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慶伊 道彦

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

1976年、青山にてネクタイブランド"FAIRFAX"を創業。
東京発"ボールドトラディショナル"を切り口にし、現在では、ドレスシャツも手がける。フェアファクスという社名は、当時ワシントンにあった、フェアファクスホテルからインスパイア、小さくても知性、品格、歴史の感じられるブランドを目指す。

WORLD ORDER

Written by 慶伊 道彦October 09,2012

WORLD ORDER / ワールドオーダー

元格闘家、須藤元気は、現役引退後、拓殖大学レスリング部監督として全日本学生レスリングで優勝、最優秀監督賞も4度受賞、就任後2年で4冠。ロンドン五輪男子レスリングの金メダリスト、米満選手は拓大監督就任時のキャプテンで須藤さんの教え子である。

2009年からパフォーマンス・ユニットWORLD ORDERを結成。主にYoutube上で公開した動画が世界で評価され、2011年には米国LAで開催されたマイクロソフト主催WPC2011のオープニングイベントにも出演。

「WORLD ORDER」が世界で評価されてるのは、その素晴らしいパフォーマンス内容だけでなく、インターネットを通じて伝わってくる須藤元気の言動や人間性が、世界の人々の共感を呼ぶからでしょうか。そして、最大のインパクトとなった、ダークスーツを着てメガネを掛け髪はキッチリとポマード分けで、ナードな日本人スタイルを打ち出したことが世界の眼に!

僕としては、ネクタイをしたスーツスタイルをかっこよく動画していただく、須藤様に感謝。
ダークスーツに白シャツ、タイが、もっとも男を凜々しく見せるというお手本。
どうして、最近のリーマンはあえて自分を魅力的に見せようとはしないのだろう。
ファッション雑誌によく登場するオシャレマンですら、オープンVつまりノータイの時のスタイル写真は、田舎の"おっさん"としか写らないでしょ?!(日本人のしがない特性)
須藤様、応援しまっせ!


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あえて、NYでとられた、ユーチューブ('10年9月)を

以上、引用です

WHITE BELT

Written by 慶伊 道彦October 01,2012

白 ベルト

プロゴルファー最高のイベント!ライダーズカップが日本時間の今朝まで行われています。これについては、いずれお話できたらと思いますが。
今回は、フェデックスカップについて。スネデカーが優勝しましたが、賞金はなんと!1000万ドル。(およそ、8億円)
日本とはスケールが違いますね。アメリカプロゴルフの衛星中継は、本当にカッコイイシーンが多いのが好きでよく見ます。
ところで、アメリカでは、白のベルトが大流行。以前は男子レギュラーツァープロだけだったのですが、最近では、シニアプロもするようになりました。(ポーラーなど、女子プロも)
勿論、スタイリッシュに関心のあるプロだけですし、してないからオシャレでないと言うわけでもありません。それに、ゴルフは一応、紳士道を大切にしていますので、基本スタイルを守るプロが多いのも事実です。でも、シンプルなスタイルだからこそシンプルな白のベルトは、カッコイイと思いますよ。
僕も、実際身につけることもありますが、白は、色がすごく映える割にはシックに映ります。靴の白ともマッチしますしね。
だいたいにおいて、白は七難隠す?というか顔の印象をよく見せます。
スーツ着用の時でも白のハンカチーフを胸に差すだけで、すっきりとした印象になるからお手頃です。どこかに一点、白を差すと、清潔感あるスタイルが楽しめますよ。是非!

アメリカ ツアープロの写真からです。だいたいに、契約メーカーのマーク入りのバックルをしている選手が多いです。勿論、僕達は、契約がないわけですから(当たり前!)
もっと、シンプルなバックルのほうが好きですし、カッコイイと思います。


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日本のツアープロの中にも、白のベルトを着用している人は結構いることはいるのですが。ちょっと違うのですよね、方向性が、なんというか、、、ネ
スワロフスキー所属の選手だと、デコ装飾も許されるでしょうが、、、 チョットね。 
(白洲次郎とまではいいませんが、せめて白土三平?)
ホンマ、魅入られるスタイルでのプレーをファンは期待してはりまっせ。 
(たまたま、白ベルトのプロを載せたので本文と写真の因果関係はありまへんでっせ)


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NEW SINGER SONG WRITER

Written by 慶伊 道彦September 24,2012

いわゆるロッカーとは、一線を引くスタイルのシンガーソングライターを、二人、紹介します。

Waterhouse : ニックウォーターハウス / アメリカ

レトロヴィンテージソウルといったジャンルにあたるが、45rpmレコードにこだわったり、
ビーチボーイズが使うゴールドスタースタジオの機材を使い、いわゆる磁気テープに録音し、モノラルでマスタリングするというこだわりようは、本物志向か。
オールドスクールを基本にイナセでちょっとファッショナブル、ちょっと不良、といったソウル&ブルースを聞かせて、話題となる。
写真で分かるように、50年代オタッキーがプンプンしています。

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Eugene Mcguinness  : ユージン.マクギネス / イギリス

ロンドン出身のシンガーソングライター。インディロックからスタート。2ndアルバム
”インベーショントゥザヴォヤージュ”が、極上UKロックに仕上がる。日本での知名度もまだまだですから、情報も少ないですが、スタイリッシュなロンドン野郎なことは、この写真からもうかがえますね。80年代の”ロバートパーマー”のように、しゃれまくってくださいな。

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Robert Palmer / ロバートパーマー

70年代後半から80年代前半にかけて活躍。UKロックシンガー。
ロッカーにもかかわらず、常にスーツ&タイ スタイルが印象に残るスタイリッシュシンガー

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British Trad

Written by 慶伊 道彦September 18,2012

今秋のテーマは、ずばりイングランド!テイスト。
昨年のハリスツィード再来にはじまり、今年もツィードは旬。ジャケットはもちろん!ハンチングキャップも雰囲気があります。
普通はこの手のスタイルは茶系で合わすところなのですが、
僕の考えとしては(曰く、橋下流言い方)、 ネイビーTRADでいきたいところ。
紺のツィードJKに紺のOXシャーツ(ダンガリーでもOK) そして紺のウールタイ!
折角だからパンツも紺でセットアップ風にすると、モダーンさも加味されるかと。
渋くてなおかつクールさも兼ね備えたニューTRADの出来上がり。
ビジネススタイルに使うとしたら、シャーツを白オックスや白×ブルーのロンストに替えればOK!紺と白がインテリジェンスを引き立てます。是非!


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ネクタイ:
今年は、きちんとタイドアップで臨みましょう!ビジネススーツにウールタイという組み合わせが人気となるでしょう。(30年ぶりかな?) タイにウール無地やチェックが多いのは当然ですが、ここは、一ひねりで、英国調がカンバックということもあり、ペーズリーパターン、それもウールプリントでとはいかがでしょうか。


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シャーツは、そんなこんなでタッターソールが一番雰囲気を伝えやすいですね。
カントリースタイルには勿論ドンピシャ、ビジネスシーンでも小さなパターンでしたら、素敵です。
ホンマ!知的にみえまっせ!話題の関西のお方も是非!


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ジャケットは、大ぶりなチェック。グレンチェック等スーツもありです。
やはり、英国調というトレンドの範疇ということでうけています。
ただ、うまく着こなさないと ”おっさん” になりますので、がんばりましょう。
こんな時も、ネクタイがスマートさの味方になります。勿論、ペーズリーがイージーマッチ!


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セヴィルローの紹介ビデオ / こちらは、古くから続く正統派!スーツスタイル


WALK DON'T RUN

Written by 慶伊 道彦September 10,2012

映画”歩け走るな!” / ケーリーグラント主演

オリンピックの熱も冷めたころかとは思いますが、オリンピックを背景にした面白い映画ビデオがありましたので、しかも東京オリンピック最中の東京で撮影と言うことで、紹介します。
配役は、ケーリーグラント、ジムハットン、サマンサエガー、によるコメディです。
ドタバタなのですが、これが意外とおもろいのです。期待してください。

写真は三人の朝食シーンなのですが、グラントがアパートでの朝飯なのに正装!(さすが、英国紳士)、ジムハットンのギンガムチェックも50年も昔の映画だと言うことを考えるとため息!?
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ブリティッシュとアイビーのコンビ。のっぽさんは、IVYでリボン付きベルトにデザートチャッカーブーツ。 もう1枚の写真は、コットンギャバのTRADスーツにワッペン(これがロシア選手の制服という設定で(笑)  しかし、皆さん、いかしてますね。

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ジムハットン / 長身のスマートなコメディ俳優、IVYスタイルの印象が強いです。
TRADジャケットは、コンポラ風にディティールがアレンジ。襟から持ち出しのスロートタブと短いサイドベントが特徴。やはり、TRADの着丈バランスは、身長180cm以上がいります。彼のように、190位だと、超超クールです。

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ケーリーグラント / 英国紳士役
常にダークスーツに白シャーツ、無地のタイ。スリーピースは、一番下のボタンのみをかけて、リラックス感をだす。いまでもトレンドとして通用するナイスルッキング、48年前のスタイルがそのまま通用するとは、ため息!そして、脱帽!

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グラントの面白いスタイル。Tシャツに生成りのグルカ半ショーツ。帽子が英国人役を示しています。また、掛けているメガネは、オールドスクールタイプで、今のトレンドですね。

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昭和時代のおじさん達は、実にきちんとしたオシャレ心を持っていました。7:3の刈り上げが今っぽいからうれしいねえ~~皆さん、チャンとした服装して街歩きましょう!

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Beach Boys in Marin Chiba

Written by 慶伊 道彦September 03,2012

今日から後半のブログ、開始!
ちょうど、今日は、やや暑さも治まり虫の音も!

ビーチボーイズ
真夏のマリーンスタジアムにビーチボーイズが降り立ちました。33年ぶりとか。結成50周年を記念して、さらにブライアンウイルソンの復帰も合わせての、世界ツアー。

幕張海浜駅から徒歩10分、千葉マリーンスタジアム。潮まじりのぬるい風が火照りをさましてくれる。そして、真夏の夜7:30にライブは始まった。2時間弱のぶっ通しで全33曲、最後はやはり、”FUN、FUN、FUN、” で締め。
”50年間、勉強し続けてるから、うまくなっているよ” という、ブライアンの台詞がしびれるぜ。

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途中、あの美声のクリストファークロスがゲストで登場。美しいハーモニーを加えていただきやんした。さすがに、コーラスに重みがましました。

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では東京ライブの代わりに米国のステージを!


新曲”That's Why God Made The Radio”
過ぎ去った青春、カルフォルニアの波と風を、このUチューブ画面より暫し味わってください。


カッコイイ写真より / 60年代は若々しいゼ
来年夏は、サーフィンをしない、できない、陸サーファーが闊歩闊歩!

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と言うわけで、なんと!3回もブログに登場していただきました。 =BEACH BOYS=
サーフィンライフスタイルがファッションのキーマストになっていますので、(これをいうのも3回目、笑) 
来年にかけて、もっともっとビーチボーイズの”風の歌を聴け”って気分。

OLIYMPIC GOSSIP

Written by 慶伊 道彦September 01,2012

番外編 #2
オリンピック / 開催国イギリスから 美人オリンピック選手

そろそろ、夏も終わり。 オリンピックの余熱も冷めた頃とおもわれますが、
来週からのブログ再開前にストレッチがてら、
"装いは、やはりアスリートの美しさにはしょせん太刀打ちできませんね"

Victoria Pendieton / イギリス 自転車競技 ケイリン初代王者
Zara Dampney / ビーチバレー

GQイギリス版より
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イギリスよりもう一人 
Melanie Adams / 陸上やり投げ
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アスリートは、そもそもが皆な美しいのです。しかし、この美女達に天は2物を与える。
アントニーニャミュラ / クロアチア バスケットボール
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Melanie Adams / オーストラリア 棒高跳び
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オット、ドッコイ!?
日本にも、いたいたサムライ。村田諒太 / ボクシング ミドル級王者
いや~~健さんにも劣らないくらいサムライらしいサムライ風貌!映画界にデビューしていただきたいところ。バライティにはでてほしくないな~ お笑い様におちょくられるシーンは見たくないですよネ。最近は、お笑いさんも本末転倒、自分が笑ってもらうんではなくて、人様を笑ってウケを狙うから、我々素人さんには理解不能。
報道では、アマチュアに専念ということで、ひとまず安心。これからの活躍を祈る。

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以上、引用写真です

Olympic Uniform

Written by 慶伊 道彦July 31,2012

番外編

オリンピック開会式 ユニフォーム

なんといっても一番うけたのは、インド代表団でしょ!? まさに紅一点! くノ一忍者

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やはり、イギリス。カッコイイですね!スター揃えて。 
三船敏郎みたいな人いないかな~JAPAN

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なんといっても一番でしょう、USA、USA、USA、POLO、POLO、POLO、
MADE in CHINA で物議をかましましたが。

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意外によかった国は、オランダ。流行りのプレッピーを欧州風カラーに。

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開催国、イギリスは、良い意味で肩すかしでGOOD!
オヤジとダブルブッキングのステラの未来志向スタイルが素敵でした。

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紙面の関係上、わが日本の事は"な~んもいえない"でした。ここにお詫び申し上げます。 CIAO!

以上、引用写真です

BEACH BOYS AGAIN

Written by 慶伊 道彦July 30,2012

GOLFーー全英オープンーー
優勝は、なんと!アニーエルス。しかし、3位とはいえ、やはり主役はタイガーウッズ様。
TVに釘付けでしたが、タイガーが戦線に残っていたからこそです。特にトレンドなオシャレではないのですが、そのスタイルの良さは群をぬいていました。
初日は、ALL生成り、二日目はグレーのベスト、パンツでミニマムに。三日目はグレーセーターに黒をからめてシックに。最終日はおなじみ勝負色レッド(このポロシャツはいまいちでしたが)。 全選手がこんなスタイルでは面白くは勿論ないのですが、せめて、日本人選手に一人くらいいてほしいとはおもいませんか?それがストリート系ではね、、、ヤレヤレ

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ルークドナルド選手(英)、POLO所属、やはりカッコイイですね!渋い中にセンスが。

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夏満開! やはり、この時期はサーフサウンドでしょう。
ビーチボーイズの新作CDが、6月中に発売、さっそく買ってまいりました。

"THAT'S WHY GOD MADE THE RADIO"

皆さん、お年は勿論くってはいますが、相変わらずの若々しいハーモニーが泣かせます。
これを聞くと夏だな~と、行ったこともない青い海を思います。8月中には、ブライアンウイルソンも参加するビーチボーイズ本物!が、なんと!なんと!なんとの日本にやって参ります。よろしおま~~んねee~~
千葉マリーンスタジアム GO!
サザンといい、夏のシンガーは息がながいですね、冬だとこうはいかない?
今年は、ファッションもサーフィンがモチーフテーマ(昨年から騒いでいましたっけ、笑)

陸でサーフィンをするわけにはいきませんが、せめてウェアで気分出ししまひょう。
バティックやダークマドラスのジャケットに同色もしくは、生成りのパンツ(バミューダーだとなお気分)、白のオックスシャーツに黒のニットタイ、レイバンのティアドロップにしたいが似合わないからウェイファラーで、へちゃな顔隠し、足下はとりあえず白ならなんでもいいがトップサイダーが人気でてないだけ狙いかな。

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The Beach Boys "Worldwide Tour"

2012年6月2日 アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス Hollywood Bowl

4月24日にデビュー50周年記念の世界ツアーを開始したビーチ・ボーイズが、6月2日(土)、彼らのホームタウンでソールド・アウト公演を行った。18000人近く収容可能な野外劇場のハリウッド・ボウルは、文字通り老若男女で埋めつくされていた。大半はバンドと同年代の男女だが、若者達の数も予想以上に多く、ビーチ・ボーイズが世代を超えて愛され続けているのが分かる。バンドは8時すぎにステージに登場し、拍手と大歓声が巻き起こる中、"恋のリバイバル"でショウを開始した。ブライアン・ウィルソン、デヴィッド・マークス、マイク・ラブ、アル・ジャーディン、ブルース・ジョンストンの5人の後ろに、ドラムを挟んで7人のサポート・ミュージシャンが並び、彼らの背後の大スクリーンには、曲に合わせた映像が流されている。後方の観客は座ったままだったが、曲が始まる度に歓声が上がり、"サーフィン・サファリ"では大合唱が巻き起こった、、、

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と言うことで、今年前半も終了。お付き合い、ありがとうございました。
後半は、9月よりスタート、蓄電できるタマタマではありゃ~~せぬがひとまず。cha~~n
桜町と健様より暑中見舞い申し上げます!

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WASHIDA KIYOKAZU

Written by 慶伊 道彦July 23,2012

鷲田清一

哲学者、現在、大谷大学教授。80年代から90年代、現象学、身体論などの視点からファッション論を語る。

日経夕刊に読む、鷲田清一さんに聞く ”モード、もう魅力ない?” 

< 60年代から80年代末までず~っと、日本にはある意味とんがったファッションが存在した。たとえばミニスカートによって女性は大股で歩くようになり、男に品定めされずに自分の体と対話しながら服を主体的に着るようになった。
男性もがんじがらめの性意識から少しずつ解放され、それがヒッピーなどにつながった。
80年代のDCブランドブームでは、自分のライフスタイルや価値観をモードという記号で競いあった。しかし、90年代にバブル経済がはじけて人々の消費感覚が変わり、モードや新しさへの強迫観念から下りて、気張らずに服と戯れるようになった。>

< 右肩下がりの時代にはもう、”ネクストニュー”という感覚に心はなびきません。心地よい暮らしのために、服は食べ物や本、友達、環境への意識などと総合的に自主編集していくための一つにかわってきた。
モードに振り回されることが少なくなった分、衣食住ともに、自分の心と体に聞いたささやかな感覚を大事にするようになってきた。まっとうで、素材にも敏感で、良い感じです。>

< かってモードを支えていたのは、作り手を含めて、群れず、流されず、社会との違和感を大事に示していこうとする人たちでした。服ってこんなにお行儀がよくていいのかと。
服飾の歴史の流れからみれば自然なのかもしれないけれど、やはり悪趣味な物、B級も必要なのでは。もっと、刺激してよ、突っかかってきてよ、とね >

洋服つまりスタイルがかっこよさの一番手ではなくなった今、上記のお話に耳をかたむける人は少なくなったとは思いますが、その人の醸し出す雰囲気には、スタイルは欠かせないと思います。
昨今、服装に無頓着な(もしくは、わざとそう見せて大衆の眼をそらす意図?)リーダー達。被災地訪問の際、少々の土木仕事もしないのに防災服?に身を隠す?これはおかしな風景だと、思うのですが?
(スーツにヘルメット姿で、現場でしっかりとした方針を打ち出す強いリーダー像をみてみたいかな?)防災ルックは被災地の皆さんとも同じ立場ですよと伝える手段でしょうが、特にへりくだっていただかなくても指揮系統をしっかりしていただければいいのでね。
なぜか日本によく見る風景ですが、世界レベルの企業リーダーでも会見などの際、社員とおなじ作業服を着ていますが、あれも同じような観点からの考えでしょうか?工員と同じ服を着ても、作業をするわけでもないのですから、所詮似合わないですし、ここはやはり、オノレの仕事である方針決断するときの服であるべきではないでしょうか。そう!オバマスーツです。

日本国の様々なリーダー様には、確固たる男のスタイルを示していただき、若者にこの国の未来への可能性を訴え感じさせて欲しいものです。そのためにも、スタイリングには視覚から訴えるという効果があります。(信長と比較するのは、チョットかわいそうかな?)


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難しい話は、このブログには似合わないでしょうから、口直し。

ジョニーデップが仕立屋さんにからかわれ、掛け合いをする面白い画像が、Uチューブに出ていましたので、共有。

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エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

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