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慶伊 道彦

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

1976年、青山にてネクタイブランド"FAIRFAX"を創業。
東京発"ボールドトラディショナル"を切り口にし、現在では、ドレスシャツも手がける。フェアファクスという社名は、当時ワシントンにあった、フェアファクスホテルからインスパイア、小さくても知性、品格、歴史の感じられるブランドを目指す。

BOB DYLAN

Written by 慶伊 道彦March 16,2015

Bob Dylan's Surprising Speech Highlights Unforgettable MusiCares Tribute

ボブ ディラン

夕刊フジの芸能WATCH欄に板垣さんという方が書いていらっしゃいましたが、
ボブディランのサプライズ!
グラミー賞のプレイベント "MusiCares" のパーソンオブザイヤーに選ばれましたが。
そこで、ボブディランがナント!35分もの受賞スピーチを披露したことがサプライズとか。
ディランといえば、シャイで寡黙であまり語らないのが通説。
今までなら、受賞も辞退したでしょうからネ。(残るは、ノーベル賞だけの偉人ですから)
スピーチは、デビュー前からの恩人の話から始まり、ポール&マリー、ジョニーキャッシュ、
ジミーヘンドリックス、ジョーンバエズ、、、と、多くの恩人との交友を語ったらしいです。
73才のフォークの神様が今!秘めた思いを語ったのは、どういった心境なのでしょうか?と
これは、"もっとも有名な受賞スピーチ" と、呼ばれ始めているとか。
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さて、3年ぶりのCD新作 / "シャドウズ イン ザ ナイト"
このアルバムにも驚かせられます。なんと!フランクシナトラがカバーしてきた懐メロを
おなじみのダミ声(これがなければディランではない)ではなく、ハスキーな透明感ある
きれいな声で、甘く甘く切々と切なく歌っているのです。 ビックリこいた~~
いや~~ディランに何があったのか?!
シナトラは右派、ディランはどちらかというと左派、それが融合する歴史的な快挙!なんてネ
でも、アルバムは、実にスタンダードに忠実に歌いあげています。どちらかというと生真面目に、
数々の過去の名曲が心地よくよみがえってきますよ。是非!
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さて、ディランのこれからの方向性がまたなんとも楽しくなってきましたね。
(以上、引用写真です)

Ralph Lauren RRL Bleeker st.

Written by 慶伊 道彦March 09,2015

英国TVドラマ、"ダウントンアビー" より / 最近、はまっています。
第一次世界大戦時といえば1910年代ですから、100年以上も前から、
英国紳士は、カラーピンを襟に挟んでいました。
僕が襟に使い始めたのは、45年前ですから、ナント!ナント!
いや~~50年を追いつこうとは勿論言えませんが、
それでも日本人のジェントルマンスタイルは、まだまだ発展途上と言ってもいいのでは?
このドラマを見て、自分のあなたの彼のスタイルの底の浅さをまじまじと感じました。
"ダウントンアビー" 服装はもちろん!全てのシーン、スタイルが勉強になる事でしょう。
まずは訪れることもないであろう貴族の館の内装や調度品、私有地のごとき町並。
LADYの服装は、言わずもがな!毎度満載、花咲いています。
ここは、庶民からの搾取などという野暮なことは抜きにして、物語を楽しみましょう。
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カラーピンが大好きなお店からの話です

ラルフローレン / RRL ブリーカーストリート店

NYシリーズでは、毎回のように登場しているこの店は、僕の大大大好きなショップ
勿論感度は最高!!!お店のサイズもグッド、大きすぎない昔からのメンズショップ感覚。
たしか、この店はRalph様直々お持ちのお店だと聞いたことがありましたが、、、

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生成りの厚手リネンスーツ!段返りのボタンホールの位置がかっちょいい!
シャツは、タブもしくはカラーピン仕様でタイドアップ!
このような厚手の重たいリネンスーツは着込めば着込むほどいい味だしてきます。
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同じくリネンスーツ、こちらは、中をベージュ系でまとめています。
ジャックニコルソンの "チャイナタウン" イメージ!
ベストは、上のボタンを留めて下を開けるスタイル、やはり、カラーピンでタイドアップ
日本人には、こんな風に気取らないで着こなすというのは難しい事ですが、
50過ぎたあなたの年令なら、なんとかカバーしてくれそうです。
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ショールカラーカーディガンの下には、テーラード仕様のベストが!しびれまっせ!
ウィンドウペインをこんな風にニットと組み合わせの憎さ!
西部劇でダンディな脇役が、よくこんなオシャレしていますネ。
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ダイヤゴナルツィードのスリーピース、段がえりのボタンホールの位置!
同じく、ベストのボタンホールの位置!しびれまっせ!
この様に重たいツィード地3ピースは、一生かけて着込まなければいい味でないゾ
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オイルびきロングコートが、ウエスタン時代を彷彿!
中は、やはり、しびれのタイドアップスタイル!上記の写真を含めてベストの
ボタンの外し方がにくいですね。 おまけに黒尽くし!しびれまんがな~
来冬の話はまだ早いですが、モノトーンTRAD!大推薦でっせ
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以下、RRLのWEBサイトより、写真を抜粋しました。
本物の40年代スタイルを、とくとご覧ください。
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(コレコレですよ!ショートカラーのタブ!)
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(ツイードのスリーピース、自然体の大人スタイル)
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(このモデル氏、たしか店のマネジャーでしたが、、、)
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ということで、この店にはいったとたんに、僕はアメリカ開拓者精神の時代に
トリップして入り込みます。いわゆる現代のウォールストリートスタイルではなく、
映画でしか見たことがない時代、アメリカの男が男らしいと誇示するための洋服でしょうか。
それともアウトサイダーな荒くれ男たちの、晴れ着としてのいでたちでしょうか。
男なら一度はこんな風に着こなしてみたいです。

NY.5thアヴェニューに、POLO'sBARができたらしいです。(写真だとレストラン?)
相変わらずのPOLOブリでしょうね~4月に訪れた際にチラッと覗き見してきます。
ウゥゥ~~NN いけるとしたら午後タイムだからデザートセットだけになるかな?
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polos bar 15-01-01.jpg (引用写真)

WES ANDERSON

Written by 慶伊 道彦March 02,2015

先週、アカデミー賞発表
僕の最近見た、この2本は惜しくも候補で終わりましが、
"アメリカンスナイパー" "ゴーンガール" 
でも、楽しませていただいた映画でした。

そして、ウェス・アンダーソン / 映画監督、脚本家、
もっと早くブログに登場してほしかったのですが、あまりに好きだとどうしてもネ
出し惜しみ?って感じに。それと、どう書いたらいいものかと?(うぅ~ん、悩む)

急遽、WES ANDERSON の事を書こうかなと思うきっかけになったのが、
GQ/USAの記事から。CURLY HAIR / カーリーヘヤーがでてきたよ~んという話
LACOSTEの15F/Wのデザインコンセプトが確か70'sのテニススタイル
なんとまあ~これは、映画 "ザ ロイヤルテネンバウムス" の設定と同じ!
TOMMY HILFIGERも、この映画をパロッった広告を長く展開していましたが、
まったく同じシチュエーションでしょうね、おそらくは。
いや~恐るべしWES ANDERSON様
wes a 15-02-16-07.jpg LACOSTE'S 15F/W

img48f9c162zikbzjsdf.jpg "ザ ロイヤルテネンバウムス"

tommy_prepworld_01asd.jpg (TOMMY HILFIGER広告より)

GQ/WEBから、もう一つ、おもろい写真を引用します。
1977年、RFKテニストーナメントからの写真ですが、(RFKといえば、ロバートケネディ)
カーリーなロンゲが当時、一般的にも流行っていたのでっせ!という、証拠写真!?
やれ70年代だ!やれ80年代だ!と毎度ファッション屋さんが予想屋さんしてますが、
きっときっと間違いなく?カ~リ~おじさんヘヤーが登場する日もそんなに遠くはないのでは?
(ジョンマッケンローというテニスチャンピオンもいましたね、こんな髪型でした!)
rfk 15-02-15-01.jpg (JFK Jr.もカ~リ~)
rfk 15-02-15-02.jpg (エドワードケネディもカ~リ~)
f0201170_10122533asd.jpg (マッケンロー&ヴォルグ)

ところで、WESの映画の話:
今年のアカデミー賞にノミネートされ幾つか受賞した "グランドブタペストホテル"
ここのところ、毎年のように賞にノミネートされている感があります。
楽しくて愉快で映画というものを理屈抜きで満喫させてくれます、まことに!

Bh-GiO6CMAA4wP3asd.jpg "ザ ロイヤルテネンバウムス"
611pozJga1Lasd.jpg "ダージリン急行"
34361899wresa1516.jpg "ムーンライズ キングダム"
f9a586a5d37aad8f2818cd96c514fb07asdf.jpg "グランドブタペストホテル"

どの映画も、シーンの色彩がきれい!服装がおもろくて感じさせる!セリフがシュール!
いつもワクワクして映画館で見て、あとでビデオでも見直しします。

"イカとクジラ" この映画は、監督はノア バームバックなのですが(映画 "フランシスハ" 監督)
WESは、やはり製作にかかわっていて、彼の味がよく出ていた映画でした。
とにかく、悪戦苦闘している4人家族がわが身のように感じられたワッハッハ本舗。
こういう映画、僕大好きでせっせ!
tsatwwes a 15-02-16.jpg "イカとクジラ"


WES ANDERSON / ニューヨーク的オシャレさんでは、一押し
以下、TRADファン泣かせのオシャレ度NO1の着こなしをちょいと載せました。
この方は、常にツィード、常にコーデュロイ、そんなイメージですが。
年季が入ったいい感じに着込んでます。
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またこの方、茶色やゴールド系が似合うのです、まことに
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彼のコーデュロイ好きは有名ですが、これがなんと!まあ~似合うのです、まことに
コーデュロイJKに夏物パンツ合わせるなんてハンパじゃおまへんぜ!かっちょいい!
wes a 15-02-16-04.jpg wes a 15-02-16-05.jpg
ネクタイのたらし方もラシイでんな~ ゆったりいい感じで結んでいます
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(すべて、引用写真です)


BEN WATT

Written by 慶伊 道彦February 23,2015

ベン ワットが、昨年30年ぶりとなるニューアルバム "ヘンドラ" をだしましたが、
これがまたいいんですよね~ 以前の彼らしい繊細で美しい歌声のアルバムです。
今回は、バーナード バトラーのリードギターがエッジの効いた音をプラスしていて、
以前とは違うよりドライブ感のある名アルバムに仕上がっていると僕もあなたも感じた~~
"エヴリスイングバットザガール" 時代の追っ掛けオリーブ少女もきっと聞いているかな。
BenWatt2014aas.jpg (最近の写真)
BEN%20WATTasd.jpg(ニューアルバム / HENDRA)

83年にだした "ノースマリンドライブ" は、いまだに聴かれている名曲です、特に日本で。
当時、僕もあなたも、レオスカオックスの "BOY MEET GIRL" ってな感じで聴きほれた~~
この感覚を知らないやつは、クラブに入れないぞ~!なんてね、(昔話~)
51XKWQBR67Lasd.jpg (保存版名作!ノースマリンドライブ)

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どれだけ、おしゃれさんに人気があったか!"ノースマリンドライブ" というブランドも
あったくらいですから。僕と同じマンションにあるメーカーがやって、
結構ハデに当て儲けてました。(今でもそのブランドはあるのかな?しりませんがネ)
と言う訳で "ザ スミス" のモリッシーと共に、時代を超えるミュージシャンBEN WATT! 

BECK / MORNING PHASE
ベックの6年ぶりのスタジオアルバム、
上記CDと一緒に買って勝手きままに聞いています。相変わらずよろすおすな~~
今回のアルバムは、やがてベックのベスト10とかにはいるでしょうか。
ロンドンの80年代調な味付けもあったりして、久々にキュー!と感じました。
もっとも本人は、アメリカ人ですし、その時期はお子ちゃまのはずですから、
ロンドンっぽいといっても不思議ですね。 音楽界は、80年代カンバックかな?
因みに、今年のグラミー賞/年間最優秀賞アルバムを獲得!
アメリカ音楽評論もたまには見る目(聞く耳)があることを見せてくれますね~~
music15-22-03.jpg (ニューアルバム)

SLY AND ROBIE  /  LANGUAGE BARRIER
スラ&ロビ、これも勝手に買って勝手気ままにきいてます。
このアルバムは85年の名曲ですが、今回再リリースされたので購入。(レコードはもってますが)
ジャマイカレゲエがメジャーな世界に羽ばたくきっかけとなったアルバムかと。
当時、飛ぶ鳥を落とす勢いの名プロデュサー、ビルラズウェルと組んで、
ハービーハンコックやアフリカンバンパーターまで巻き込んだ、当時最高のヒップなPOP
今、聞き直してもその良さは衰えていません、時代を飛び越えすっきり耳に入っていきます。
ついでに、原点帰りというか、レゲエ "BLACK UHURU" まで買って(スラ&ロビの最高バンド)
聞き惚れています。 
チルアウトチルアウトチルアウト~~ニューヨーク~~ てな感じでネ、 皆さんも是非!
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(引用写真)



VETERAN MUSICIAN

Written by 慶伊 道彦February 16,2015

先週、グラミー賞の発表がありましたが、
ファレルウィリアムスの "GIRL"、ロードの "PURE HEROINE" の活躍がなんといっても圧巻!
3部門をとった サムスミス は、ちょっと僕の好みではないですし、
ここは老ロックミュージシャンの話~


どっこい!渋いところがいい味だしています。
昨年は、70才過ぎの大ベテランが大活躍した年でもありました。
毎度の、ボブ ディランやポール マッカートニーのことではありませんゼ。

以下、昨年にCDリリースしたベテランシンガーの話。

レナードコーエン / "POPULAR PROBLEMS"
カナダ生まれの詩人兼シンガーソングライター、50才をすぎてからメジャー?入りと遅咲き。
ロック界の異端児扱いされていますが、佐々木老師より修行をうけた本物の禅僧でもある。
とつとつと語り歌う、80才は熱い!
また、今回のニューアルバムのインナーノートが渋い!
各ページ毎、本人が靴磨きをしているイラスト!結構本格的にやっている様子。
(その意味は?アルバムの手作業手仕事ってことかな?)
music15-01-02.jpg (若い時代)
music15-01-01.jpg (近い現在、近年は必ずHATを身に)
music15-22-01.jpg (ニューアルバム、かっこいいネ)

ニールヤング / "A LETTER HOME"   
50年以上にもわたって疾走!いまだ衰えぬギターと歌声。
困ったクソ爺でっせ。まだまだ、20ねんは飛ばしそうです。
"STORY TONE"
この新しいアルバムも、オーケストラを使ったりして評判が高いので、聞いてみたいです。
music15-01-04.jpg (若い時代)

neel yang 15-02-01.png (近い現在)
51S1NX9q+2L__SY300_asd.jpg ( A LETTER HOME)

ブライアンフェリー / "AVONMORE"
アルバム名は80年代の名アルバム "アバロン" に、ひっかけたのでしょうか?
"アバロン" を原型とすれば、"アヴァンモア" は、その濃縮版であるという。
このアルバムも、今は亡き今野雄二のお気に入りとなるでしょうか。
80年代からちっとも変わらない彼の歌声とセンス、それに脱帽です。
ジャケット写真は、相変わらずの彼のナルシスト気味な若い時の表情です!
が、ニューアルバムのイメージからして、それはそれでOK

 img_0asd.jpg (ベストセラーCD/アバロン)

41nWBDR7deL__SY300_asd.jpg (ニューアルバム/アヴォンモア、若い!)
ferry3asd.jpg (いつもダンディなフェリー様)

アレサ フランクリン  / THE GREAT DIVA CLASSICS
72才!さすがの歌姫、まだまだ豊かな声量です。
80年代、ディスコとクラブの中間に位置し、僕たちを踊らせていただきました。
51ijf0ZZ66Lasd.jpg (何年前のアルバム? ソウルを感じます)
81DDdqF5MdL__SL1500_asd.jpg (ニューアルバム)

ロバート ワット  / Different Every Time
ソフトマシーンのドラマー兼シンガーライターとして、80年代~90年代に
名曲をたくさん聴かせていただきました。楽器のように歌う歌声に魅了されました。
JAZZ、フォークをミックス、97年にだした "シュリープ" は、僕の保存版です。
p3music15-02.jpg (70年代後半?)
1035asdfgv.jpg (現在)
38633asdfg.jpg (ニューアルバム)
ロバート ワットは、このアルバムで引退を噂されるが、、、

ということで、老練なシンガーが聴かせてくれた年でしたが、
僕は、だいたいにおいて評判のCDを年末にまとめ買いするので、
上記のCDアルバムは、丁度いま、つまり年末から初夏にかけて聴いていきます。
いや~うれしいね~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(写真は全て引用写真)

Sapeur

Written by 慶伊 道彦February 09,2015

Sape / サップ

"サップ" は、アフリカはコンゴ共和国に古くから伝わる、シャレ者のこと。
紳士であるということ。戦争を否定、軍靴の音をさせない、礼儀を重んじ、
他人には暖かく接する、喧嘩もしない。  (第一の理由は服が破られるから、、、)
服は高いですから、もっともな考えですが、それが戦争否定のおおもとにもなります。
ナント!サップ精神は内乱の中でも男から男へと、密かに伝承されてきました。
月収の数か月分ものブランドスーツを週末のみ着こみ、街をステップして練り歩く。
(週末のみなのは、服代を稼ぎださなくてはいけないからの必然)
TVも雑誌もない、この辺りでは、これは町における極上のエンターティメントなのです。
日本人が想像するシャレ者に対する考えよりは、数奇な者という感覚かな? 現地では。

Sapeur (サプール) フランス語で "おしゃれで優雅な紳士たちの会" といった感の頭文字。

僕は、NHKの特番 "世界一服にお金をかける コンゴのサプール" で、このことを
知りました。今回はそのTV情報だけからの話ですが。
なにせ、冒頭から、小屋のような家で、なんと3時間もかけてコーディネイト!
スーツ、シャツ、ネクタイ、サスペンダー、そして極め付けがポケットチーフ、
合わせる時の仕草がとっても粋です。その真剣な顔は、ダテだけではないよ~といった風。
彼らは、語ります。
"空を見つめる姿勢、所作に気を付けるのは、常に人に見られているという心構え"
"いい服は、いい習慣を生み、人を安心させる"
なんと!なんと!なんと!
一昨年の夏、横浜で開催された国際会議でのこと、アフリカの代表は、すべからく
タイドアップして、僕の持ってるアフリカのイメージを覆していました。
呆けた某国の方はもちろん、ノータイ!(これでは、説得力がねぇ~~先進国がなきます)

見てください!以下、颯爽とウォーキングする姿
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週末になると、こうやっておめかしをして、"スコンティン"という技を駆使して街の人を
楽しませます。そして、夕方から お決まりの "マンブルー" というおしゃれの館に集まります。
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2f1cb831539b95e3170404daaebd60010d3da067_34_1_12_2sape.jpg(引用写真)
勿論、数少ない手持ちスーツ、しかも僕からみたらとてもじゃあ~ない派手なスタイルですが、
ナンパだとおもわれる服オタクにも魂あり!そこは僕らと同じで心意気を感じました。
画面の粋な男たちとバックの風景との対比をみていただければ、その差のギャップが
彼らのとてつもないパワーから成り立っていると、わかるでしょうか。
僕も、TV画面からとってもパワーをうけ、元気をいただきました。
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s-maxresdefault2sape.jpg (路上でデモンストレーションをやる)

nhk14-12-03.jpg(自宅でコーディネイト、3時間)

nhk14-12-02.jpg(本日の出来上がり)

nhk14-12-07.jpg (庭で青空授業、講師がいてサプール学を)

nhk14-12-06.jpg(膝でノットを作るのが、なんとなく納得)

因みに、ウィキペディアで調べたところ、なんと "パパウェンバ" が、70年代になって、
一時はなくなっていた、このサプールを再度復活させたようです。
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僕もコンサートにも行ったりして、90年代よく聞いていましたのでビックリ!
確かに彼は、ブランドオシャレしていましたが、まさかそれがサプール文化とは!?
またコンゴの人も、あの熱い国でタイドアップを楽しんでいたとは、思いもしませんでした。
内乱にあけくれたコンゴ、サプール精神で少しでも平和が長続きすることを祈ります。
軍靴よりファッション、軍歌よりミュージック、これはわれわれの願いでしょうか。
maitre-d-ecole-rumba-na-rumba-2cd-papa-wembaasd.jpg (新作CD)
コンゴ流モダンミュージックを次世代に伝えるべく、教壇にたつ。
彼の新作に対する思いが伝わる名曲。
(引用写真)

Lea Seydoux

Written by 慶伊 道彦February 02,2015

2015年、さてさて今年も☆星☆なし話を書かせていただきます。
たまにのお付き合いでよろしいですので、時々見てやってください。

今年の始まりは、まずは、フランスから生まれた新星スーパーウーマン
レァ セドゥ
パリ生まれ、29才。

ボンドガール!  "007" 次回作の Spectre Bond Girl に選ばれたようです。
モニカヴィッティさんも共演していますし、強烈な美女群にどうボンドちゃんは、翻弄されるか、
またまた 新しい "007" エローく楽しめそうですね。
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多分、僕が彼女を初めてスクリーンで見たのは、"イングロリアスバスターズ" だと、、、
ナチ占領下のフランスの田舎、床下にユダヤ人をかくまっている農家の3人姉妹の一人。
ほとんどセリフはないのですが、セリフを語っている以上の眼差しが鋭く素敵でした。
それ以来なんとなく気にはなっていましたが、のちに大ブレーク!
"マリーアントワネットに別れをつげて" では、娘から一皮むける女性への端境期。
目線の鋭さは、また、時としてフェルメールの "真珠の首飾りの少女" をかんじさせ。
"アデル /ブルーは熱い色" でも、強い眼がまたまた炸裂する女性に。パルムドール賞受賞
生憎 "美女と野獣" は、見てないですが、(忠臣蔵みたいで何度も見ていますしネ)
今年のこの "007" で、メジャー昇格間違いなし、Sヨハンセンのライバルとなるかと?

こういったコケティッシュというか個性的な顔の女性は、20代後半から30代に向けて
段々と磨かれていって輝いてきます。昨年は、プラダの香水の顔にもなりましたしね。
昔昔、緑魔子という強烈な女優がいまして、僕には彷彿させますが、どうなんでしょうか。

==とはいえもともと美しかったわけではない。十代半ばまではがりがりに痩せていて
お世辞にもかわいいとは言えなかった。ところがいったん羽化が始まるとあっという間に
チョウになり、映画の中の変身シーンのように数か月で一気に女ぶりが上がった。==
このミス大賞  "その女アレックス" ピエールルメートル著より引用

44617963_o1midorimako.jpg (緑魔子)

midorimako01.png (眠狂四郎/人肌地獄より)

彼女にはボンドをツンツンと!たっぷりいじめるシーンをロングでみたいです。
今から、そのシーンを楽しみに。今後の女っぷり度アップをスクリーンで拝見です。
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e0042361_22455796iea seydoux.jpg (イングロリアスバスターズ)
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lea seydoux 01.jpg (アデル ブルーは熱い色)

aaaaaaBODY_candy01asd.jpg(プラダのPR広告)
B08OcQaCQAEdyilasd.jpg (最近、来日時のショット)
(すべて、引用写真です)

Elle Fanning

Written by 慶伊 道彦January 26,2015

1月のカウチポテト映画より~
毎度の美少女伝説

エル ファニング / アメリカ生まれの16才、女優

昨年大ヒットした"マレフィセント"での、オーロラ姫役を覚えていらっしゃいますか。
それ以前、ソフィアコッポラ監督 "SAMEWHERE" の娘役でブレーク!
あの時の、アイススケートリンクでの演技にくぎ付け!必見!
フィギアSは、あの程度のジャンプでいいのではと、つい考えてしまいます。
昔々話ですが、カトリーナ ビットが懐かしい!(すいません,3回半の真央様)
彼女は、他では "ジンジャーの朝"で、主役をはって十代の反抗期を演じています。

いや~~娘をもつならとまではいわないが、(贅沢すぎというより、アリエナイ?)
遠い遠いはるか遠い親戚に、エルのような可愛い娘がいたら、毎度のヒンシュク自慢話。
とにかく、一度映画をみてみてみてくださいな。
追っ掛け仲間!募集していませんよ~
 

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Elle-Fanning2_141121asd.jpg(最新作のためショートカット)
(すべて引用写真です)

CARBONE

Written by 慶伊 道彦December 22,2014

CARBONE  /  Italian-American Restaurant
NYのTHOMPSON st.に、古くから構えるレストランですが、
今年の春、リニューアルオープン。予約の取れないレストラン、NO1となりました。
ノーホーエリアでのイタリアンレストランに成功した二人の若者が
(RichTorrisiとJeffZalaznick)
昔、流行ったこの店を気に入り、オーナーに(MaroCarbone)
共同経営を持ちかけるという、まさに、古い器に新しい酒をそそぐ的な話。
お店の床は、オープン当初のタイルでおおわれ、街並みの渋さと相まって
(この界隈はソーホーでも外れにあたり、まさに昭和のNY的な街の香り)
雰囲気つくりに一役。特にモダンでトレンドという店ではありませんが、
そこはそれ、最近の日本でも気になる昭和、そんな意味でのエレガントさを感じさせます。
この界隈は、素敵なレストランや喫茶店が集まっている大好きなエリアです。
料理は、イタリアンらしいガッツリ肉料理が中心でした。
どうも、今時なデザイナー系店は苦手だな~という方にお勧めします。
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05REST_SPAN-articleLargeasd.jpg (引用写真)


ワインは、勿論、NYでは、やはりアメリカ産ワイン。今回は、オレゴンのピノノワール。
Bergstrom  /  ベルグストロム
ウィラメットバレー、ニューバーグは、オレゴンワインのメインとなる地域です。
そのエリアでスエーデン人の血をひくファミリー、ベルグストロムは、低収量のもと、
特徴的なクオリティときめ細かい質感を求め、バイオダイナミックによる育成をします。
まだ、創業が、1990年代終わりと若い樹齢ながらも、高貴な味わいを醸します。
と、まあ~~あとで調べましたが、僕のセレクトの大切なポイントは、
以下、ピノノワール赤、USA産、価格帯が中の上、味わいがシンプルで酸味なし、、、
(あんまり、たいしたことはいってましぇ~NNNNNNNNNNNNNNNNNNNNN~ん)
実際、いつも外れはありませんから、なかなかいいセレクトをいたします。なんて~
一度、エノテカで買って、飲んでみてください。 USA直で、60~80ドルくらい?
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Emilio Ballato  /  Itarian Restaurant
NOHOは、HOUSTON通りイーストに面するこのイタリアンレストランは
かなりのくせ者でっせ!なにかって、オーナーがでっせ!
予約を取らないスタイルなので、逆に僕のようにビジターには都合がいいです。
きっと、フラっときてほしんでしょうかね。イタリア街とも離れていますし。
しかし、かなりの有名人も沢山きているらしいし(壁にその方々のサイン写真がある)
実際、僕の席の後ろには、デビットボーイのグラムロックの頃の写真とサインがありました。
古くて汚ったねいお店なんですがね。町屋界隈の飲み屋さん的?
ただ、料理は日本人の僕にもおいしく感じるレベルの高いイタリアンでしたし、
(アメリカの店は、概して味が濃くておおざっぱな感じは、1流店でもみられるが)
オーナーの薦める赤ワインが、毎度、極上ものです。勿論、値段は、1万円以下で。
NY訪問の際には、是非! (予約は受けてませんでっせ)
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さて、一年はあっという間に過ぎ去ります。
僕の今年のブログも、HAT MANNERで始まり、NYレストラン編で終了。
では、年末恒例の弊社の忘年パーティより写真をちょいと!(テーマ/ピンクレストラン)
ピンクリボンに寄付する趣旨ですので、醜い写真はご容赦ください。
ブログは、2月2日から再開します
皆様に素敵な年始が訪れますようにお祈りいたします~~
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NY WINDOW / #2

Written by 慶伊 道彦December 15,2014

前回に引き続き、NYウィンドゥディスプレィから
ドレスアップ編
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どちらもホワイトシャツに無地のウールタイ、白ポケットチーフ
シルク無地タイと違い、トレンド感と柔らかさがうかがえます。
グレーコーディネートも相まって、"晴れの日"気分
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今年の流行りか、チェックのスーツ。左右で合わせ方が違います。
左は、ウィンドウペインでパワー系、タイとシャツのストロングストがメリハリを演出、
右は、茶系グレンチェックで渋めな大人のスタイル。
カーキー色といい、ペーズリーとカントリーチェックのシャツといい、カントリー気分。
ウィンドゥペインとグレンチェックは、今シーズンの両翼
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3色格子柄のシャツは、今年のビジネスシーンに仲間入り。
タイ、チーフ,ともども華やかさがありますね、こういった合わせは女性に人気があります
一見、派手な柄のタイ&シャツですが、意外となんでもありと合わせやすいです。
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左)クルーネックが出てきていますが、ジャケットの下にかませると、カントリーな気分
右)ステンカラーコートも今年のトレンド、僕も大好きです。ラグラン肩でないのが惜しい!
やはり、モノトーンで組み合わせると、都会的なトレンド感が!
クルーネックもステンカラーコートも70年代を運んできました。

おなじみ、シューズシューズシューズ
ジェントリーシューズは、ブラウンのスエードがマストでしょうか
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こちら、カジュアルは、VANSモデルが主流
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Blogger

中野 香織

エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

吉田 秀夫

”盆栽自転車” 代表

長谷川 裕也

"BOOT BLACK JAPAN" 代表

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”テーラーCAID” 代表

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”FAIRFAX” TRAD部門ディレクター

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

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