたのでは??なんてことは、このロバート君に限ってありませんよね。
 ・セミクローバーラペルのクラシックな2ボタントラディショナルスーツ。僕の好きな浅いサイドベント。バックシャン!
  シャツは、ボタンダウンではありますが、レギュラーカラー!

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洋品の時代 そのⅡ

Written by 慶伊 道彦July 14,2008

ネクタイの幅が細くなってきていますが、極端なスキニータイは別として9cm位でしたら結び目をずらすことで十分おしゃれは出来ます。
むしろネクタイの大剣の幅よりも、ノッ トつまり結び目の大きさ加減が重要です。(スモールノッ ト! )
小さくきっちりと結ぶ事が大切です。もし結び目が小さくならない様でしたら、ずっと先の細い部分で巻いてノッ トを作り、余った大剣はパンツの中にほうり込む。(昔、ラルフローレンの着こなしから学んだスタイルなので邪道ではありませんゾ!)
ノッ トが小さければ、例えばレギュラーカラーのシャツにカラーピンでおしゃれ度をアップする事も簡単ですし、あるいは、リラックスしたい時にはルーズに首元をゆるめてもノッ トが小さいとサマになります。
(ポールニューマン的なワル大人感じ)
という事で、ネクタイひとつを取っても色々と装う事が出来ますね。
又、ポケッ トチーフももちろんシルクでタイと色を合わせる方が大人っぽいですが、コッ トン(リネン)のハンカチを適当にたたんでポケッ トにほうり込むといった感じで入れると、より遊び心が生まれます。
ソックスのカンバックや、オッ ドベス トでのワンテクもありです。
これからは、普通のスーツスタイルで いいですから自分のアクセントを一つ加えてみましょう。
それが、〝 装い〝です。

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洋品の時代

Written by 慶伊 道彦July 07,2008

クラシコスタイルが日本に根付いて10年程経ちましたが、この間に 日本のスーツの作りは飛躍的に良くなってきました。イタリア的という意味では遜色ないでしょうね。しかし、スーツにはそろそろファッションリーダーの座を降りてもらっても良い頃ではないでしょうか。
実際、どの服を見てもそれぞれ良くは出来ていますが、同じ様なタッチなのでその人の顔が見えません。
(標準的なオシャレなビジネスマンモデル!)
そこで、これからの時代、男の “ 装う ” と云う概念をもう一度取り戻してみたいですね。
それには、スーツより も “ 洋装 ” 、つまり洋品雑貨といわれるモノの組み合わせが大切になってまいります。シャツ、タイ、チーフ、ソックス、ベス ト、etc。それとスーツに関しては、着こなし方というか、着崩し方。スーツなのに、ジージャンに負けないくらいにリラックスした着こなし。(正統を着崩すという作法は男にしか味わえないんじゃないかな。)
例えは、1/2サイズ小さいスーツを一番下のボタンのみを留めて、Vゾーン(ふところ)を広げて着る。た いがいスーツのボタン位置は、へその上と下に ありますが、普通は、へその上の方のボタンを留めますね。しかし、そうなると最近お 腹の出ている人が多いですがスーツのスソ部分(ヘム)が開いてカッコ悪いのです。逆にへその下のボタンのみを留めてVゾーンをゆったりさせると、ダブルのスーツを着たときと同じ様に、腰まわりがすっきりとします。是非やってみて下さい。へその位置でボタンを留めるのが身体のバランス上一番正しい気がします。このようにボタンは、決まった位置できっちり留めるということの就縛から解放されてください。ボタンを留めたり外したりがモードです。

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ウィンブルドン ウィーク

Written by 慶伊 道彦June 30,2008

公式サプライヤー〝 POLO〝 のウィン ドウ写真です。
POLOショップは表参道やN.Y.にもありますが、やはりウィンブル ドンといえばロンドンのPOLOショップでしょう。ジャス トナウです!!
ジャケッ トやシャーツのカフをちょっと折っている所なんかいい感じですね。

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RIVINGTON ST

Written by 慶伊 道彦June 23,2008

よくある事ですが、まったく同じ名前のス トリートが、ロンドンにもN.Y.に もあります。しかし、なんと驚くなかれどちらのエリ アも以前は場末の職人町だったのが変わり、トレンドエリアという位置の街に変わりつつあります。
N.Y.の方は昨秋のNY出張レポートにも報告しましたね。ロンドンのリビングトンはリバプールステーションの左上に位置して、オールドス トリート沿いにある小道です。(オールドス トリートはここ4~5年クリ エーターに大人気のエリアに変貌、レス トラン、カフェ、クラブ、etc.た くさん出来ています。)そのリビントンス トリートの一角に〝 START〝という店があります。メンズで2店、レディスで1店。どの店も素敵なセレクトショップです。アカスキュータムからミュウミュウまで、カジュアルもポロからエンジニアドガーメンツまで、幅広く集めセンスをミックスしています。新しいロンドンスタイルを感じます。是非!
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N.Y.のリビントンは、食堂設備関係の道具屋通りから入った古くて静かな通りです。今では、ホテル、カフェ・・・が出来て新しい香りも感じられます。80年代のこのエリアからは想像も出来ませんでしたが、確実に2~3年後には、ノリータ的になるかなと感じられます。
そして、リビントンから抜け右折すると、話題のBowly Hotelにもつながります。
途中にある“New Musuim”は日本人デザイナー妹島和世と西沢立衛のコンビで設計された、いくつもの箱を積み重ねた様なダイナミックで楽しい建物です。これも是非!
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丸っこいクツ

Written by 慶伊 道彦June 16,2008

アメリカンIVYの復活からか、昨年から靴の顔が丸くてドでかくなってきましたね。
ウィングチップ、タッセルローファー、サイドゴア、ゴルフシューズ、デザートシューズ、スエード。etc. セバゴやバスのスリッポンも懐かしくなる気分かな。
なんと、靴底のトゥとヒールに金具(当時は減り防止の為の)をとりつけたオールドスタイルな靴もありビックリ!(しかしもうこんな金具は在庫がないだろうなぁ~?)
足首のクルブシを見せるパンツだと、ドデカ丸顔シューズがピッタリきますね。
それに合わせてメガネもウエリントン型黒セルフのゴッツイやつで決めましょう。

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Jasper Johns

Written by 慶伊 道彦June 09,2008

70~80年代気分のアートが良い気分です。
デビットホックニーのロスアンジェルス的な色彩のアートはもちろん大好きです。しかしもっと好きなのは、GRAYなアートのJasper Johns。
ス トリート系のポップアートが出始めた頃、僕は彼を他のアーティス トと一緒に くくって考えていましたが、今、改めて鑑賞するとやはり別世界の男だなぁと感動しました。
なにせ、火事場のビルを制作スタジオにしているとかいう話を80年代に 聞いて、随分変わったこだわった人だなぁと思ってはいましたが。
メ トロポリタン美術館で回顧展をやっていたので再び鑑賞できラッキー!
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ニューヨークは地下鉄がややこしいので(ツーリス トだからかな?)急行も1本おきに一緒のホームを走るし、駅から目的地まで意外と左右に歩かなくてはいけないし。そういった 訳でタクシーを使う事が多いです。
そこでタクシーの車内写真を。東京より 便利なのは、TVはまずまずとして何処を走っているか即わかる事(意外と便利です)、暇つぶしに Z A GA TやWEATHERなどのページもある事かな。
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ホテルから学ぶ

Written by 慶伊 道彦June 02,2008

4月のブログにも書きましたが、僕はラグジュアリーホテルのロビー専門顧客です。
ホテルには、多くのエッセンスと知恵がつまっているので勉強になりますので飽きません。
特に豪華なホテルといったわけでもなく、そこなりのポリシーなり顧客重視が感じられれば嬉しくなります。もちろん宿泊して室を利用するのはもっと良いのでしょうが、何分にも予算という事もあります。ですから、誰でもフリーで利用出来るロビーフロアをまずは楽しみます。また、たまには宿泊して室内のセンスやルームサービスなどの応対ぶりをチェックして楽しみます。(ミシュランの調査員のマネ??)
今春の出張では、ロンドンではSOHO HOTEL、NYではGRAMERCY PARK HOTELにそれぞれ一泊ずつトライしました。どちらも今、旬を感じるトレンドなホテルです。
SOHO HOTELは、オーナーがコベントガーデンHOTELなどを立ち上げたLADYだという事ですが、そのせいかギンギンのトレンドバリバリではなく、16HOTELで学習したカントリーでアットホームな香りをそれなりのトレンド感で醸し出しています。

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NY,GRAMERCY PARK HOTELの方は、元々その場所には80年代伝説のグラマシーパークホテルがあったのですが、クローズ。ART関係者やミュージシャンから絶大な人気を得ていたので、当時非常に残念がられました。その後、レストランやディスコ、ホテルなどで大成功をおさめたイアンシュレガー氏が買いとり、リノベーションスタート。上顧客やアーティスト客などにうけるようにインテリアがアートしているので、人それぞれ好みの差は出るでしょうが、それなりに素敵なホテルでした。もっともアートなホテルというのは、使うには大変です。部屋への流れが常識とは違いますし、それにここは写真のように廊下も部屋も照明を落として暗くしているので、僕のような老人には危険です。(実際、お年寄りのお客さんがうろうろしていました)
まぁ、でも一度は泊まっても良いホテルではあります(保険をかけてネ)。

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ビタミンカラーの夏

Written by 慶伊 道彦May 26,2008

イエロー、オレンジ、グリーン、ピンク、ブルー。

色の復活が昨年あたりから言われてきていましたが、ようやく街なかでそんな色の男性を見てもおかしくないムードに なりました。そろそろ本物かな?来年にかけてもっともっと色男が出てきそうです。なかでも、イエローのパンツなどパンツに 色物をもってくると良い感じです。もちろん、ベルト、スカーフやタイなどのアクセサリー、ジャケッ トもありかな。

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中野 香織

エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

吉田 秀夫

”盆栽自転車” 代表

長谷川 裕也

"BOOT BLACK JAPAN" 代表

山本 祐平

”テーラーCAID” 代表

伊知地 伸夫

”FAIRFAX” TRAD部門ディレクター

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

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