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慶伊 道彦

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

1976年、青山にてネクタイブランド"FAIRFAX"を創業。
東京発"ボールドトラディショナル"を切り口にし、現在では、ドレスシャツも手がける。フェアファクスという社名は、当時ワシントンにあった、フェアファクスホテルからインスパイア、小さくても知性、品格、歴史の感じられるブランドを目指す。

NICK WATERHOUSE

Written by 慶伊 道彦July 17,2012


ニック.ウオーターハウス

カルフォルニア生まれの25才。突如スターダムに駆け上がろうかと推測される若きアーティスト。
いわゆるヴィンテージオタッキー的な男だと思われるが、サウンドや機材などもヴィンテージなものを大切にしているようですし、ホームページをのぞいてみると、当人が影響をうけている古くてクールなミュージシャン達が紹介されています。また本人のスタイルも50~60年代スタイルにこだわっているように思えます。IVY的なところも窺えますし。
サウンドは、いわゆる50~60年代へのオマージュをこめたオールドアメリカン音楽をベースに現代にアレンジしたと書いてある。米にはヒップホップしかないとお考えの皆さん、一度聞いてみたらいかがですか?最高にTOO COOL!でっせ。

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LILY'S レコードショップ

NY大学の裏、 HOUSTON st.に店を構えるヒップなレコードショップ。
クラシックでレアなレゲエのLP盤専門店。いわゆるユーズドショップではなく、あくまで新品を看板にしていました。DJブースを構えていて、毎週火曜日にはラジオ放送もしているらしい。RADIOLILY.COM でPCで聞けるので、軽くは雰囲気は伝わるかな?
オーナーは、意外にもジャマイカ的ではなく、ごくごく普通の感じの30才くらいの真面目風貌青年。きっとオタッキー?

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MUNAMOTO CLUB ( Tie's Break )

Written by 慶伊 道彦July 09,2012

SUSHI JIRO

NY関連のブログに、おもしろいニュースが出ていました。江戸前寿司職人の心意気を描いたコミック作家にまつわる話ですが。

「伝統的な江戸前寿司職人のJIROに、カリフォルニアロールを頼むなんて屈辱より酷いことなんですゼ・・・」 (と言うわけで、首切りの漫画シーン、笑)
”GET JIRO” コミック漫画の原作者はそうとう料理の道に詳しいようで。
JIROも、すきや橋次郎をもじったわけでは、、、、、!?

それにしても、本物の伝統的な日本のお寿司ってのはこうなんだ!!!と
外国の方々が正しい日本の食文化を普及してくれる時代になったというのは興味深いです。
意外と日本人(特に若い人や海外かぶれの人)は、ロール巻きが流行りの寿司などと
のたまわっていらっしゃいますがね。やはり、あれはおにぎりです。
(こんなこというと、”おにぎり”通の人から、ふざけるな~おにぎりは、こうこうだ!と、お叱りをうけることでしょうネ)
だから、あれは、巻き巻きだあああ~~~!

NYなど、一部のエリアのみとはいえ、こんな話題で盛り上がる訳ですから、
我々本物も日本文化を正しく捉えたいね~という、お話でした。


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胸元クラブ  予告編(夏の装い編)

ダークマドラスのジャケット、ブラウンのギンガムチェックシャーツ、王道クラブレジメンタルタイ、ベージュのコットンチーフ

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ライトブルーのシアサッカースーツ、ネイビーのオックスシャーツ、ネイビーのコットンニットタイ、ダンガリーのチーフ

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同じくシアサッカースーツ、マリーンボートストのシャーツ、マドラスタイ、ダンガリーチーフ

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バティックのジャケット、リバティプリントのタブカラーシャーツ、オリブグリーンのニットタイ、アンティークタイバー、白のリネンチーフ

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ベージュストライプのシアサッカージャケット、ライムグリーンギンガムのボタンダウンシャーツ、オリーブのニットタイ、タイバー、オフホワイトのコットンチーフ

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ライトウェートウールスーツ、サックスシャンブレーシャーツ、ローシルクレジメンタルタイ(ブルー地ネイビースト)、タイバー、コットンチーフ

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同じくウールスーツ、イエローストライプシャーツ、レジメンタルタイ(ベージュ地ブルースト)、
カラーピン、ブルーコットンチーフ

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JOHN CASSAVETES

Written by 慶伊 道彦July 02,2012

Directer

5月末から6月末まで一ヶ月間、John Cassavetes = ジョンカサヴェテス監督の復元ニュープリント版の6本の映画を上映していました。その後は、各地に移りやります。
ジョンカサヴェテスの映画は、DVDでは、ほとんど見ることが出来ません。
夏休み、この映画フェスティバルを追いかけるのもGOODプラン!

今回、マーティンスコセッシの依頼でGUCCIが支援して復元が出来ました。
GUCCI等のラグジュアリーブランドには縁がありませんが、デザイナーに感謝!

”アメリカの影””フェイシズ””こわれゆく女””チャイニーズブッキーを殺した男””オープニングナイト””ラヴストリームス”の、6本です。
カサヴェテスの最もポピュラーで完成度も高い映画は、ご存じ”グロリア”。
ジーナローランズの魅力満載の映画で、テンポ良くヤクザ社会と戦う女戦士のはまり役。
のちにシャローンストーンが演じるのですが、イモぶりがかわいそうでした。(なんで、やりはったんでしょうか?理解できまへん)
また、フランス映画”LEON”、リメイクの下地にもなっていましたね。ナタリーポートマンの初々しさがいまだわすれられませんが。

70年代をまたいだ60~80年、アメリカインディーズ映画を撮り続けたこの偉大な作家。
これを機会に、これらをDVD化していただいて、これの支援はPOLO社におねがいしましょうか?、ミニ%の映画ファンと一緒にみて行きやんしょうゼ!


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もう一人、さらに孤高の映画作家、先日お伝えしたモンテヘルマン監督。
71年に撮った”断絶”Two-Lane Blacktop" のおおこけしたという話。
以来、製作依頼の話はゼロと言うことはお話しましたよね。アメリカンニューシネマ全盛期。
興行的には大失敗だということですが、でも今、見直ししても当時の雰囲気がそのまま褪せないで味わえる切なくても清々しい青春映画です。ルート66をチョイトたどれますしね。
嘘だと思ったら、TSUTAYAレンタルしてみてください。面白くないと返品引き受けます、かどうかはツタヤ次第。
現在も呼吸し続ける不思議な映画です。GTOなるジェームステイラー(シンガソングライター)が少ない表情で神経質な若者をうまく演じています。ポンティアックおじさん演じる
ウォーレンオーツの抜けぶりも見所。


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ついでに、DVDをかりるなら、もう1っ本。同監督の" The Shooting" ジャックニコルソンとウォーレンオーツの新西部劇。日活さすらいウエスタン映画の小林旭と宍戸錠のからみをおもいだしました。
小品ながら渋いよ~~星野さん!

”激突”のスピルバーグは、もちろん偉大ですが、この二人のように一部のファンにだけ見初められるってのは、まさに孤高の作家の運命!


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上記の監督と違い芸術性とは真逆ですが、これがまたおもろいのです。あの”ダーティハリー”シリーズを撮った、ドンシーゲル監督の映画です。
よく息抜きに、このような娯楽物を見ますが。
今回のこの映画はウオルターマッソーを追いかけてるときに再発見! 映画”突破口”の監督ということで、サーフィン。
その中で今回、紹介するのは、”刑事マディガン”
リチャードウィッドマークとヘンリーフォンダが共演。さすが、くせ者リチャード。大物ヘンリー相手にしっかり見せてくれました。(勝新と長谷川の共演?!)
また、全編、刑事の服装がカッコ良いのです。60年代のスーツスタイル。
なんでもないダークスーツにクラシックタイ(当たり前?)、そしてタイバー(流行の兆し)、
ソフト帽、、、J.Crewの広告塔のような刑事ばっかです。
それに彼らのシャ~~ンとした姿勢がいいでっせ。スタイルとは”姿勢”   お買い得!


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UDON

Written by 慶伊 道彦June 25,2012

WEBB SIMPSON が、全米オープン優勝!
タイトリスト契約の26才、なかなかなアメリカ人風貌のイケメン。
ウェアの契約は、POLO! すっきりとした爽やか着こなしが良い雰囲気。RYOにも見習ってほしいな~ POLO契約者は、他にも。ルークドナルド、ラブ3世、など渋めなプレースタイルの選手が目立つが、意識的にそうしているのでしょうか。

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高松に ”UDON”詣で!

時間がタイトでしたので、高松市内のみのそれも中心街のみに絞りました。
ゴットハンド、五右衛門、鶴丸、山鹿、の4軒。それぞれの個性がうかがえます。
セルフ店では、流れのシステムが慣れなくて、冷や汗。
アツアツ、ヒヤヒヤ、ショウガに汁、トッピング、、、etc.順々に流れるように進むのがコツ。それなりに楽しいですが、意外や難しい。後ろの地元さんの目がきになります。汗!

うどん山鹿の周辺は、ちょっと怪しい雰囲気!?
百間町、ちっちゃい天満宮神社、細く暗い路地裏、こうくれば何か思い出しませんか?
そうなんです!あの村上春樹先生の ”海辺のカフカ”に、出てくるじゃないですか。
ケンタッキーフライドチキンおじさんが、星野さんを引っ張り回すシーン。
勿論、違う場所でしょうが、なぜか思い出しました。
早速、3ん度目の読み直し。やっぱり!そうだと思いました。
ついでに、ピエールフルニエのハイドン協奏曲を購入し、星野君の気分、笑。

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高松は、なぜか好きな街の一つです。きっとあの昔話に出てくるような小さなお椀のようなお山とか、あちこちにある溜め池、そして猫さんがすんでいそうな怪しい路地裏、そんなところが気になるのかな。
勿論、おいしいヒヤヒヤ”うどん”も!


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japanese food

Written by 慶伊 道彦June 18,2012


NYレポート  NYの日本料理店

NYの食材も実にインターナショナルです。お店のメニュー写真をみてわかると思いますが、実に様々な国から食材が届いています。

今回、行ったお店は、寿司の”牛若丸” 京懐石の”きょう屋”。
この店のメニューを見ますと、
ノースキャロライナ産サワラ、和歌山県産カンパチや真鯛、タスマニア産サーモントラウト、スペインやボストンのトロ、、等。NYの食材はまさに世界基準。
実際、例えば日本の漁場から直に買い付け空輸されると仮定すると、翌日の夕方,少なくともその次の夜には、NYの板さんの包丁の手が入るわけですから。”くいしんぼ万才”のように港で即食べるとか以外は、NYにいても東京と遜色ないネタとして味わえるわけです。
NYで活躍する日本食レストランは、アパレルなどよりいち早くインターナショナルなスタイルを作り上げたというわけです。ですから、世界一の街で自立した文化を築いています。
まことに立派!!


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アメリカ経済誌"Forbes"が日本の「神戸牛」の大宣伝という話題。 =NY紹介ブログより=

題して、「最大の食品詐欺:アメリカ国内の神戸牛の大ウソ」。
近年、アメリカ国内の高級レストランの目玉メニューになったりしている、人気急上昇中の神戸牛はホンモノの神戸牛ではない。

まず、牛肉大国アメリカで、日本の神戸牛が大人気ってこと自体が驚きですけど、
それが日本産じゃなくてアメリカ国内産のニセモノ(Fake)ばかりで、最大の食品詐欺とまで書いたフォーブスにビックリ。

しかも、記事中、「ホンモノの神戸牛を日本で食べられる機会があったら、超美味しいから散財してでも食べるべき!!!」と断言。
一流ビジネス誌なのにグルメ・ネタ? こんな記事読んだら誰でも食べてみたくなりそう。
さらに、この記事は、専門性の高い経済誌フォーブスの記事の中では、比較的分かりやすく、より多くの人々の興味をひきつける内容ということもあって、瞬く間にアメリカ国内の各種メディアでも取り上げられてまして、結果的に、「ホンモノの美味しい神戸牛を食べるなら日本へ行こう!!!」というキャンペーンが、突如はじまったみたいな状況に・・・。


このような話も一人歩きをして、日本食の評価UPにつがなってはいるのでしょうか。意外とおもろい話でしたので拝借してアップしました。

NY WINDOW 2012SPRING

Written by 慶伊 道彦June 11,2012

今週は、NYの何店舗か新しいかおりのするお店のウインドウを紹介します。

GANT ノーホー店 / GANTの店の中ではもっともよくコーディネイトを見せてる店。
写真は、ホワイトコットンジャケットの1ツボタンに、同様のホワイトコットンタイ。
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GANT FIFTHアベニュ店 / 正調IVY感覚のディスプレイ
後ろの壁紙のイラストが最近のGANTの売りです。60s感1杯です。
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ブルックスブラザーズ FLATIRON SHOP / 先日、紹介したブルックスの新店。
ちょこっと店内写真を紹介、先日の紹介写真と合わせて見てください。
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TAILOR RUGBY / ブリーカーストリートの新店。1号店と違いドレスコードが高い店です。ツイードのジャケットにマドラスのシャーツがにくい。素敵なお店です。
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アットリーニ  / 先日、紹介したマジソンアベニュの新店。
流行りのライトブルーのトーントーンが大人味。まさにプレジデンシャルスタイル!完璧!
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## NY 流行りのローラーホッケー? 結構、何度か公園でプレーしているのを見ました。
アメリカっていろいろ楽しいスポーツを考えていきますね。ローラーブレード×ポッケー!
もちろん、自転車もますますブームでおいしい車種を見かけます。

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THE SKIN LIVE IN

Written by 慶伊 道彦June 04,2012

ウディアレンとペドロアルモドバル

ご本人達はこのように呼ばれるのは嫌うでしょうが、今では"巨匠"といわれている二人の監督の映画が同時に公開されています。

ウディアレンの "ミッドナイトインパリ"、ペドロアルモドバルの "THE SKIN LIVE IN"

ウディアレン
初期の頃の彼の作品は、いいでんな~~って感じ、大好きでした。
"007/カジノロワイヤル"(出演と製作)、"ウディアレンの誰でも知りたがってるくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて考えましょう"(監督と主演)
この頃の彼は、お笑いのアイディアがフツフツとわいてきたのでしょうか。おもろくて超クールでした。何回みたのかな~
その後、"アニーホール"で花が咲き、"インテリア""マンハッタン"と続き、"ハンナとその姉妹"で才能は満開。
しかし、多くの芸術家が陥るようにウディちゃんにもジレンマが訪れます。毎年たくさんの映画は公開されましたが、どうもいまいちあの時の感動は訪れません。
他の監督でもいいような作品が多かったように思います。
もう終わったかな?と思いました。ロリコン騒動のニュースもなくなったし年なのかな?と。ところが、昨年、しかも映画でなくビデオでみたのですが(お金をだしてもね~って感じで)、"人生万歳"、しかし予想は裏切られ久々にウディ節が来たと!これはもしかしたら復活?そう思いましたよ。その後の、この新作映画。いや~~良かったですね。
この映画は、ウディ様にしか作れません。ウディ様の映画です。巨匠になってからの復活!たいしたものです、並の監督にはできやせんゼ。

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ミッドナイトインパリ
1920年代のパリにトリップする設定ですが、でてくる人がすごい!すごい!ジャンコクトー、コールポーター、ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、ピカソ、ダリ、ルイスブニュエル、ロートレック、ゴーギャン、、、パリの当時の名所も舞台作りにふんだんに。一夜の夢!
これだけだと、なんか陳腐な大作っぽいですが、そこはWO様、最高の仕掛け!
是非!

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ペドロアルモドバル
同じく復活?という意味では、彼もそうでしょうか。
80年代初めに数々のヒット作をとばした頃の映画は、パワーを感じましたね。実に荒唐無稽、世間の常識を罵倒、全学連世代みたいな思想を感じ?共感を得ましたが。
しかし、ウディ様同様、その後世間的には非常にいい映画を作っていますし評価も高いのですが、どうもアンチモラルにパンチがないというか、シャレ気が感じられないのです、その後の作品からは。おもろくありませぇ~~ん。
ウディと同様ペトちゃんもなやんでいたのではないのでしょうか。しかししかし、今回の映画は違いましたよ。"私が、生きる肌"、久々に初期の頃の無茶振りを感じました。初期の作品、"セクシリア""バチあたり修道院の最期""欲望の法則"、、、アントニオバンデラス坊やが、青臭く軟弱っぽくて?それが新鮮でした。その僕ちゃんも中年、久々の黄金コンビで(22年ぶりとか)、痛快軽快なスペインフェチな映画をつくっていただきやんしたよ。
監督の弾けブリが伝わる映画です、是非!

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マンネリだったときにもモチいい映画を沢山作っていましたが、中でもペネロペファンになった僕ちゃんは、"オールアバウトマイマザー"が好き、いや~~久々すごいミューズに出逢ったと思いましたよ。
"ハモンハモン"でデビュしたペネロペですが、やはり、この映画が出世作でしょうか。
ウディ様は、有名なロリコンだし、ペト様は、かのゲイですし、全然タイプは違うのですが、俳優の良さを引き出すというテクは、すごいものがありやんすね。

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THE GREAT GATSBY

映画の話題ついでで恐縮ですが、かのフィッツジェラルドの代表作、"ギャッツビー"が再度、クランクイン。今回は、なんと!なんとのレオナルド・ディカプリオが、演じます。ニック役には、トビーマグワイヤー。キャロウェイ役には、キャリーマリガン。監督は、"ロメオとジュリエット"のバズラーマン。しかも3Dときた!
こうならべると、ツイかのタイタニックの二番煎じラインかな?と、うがった見方をしてしまいます。折角の名作なのですがね。
ラルフローレンが衣装担当したロバートレッドフォードの"GATSBY"は、すごくかっこよくてPOLOブームのハシリとなりましたが、今回は、あのあのあの究極の着こなしのレオ様ですから、どうなることやら~~。アカデミー賞狙いでしょうが。
やれやれ~~

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以上、引用写真です

LUDLOW

Written by 慶伊 道彦May 28,2012

NYレポート #7   J Crew ”LUDLOW”

NYでは、ビジネスマンのスタイルが変化してきています。イタリアのクラセコは一部のお金持ちスタイルとして残っていますが、NYスタイルは、ややよれた紺もしくはグレーのシンプルなスーツ。2ーボタンが多いです。
シャーツは、ボタンダウンが中心ですが、カラーピンをするレギュラーカラーも。柄は、白地にシンプルなストライプもしくはタッターソールやギンガムチェック。ネクタイは、ニットタイが人気で、あとは春だとマドラス地やリネン地(秋はウールに変わる)。そしてシンプルなストライプか無地マイクロのシルクタイ。靴は、ウイングチップとスリッポン。実にシンプルであか抜けたスタイルです。色合わせは、ブルー系かグレー系で統一していますし。
ラルフローレンがあまりにもスノビッシュになりすぎて一般のビジネスマンに不釣り合いになったこともあり、このようなシンプルなビジネススタイルが人気となったのでしょう。

LUDLOW: スーツはすべて2ボタン。紺かグレーにピンストライプ入り。ドレッシーであったスーツを、ちょいとダラッと着こなすのがポイント。
シャーツはギンガム、タッターソール、プレーンストのTHOMAS MASONの生地(英国の歴史ある会社で良質な生地)。こんなに上物の生地を使っても、普通だよって感じに作り込んでいるところが憎い。

人気の靴は、NewBalance for J.Crew 1400、RedWing、、、Beckman Chukka boots、他Aldenも。

小物としてアクセサリーになっているのは、タイバーなどネクタイ関連とコットンなどのポケットチーフ。時計ベルト、リボンベルト、、、

ニューヨーカースタイルつまりビジネスマンのストリートスタイルは、だいたいがこんな感じです。それをデザイナー達がいじりこんで、新しいスタイルとして作り込んでいくのでしょうか。


写真のスーツはJ.Crewではないですが、NY風スタイリング
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MAD MEN
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スポーツテイストを取り入れたNYスタイル & THOMAS MASON shirt
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おなじみ、NYーシューズ 
見れば、語らなくても流れはわかります。

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Minetta Tavern N.Y.

Written by 慶伊 道彦May 21,2012

NYレポート #6  new Restaurant

" Minetta Tavern " について

噂のレストランに予約出来ましたので、レポート開始。
このレストランのオリジナル(原型)は、1937年に開店した、ヘミングウェイやユージン.オニール(著名な劇作家)や、議論好きなヴィレッジの人達が、当時語り合いの場として集まって来た伝説的な溜り場のビストロだったとか。
いつしか時代の流れで、このビストロも店閉いとなり、売りに出されていたところを、レストランのセレブ仕掛人のKeith McNally(英国人で、常に話題をさらってる、セレブ御用達のSOHOのBalthazar, West VillageのPastis, TribecaのOdeon等の経営者)が、
ようやく2008年に、"Minetta Tavern"の権利を勝ち取り、60年前のレトロ漂う、
"Parisian bistro meets classic NYC tavern (居酒屋風)." のコンセプトで、
約一年ががりで完成させたミシュラン星獲得の話題性に事欠かない、評判の高いレストランである。
今回オーダーした全皿と共に、制作に30分かかるオレンジ.スフレ(デザート)も、
申し分無く合格点、スタイルだけでなく、テーストでもレベルの高い店です。
場所も、ヴィレッジ南に位置しMacDougal st.と渋いです、写真で分かるかと思いますが
新しいレストランとは全く想像出来ませんが(古く感じるように仕込んでいるので)、
またそれが戦略なのでしょうか。写真のように昔のウエイトレスとよんでも良さそうなコスプレ?ウエイターが仕切っていますしね。
さすが、NYで、生き続ける仕掛け人は、やることが大人ですね。

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今回ディナー後に行ったチャイナ.タウンの迷路の中の隠れや風バー&ラウンジ、
" Apotheke "。 
立地ロケーションは、ギャング映画のセットの様に緩やかなLカーブの小路裏に看板も無く、口コミのみでお酒好きのクールな若者達が夜な夜な集まって来るような処。
此処の売り物のオリジナル全カクテルのコンセプトは、ナチュラル.ファーマシー.ミックス。
バーのカウンター棚のボトルも、全て薬用瓶を使用。
各アルコールと共にミックス使用する材料は、毎日フレッシュな地元産のハーブと植物
(薬草、根、葉類等)と季節のフルーツ。
バーテンダーは、なんと!全員白衣(ドクター用)で病院仕掛け、もっとも店内は割と普通のしゃれな内装でしたが。
カクテル.メニューのカテゴリーも、かなり変わっている、
Healthy & Beauty(健康と美容)、Stress Relievers(ストレス救済)、 Pain Killer(鎮痛剤)、
Stimulants(興奮剤)等下に、夫々のドリンク名が、 Dr.RuthとかDevil's Danceと言った様なカクテル名がつている。
なんか、映画の中に迷い込んだみたいな不思議なチャイナタウンの一夜でした!

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Pinot Noir 12/04spring

Written by 慶伊 道彦May 14,2012

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4末のニュースでやっていましたが:
NYの宇宙ミュージアム?みたいな所に移すため、スペースシャトルがNYの上空を飛びました!なんか、写真でしか見れませんが(NYッコには話題に)、スゴイ! 若い頃に見たSF映画を連想させます。現実?!いや~~えらいこっちゃ!? 


NYレポート #5 WINE

今回も、NYでいろいろワインなど飲み楽しみましたが。例のごとく、アメリカピノノワール知ったかぶりですいません。今回の出張で飲んだものを紹介します。

ROEDERER ESTATE / ロデレールエステート
なんか見た事あるラベルだな〜と思ったら、シャンパーニュの老舗 ”ルイロデレール”が、カルフォルニアで造る本格的なスパークリングワイン。
アンダーソンヴァレーに自社畑を持ちフランスと同様の製法で、シャルドネ40%、ピノノワール60%のMIX。
フレッシュな酸味に濃厚な味わいが、”シャンパーニュ越え”のシャンパンと言われます。値段の事かな?
(普通、アメリカのワインの製造方式は、ブドウ生産者とワイン生産者は別の会社で造ります。でも、ルイロデレールは、アメリカで初めて直に両方を管理する方式をとりました。)
だからとても、コストパフォーマンスもよく、やはりもう1っ本!笑

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KISTLER Sonoma Coast / キスラー ヴィンヤーズ
キスラーは、ソノマのロシアンリバーヴァレーで、伝統的なブルゴーニュスタイルで育てられています。
なかでも、シャルドネが世界の愛好家をうならせてるようですが、
今回は、あえて数少ないピノノワール赤ワインをオーダー。カルフォルニアワイン、いや~まいったね~これ!

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ROCH OLI
同じく、ロシアンリバーヴァレー産のピノノワール赤ワイン。同様にまいったね~これ!
講釈は、省きます。というか、生産者ホームページが見当たらなかったため、ウンチク書けない?笑

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GOTHIC / ゴシック ハイランドヴィニヤード
なんとまあ~パンクなネーミングでしょうか。しかし、もちろんピノノワールでテイストもグッド、コストパフォーマンスもGOOD!
オレゴンの最も尊重された先駆者ブドウ園の1つ。これは、そのブドウ園からの限定版ピノノワール等級。
明るく爽やかな酸味は、喉ごしもよくあっさり料理にもあいまっせ。

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LAGAVULIN / ラガーヴィーリン 
食後はスコッチウイスキー。アイラ島南岸の蒸留所で造られるモルト。
メーカー曰く:ピート、海藻、ウッド、フルーツの複雑な香味とスモーキーかつ重厚な味わい。とか
16年ものは、やはり上等のウイスキー、アイラ島のスコッチはいずれもいい臭味がやみつきに。実にウンンマ~イ

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毎度の食前酒、ジン&ソーダの講釈は省きます。日本の氷の方が数段おいしいですからね。

以上、ペルー料理の " La Mar " , ホテルJAMESの " Kitchen " ,
次週紹介する店 " MInerba " , Bar " Smile " ,,,から。

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Blogger

中野 香織

エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

吉田 秀夫

”盆栽自転車” 代表

長谷川 裕也

"BOOT BLACK JAPAN" 代表

山本 祐平

”テーラーCAID” 代表

伊知地 伸夫

”FAIRFAX” TRAD部門ディレクター

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

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