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慶伊 道彦

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

1976年、青山にてネクタイブランド"FAIRFAX"を創業。
東京発"ボールドトラディショナル"を切り口にし、現在では、ドレスシャツも手がける。フェアファクスという社名は、当時ワシントンにあった、フェアファクスホテルからインスパイア、小さくても知性、品格、歴史の感じられるブランドを目指す。

CROWN N.Y.

Written by 慶伊 道彦December 17,2012

10月初めですから、だいぶ経ちましたが、今秋のNYナイトのディナーは、久々に、マジソン街を北上しメロポリタン美術館の正面小路を、少し入ったプライベート豪邸地区(アッパーイーストサイド)に、密かにオ−プンした" Crown " 。
このレストランのオーナー.シェフは、グリニッチヴィレッジで、長期に渡ってセレブ顧客を維持してる" Waverly Inn " と" Lion " のメインシェフ兼オーナーのJohn Delucieである。
両方の店とも、前回、前々回と行って、ブログに書き込みしましたが、、、
僕としては、”LION”のロケーション(チェルシー)と店構えが好きですし、そして、レストランバーという意味では、”WaveryInn” のビレッジ地区にある古き正調英国BARという
MIXされた設えが好き、、、

彼の経営スタイルは、インテリア、料理、サービス全て含めて、彼の心の底に生きてる
メンズ.クラブ風オールド.ファッション.ワールドです。其の彼の感性を理解し、共有出来る客層にフォーカスして構成されています。
此の最近仕掛けた高級タウンハウスの隠れや風レストランも、客層のターゲットを絞りみ
目的を曖昧にしない点を、頑なに保持していると言って良いと思う、、、
(渋い! これよくない? なくなくなくない 小沢風)

案内された高い天井のメイン.ダイニングルームの席は、コーナー奥の落ちついた会話のし易い、黒シェードランプ付きの丸テーブルで、気の付くサービスと共に食事も美味しく、
珍しくアップタウンをエンジョイした一夜でした。室内装飾は、白黒のフォトや絵、兎のドローイング等が、ヴィレッジ店同様、アートとスノップの交差する不思議な空間を醸していました。

帰りしなの出入り口の階下には、高級クラブ風ドアーマンのガードが立っておりました。

まあ~たまには、こんな夜があってもいいんじゃ~~と、暗闇の西麻布氏は語る、、、


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ワインセレクション:
アペタイザーの蛸のグリル、松茸スペシャルに合わせて、最初はフランスの白ワイン、Domaine Pascal Jolivet, " Le Chene Marchand". Sancerre, France 2010
最後のメインディッシュ用ワインは、肉にも、魚料理にも合うように、Pinot Noie(赤)。
今回は、ソムリエもお薦めのTomas George Estate, Russian River Valley 2010
価格も手ごろの割には秘密感もあり、お得な気分でした。
(マイナーワイナリーなのか、ホームページもささやかで情報を書けませんでした、、、
、、 残念無念)

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ジョニーデップが仕立屋さんにからかわれる、面白い画像がUチューブに出ていましたので、ファンの為に再度共有。

MUNAMOTO CLUB F/W

Written by 慶伊 道彦December 10,2012

TIE BAR

ビジネスマンの胸元にタイバーがビシッと決まります。
昔と違い、タイバーの位置に注目!非常に高めの位置ですゾ!
下にするとお腹の出たオッサン風になりますのでご用心。
ゴテゴテ飾りのあるものよりは、むしろスッキリ一本線のものがしゃれてます。
NYスタイルを気取りたい方は是非!

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MUNAMOTO CLUB  秋シーズン


チェックの重ね技、ミニタッターソールチェックのシャーツ、グレンチェックのウールタイ、
グレーのウインドウペインベスト、ブルーのシルクポケットチーフ、
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キャメルコーディ、2色入りチェックシャーツ、ウールレジメンタルタイ、アーガイルベスト、
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英国調ひねり技、赤のロンドンストライプシャーツ、赤のタータンチェックタイ、
グレンチェックベスト、大ドットのシルクポケットチーフ、
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白が効いてます、白のタブカラーシャーツ、ブルーのウールレジメンタルタイ、
グレンチェックベスト、紺の白トリミング付きリネンチーフ、
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ALL NAVY技、紺のデニムシャーツ、紺のウール無地タイ、紺のウールサージベスト、
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ボタンダウンボタンはずし、ブルーのロンドンストシャーツ、紺のウールヘリンボンタイ、
紺のサイコバニーチーフ、
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ブルーコーディ、ミニライトブルーロンストシャーツ、
ウールマダープリントBIGペーズリータイ、ライトブルーのシルクプリントチーフ、
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もう一つ、NYからの話題を! / ニューヨーク便りより抜粋

日本人としては非常に興味深い、感慨深い現象を1つ。あの東日本大震災の後、日本の被災者の方々へ寄付金を募るためにニューヨーク在住の60組を超える著名ファッション・デザイナーさんたちが大挙して立ち上げた慈善団体、「ファッション・ガールズ・フォー・ジャパン」(FASHION GIRLS FOR JAPAN)

その団体が、今度はハリケーン・サンディの被害者のために「ファッション・ガールズ・フォー・ヒューマニティ」(FASHION GIRLS FOR HUMANITY)と名前を変えて、11月27日~28日に寄付金を集めるためのベネフィット・セールを開催。

で、その公式サイトに行ってみたら、ロゴマークが「ファッション・ガールズ・フォー・ジャパン」の時のまま。つまり、
"I♥NY"の"♥"の部分が日本の国旗をモチーフにした日の丸"●"になってる"I●NY"のままなんですよ。まるで、日の丸のもとにニューヨークのファッション・デザイナーさんが結集し、慈善活動してるみたいな印象。

逆に言うと、ニューヨークのファッション・デザイナーさんたちが結集して慈善団体を作ったのは、あの時の日本のために・・・というのが史上初だったのかもしれません。すごい。

今後、「ファッション・ガールズ・フォー・ヒューマニティ」としての新しいロゴマークが作られるかもしれませんが、このままこの日の丸をモチーフにした"I●NY"がニューヨークのファッション・デザイナーさんたちの慈善活動の旗印に定着したら素敵です。

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Walter Matthau

Written by 慶伊 道彦December 03,2012

007 / Daniel Craig

早速、一番シネマで見てきました。(マニアというより暇でしたから)
ダニエルクレイグの”007”
これは21世紀のボンドですね。お楽しみくだい。


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さて、今週は映画の話。でも、20世紀の男優です。

Walter Matthau

ウオルターマッソ。ジャックレモンと組んだコメデイ映画や刑事もの、特に ”がんばれベアーズ” でポピュラーな人気を。

人なつっこい表情に毒舌をからめた存在感ある俳優でしたが、意外や意外!この方はスーツの着こなしが素晴らしいのです。
ちょっと背を丸め首を突き出して歩く欧米人独特の姿勢がさらにイカしてみせます。
それに彼が出演する映画では、どれもがチャーミングなメンズスタイルを見る事ができます。ご本人様だけでなく共演している男優の隅々まで。(本人は監督ではないのですから、指示しているわけではないのでしょうが、やはりウオルターマッソとの共演となると、、、って感じですかね。)
昨年のブログに出した ”サブウェーパニック” 全員がイカしてましたね。ウオルターマッソは、ハリスツイード?のジャケットにタータンチェックのシャーツ、イエローのウール無地タイ。ネ!なかなかでしょ。
刑事役などはどんなシーンでもズーット同じスーツを着てるんですが、着こなしがいいからよく映るんです。<普通に着る>というのは難しいと思うのですが、いや~うまく着こなしていますね。

今回あらためてネットレンタルしたのは、

”恋人よ!我が胸に”  これでアカデミー助演男優賞。監督は、ビリーワイルダー。おなじみジャックレモンとの掛け合いが爆発。弁護士役のウオルターはタイドアップしたTRADスーツで決めていましたし、スタートすぐのワンシーンなのですが、ジャックレモンは、ダッフルコートをきて粋に。
悪妻役のジュデイウエストが昔の女優っぽくて艶っぽくて。

”ラブリーオールドメン”  おなじくジャックレモンとのエンタツアチャコ映画。もう老人世代ですが、やはりおしゃれ度は超高いですね。
バッファローチェックの防寒CAPなど、一昨年からはやりだしたアメリカンラギッド&カントリーなスタイルがプンプンしている映画です。黒人俳優の着ていたベストもまさに旬!いかしています。しかもですよ、あのアイドル!アンマーグレットが共演。老いても素敵でうれしかったです。お買い得!

”マシンガンパニック”  ”突破口”  ”サブウエーパニック”  
この三作品は、B級アクション映画の傑作では? スピード感あるストーリーといいウオルターマッソの飄々とした傑物ぶり、さらに魅力的な脇役陣。楽しめました。ところで、監督は、ドンシーゲルなのですが(ダーテリハリーなど)、次のネット貸出で、早速調査開始だね。

ここでは、ジャックレモンには触れませんでしたが、二人は、他にも ”おかしな二人” ”フロントページ” の傑作を残しています。
おしゃれな二人の映画は、どんなシーンも素敵に映りますし、淀川長治の気分にさせていただけます。さよなら~さよなら~さよなら~

Grampy Old Men / ラブリーオールドメン '93
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Fortune Cookie / 恋人よ帰れ '66
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Laughing Policeman / 笑う警官 '73
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Charley Varrick / 突破口 '73
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サブウエーパニック / '74
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take IVY style

Written by 慶伊 道彦November 26,2012

IVY STYLE 展

ちょうどNY出張中に開催されていましたので、MFIT、つまり、FITのミュージアムまで行ってきました。場所は、ペンステーション近く、そう、ミッドタウンの西側です。
この展示は、ブルックスブラザーズが主催となり企画されたもので、いわば身内の宣伝も多少はありでしたが、、、実際、展示物にブルックスが多いのは歴史的にも当然として、トムブラウンが結構展示されていましたのがネ。(トムちゃんは、IVYの進化形ではありますが、回顧展的な今回にはあまり似つかわしくはないと思いますが)

内容は、まあ~その~初心者用の為の手ほどきと言っていいですかね。後のUーチューブを見ていただければ大体の会場イメージはつかめるとは思いますが。
ブルックス、Jプレス、POLO、ジェフリーバンクス、、等、TRADの50年代~70年代に重きをおいた展示。
(セザラニがなかったようですが、アメリカでの位置は?)
趣旨はいいのですが、出展点数もそんなに多くないので、ちょっと重量感が感じられなく、
軽くイメージだけだして流しているといったところ。
それでも、昔の学生の制服やスポーツクラブのユニフォームなどから、成る程IVYってそういう場からうまれたんだ~と、IVYの原点を感じることができた事は、収穫かな。
この展は、”TAKE IVY”という日本生まれの1冊の本から始まったIVYブームが、いまや一般のピーチクまで関心が広がったということの証明でしょうか。
ニューヨーカーのオシャレな人は、なにがしらTRADをベースにした着こなしをしていますので、とりあえずは来年いっぱいはIVYというかTRADな気分は続きそうでんな~~

ところで、ビッグニュース! 
”RUGBY” が、近々クローズの方向で進んでいるみたいです~
本稿でも取り上げたことがありますが、デビュー当時は斬新なTRADの切り口をこの店から感じたものです。しかし、数年たった今、ちょっとマンネリも感じ始めていたことは事実です。ですからVYブームの終わりというよりも、学生向けとしては、感覚と価格、品質などのバランスに問題あり!と言ったところが、時代と若者に受けなかったのかも?

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take "IVY style" ーーUチューブよりーー


バーグドルフ

先日、50周年当たり年の話をしましたが、こちら、バーグドルフは、創業111年!変な言い方ですが、西洋の洋服屋さんが、なんと!111年も続いているというのに驚き。1900年といえば日本は、ちょんまげを切って文明開化をうたった頃でしょうから。
現在は、向かいのビルにメンズが移って、レディース館として本物の高級感あふれる店となっています。
ご存じない方の為にちょいと観光講釈を。
立地は、かの5番街、57~58丁目をしめる路面店です。1ブロックは、約100mですから、日本的にいいますと、松屋デパートくらいのエリアでしょうか?フロアは、6F?くらいかな?その中に世界の一流品ブランドの品々がゆったりと、鎮座まします。
少々ふところが暖かくないと非常に場違いな雰囲気を味わうことでしょうね。ちょいと輝いています。おしゃれで贅沢で。
(その点、同じようなブランドを扱っていても、BARNEYS NY.の方は、もっと若々しいというか開放的というか、アプローチが違います)
メンズ館は、向かいにあるのですが、イタリアンクラシックを中心とした構成、やはり超リッチ!ここからは、最近の人気デザイナー”マイケルバスティアン”やファッションブログで人気の”ニックウースター”などが巣立っていますから、その実力度ははかれますね。
ココかバーニーズに入っていることが、世界で認められるブランドの証。
(わがFAIRFAXもはいっています、エヘン)
しかし、このように100年以上も続いていて、しかも第一線であるというのは、すごいとしか言いようがあらへん~~わ


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写真は、ウインドウディスプレィより、

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つい最近のニュースですが、FITでは、こんなイベントもやってるんですね!!!
IVYシンポジューム、なにかの学会って感じ? アメリカ人もこだわってます。
IVY本家としては、マニアックなファンは我が国に沢山います。
ですから他国に渡してはいけません!という、メッセージでしょうか。
TAKE IVY本は、そこまで影響が凄かったという証です。

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Ms. DIANA VREELAND

Written by 慶伊 道彦November 19,2012

THE EYE HAS TO TRAVEL / DIANA VRELAND

ダイアナ.ヴリーランド 1906~1989 フランス生まれ



40年に渡りHarper’sBazaar、Vogue誌のファッションエディターとして、抜群のセンスを発揮する。
才能を見いだす能力が極めて高く、多くのデザイナー、フォトグラファー、モデルを世に送り出す、ファッション界の伝記的存在。
その彼女のドキュメンタリー映画が公開されました。(NY.アンジェリカフィルムセンターにて) 
東京では、シネマライズで確か12月末頃から公開だったと思います。

映画のインタビューでは、写真家”リチャードアヴェドン”など彼女と一緒に仕事をした、
ファッション界の第一人者達が、彼女を語っていました。(ジャクリーヌケネディも写真で)
すごく直感でもってその人の才能や魅力を引き出すのがうまく、彼女に認められるとトップにまで躍り出たようですから、人にたいする才能があるのでしょう。
また、オードリー・ヘップバーン主演の映画 ”パリの恋人”にでてくるファッション編集長マギーは、彼女をモデルとしたものです。 よく似てるんですよ、これが~また笑えるくらい。
当人は、20年代のスノップさが大好きだとインタビューで答えていましたが、実際、彼女の手にかかる雑誌の写真等は、単なるファッションを越えたモダニズムに溢れていました。

晩年、雑誌編集長をリタイヤ、最後の仕事としてメトロポリタン美術館のコステューム部門の展示にかかわりました。

でも、どうしてスゴイ女性は皆ダミ声になっちゃうのかな~~ ソプラノのスゴ手っているかな?

徹子の部屋ならぬダィアナの部屋へようこそ! って映画。 業界人??必見!

" Style is everything...style is a way of life.
Without it, you're nothing. " ---The eyes has to Travel---


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ウディアレン

名うてのロリコンキラー(でも、彼ももう76才)、ウディ様月間が始まりました。
映画は、続けて2本、上映されます。
一本は、ドキュメンタリ映画 ”映画と恋とウディアレン”
もう一本は、新作 ”恋のロンドン狂騒曲”
どちらも”恋”がついてるところが、ウディ様っぽいですな~
さすが名うての”恋”名人!
90年代、15才の実養子との不倫関係で大騒ぎ、悪評プンプンでしたが、あれからもう15年? 意外にも、その女性を妻にして実子ももうけているのですから、”恋”が好きな旦那はんということでしょう。よろしおすな~~
新作では、またまた美人女優を二人もGET?していますよ。
ナオミワッツ(アラフォー)、フリーダピント(28才、だがすごく若く見えるのでウディタイプ)
全く、お羨ましい限りです。 でも、彼のそこが大好きだし、使われた女優は皆いい女に
なり賞レースにもでれるし、この関係はヨクナクナクナクナイ。

ドキュメンタリー映画をみると、つい後を追いかけたくなるのですが、なにせウディ様は、
多作!年に1本ペースですから見るのも大変!最低でも50本はあるゼヨ。
来年は是非トライして、またウディアレンのお話をしてみたいな~


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THE NEW BROOKLYN

Written by 慶伊 道彦November 11,2012

NYは、僕の訪問した週が最後のおだやかな週みたいでした。その後、ご存じのハリケーン被害と、そして雪嵐と続きましたから。

おまっとうさん! Sやん!K様!皆さん! NYニュースでっせ!

Williamsburg / ウィリアムズバーグ

NYイースト9thから地下鉄Lライン線に乗って、イーストリバーの下をくぐりブルックリン最初の駅、ベッドフォードアベニュ駅で下車。ここがウィリアムズバーグの中心です。

前々から観光客が増えているという話を聞いてはいたのですが、あまり僕にとっては関係ないのでは?と思い、今まで訪問を遠慮していました。
ところが、ポパイ10月号でNY特集が組まれ、ここウィリアムズバーグを魅力的に紹介していましたので、急に興味がわいてきて、訪問したしだいです。
(生まれ変わったポパイは、素敵な変わり方です。雑誌の後を僕が追いかけるのは、久々です)

と言うわけで、Williamsburg
地下鉄を出るとすぐに街一番の繁華街、Bedford Av.× North7th
なんとなく70年代の代官山といった風情。小さな店、CAFE、ダイナー、SHOP、、ポツポツと並んで可愛らしい街並み。
建物もマンハッタンと違い全て背が低く抑えてあるので、街並みに落ち着きと懐かしさを感じさせます。
マンハッタン見物を卒業した観光客に人気があるのも、よく分かる気がします。
びっくりしたのは、まったく黒人を見かけなかったことです。(もしかしたらその日だけということも、、、)
この街は、20~40代のスローライフでオールドアメリカンスタイルが好きな白人の求めるカルチャーがある街のような気がします。
そのあたりの棲み分けは、黒人と白人のメンタリティが影響しているのかな?
刈り上げリーゼント、長めの山羊髭、ブロータイプのメガネ、チノーズとダンガリー、スイングトップ、、、カッコイイね!
なにか、そう50年代のアメリカの街を感じさせます。(映画で知ってるだけなのですが)

街を紹介いたします。有名どころだけですが。
PILGRIM SURF+SUPPLY
NYのサタデーズのような、サーフライフを楽しむ人のアウトドアショップ

ISA
フリーマンズスポーティングクラブ等でアメリカ回帰ブームを巻き起こした、ターボソマーが満を持して、ここにレストランをオープン

WYTHE HOTEL ワイスホテル
アーティストでもあるAndrewTarlowは、ドラックで危険な町、サウスウィリアムズバーグにオーガニックなダイナーをいくつかだし成功。ここを素敵な町に変えました。
そして、この春、ウィリアムズバーグ北側にホテルをオープン。
1900年初期の建物をリノベートして、高い天井、廃材利用、ブルックリンのカスタムメイドのウォールペーパーでデコした部屋、、、ブルックリンらしい心地よさを演出したホテルです。

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上段は、ホテルベッドとオーナー
下段は、ベッドフォードAV.× 7thAV.
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Bedford AV. 賑やかな交差点 / 古い床屋さん CORNER BARBER  
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IN GOD WE TRUST ウーマン&メンズ店 街一番のセンスのよいセレクト店
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BEACON’S CLOSET 大型古着店 ファッションセンスがよいです。80年代、NYを感じさせます。
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地ビール(BROOKLYN BEER)工場 煙突と給水塔がGOOD! / 壁の商業イラストがまたいいですね
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BLACK&WHITE GALLERY / 中の展示壁画 ちょっとユニークな線画
                        SHANTELL MARTIN / Continuous Line

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リバーサイドKENT AV. / EAST RIVER SIDE
リバー沿いに公園、マンション、などもあり、向こうのマンハッタンが一望。リラックス
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と言うわけで、小走りでウィリアムズバーグの紹介をしましたが、気になる方はポパイ10月号を! NYという都会だけの話かもしれませんが、若者(20~40代)が新たなライフスタイルを求めていることが、簡単にみえる街といえます。旧来のウォールストリートから生み出されたバブリーファッションとは違う切り口がみえてくるのでは、、、。

オッサン&オバハンも気が若くなりまっせ。気分だけでもティーンエージャ!よろしいやん

Paul Stuart NY

Written by 慶伊 道彦November 05,2012

この秋のメンズ紳士録スタイルは、チェックスーツ&ジャケット。
アメリカ回帰ブームは、まだまだ盛りですが、ちょっぴりアメリカ人気分の英国リターン。
秋ですし、ぴったりな気分でしょ。流行りのツィードには豊富に柄がありますしね。

そう言ったわけで、ポールスチュアート。この店は、NY.マジソンAV.の45thに位置して、僕らの40年来通い詰めてる憧れのお店です。
しかしながらやはり、長い歴史ですから時々飽きられたりもします、正直言って。
今秋あたりから、またポールの出番かな?と、思えてきました。まあ、ポールからすれば、
日本の猿さん達の気まぐれには、またかぁいヤレ~ヤレ~と、お付き合いむりでしょうが。
特に、誕生して3年目になりますブランド"PhineasCole"は、すばらしいです。
デザイナーは、ラルフと言うのですが(一応、知り合い。エヘン! というか、一度だけシャーツ&タイを売ったことがあります)、
より英国調に特化したモダーンアンティークスタイルで、決めています。彼が、入社してからのポールは、確実に進化していますから注目かな。

と言うわけで、チェックのスーツ&ジャケットで、ナオンちゃん(フルッ!)と、ザギン(高田風)のBARで、chuchuカクテルを、お召し上がれ。


MAD for PLAID

今秋のポールスチュアートのウインドウより一部
一押しのチェックスーツのコーディをお楽しみください。

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(以上、引用写真です)

007 JAMES BOND

Written by 慶伊 道彦October 29,2012

米大統領選挙ディベート第三回

やはり、オバマは、ブルーのミニマムパターンTIE、そしてロムニーは、赤のストライプTIE。
またまた交代でした。先週のTIE予想の賭けオッズ、ゼロ!配当なし (残念無念、、、)
皆さん、プレジデンシャルスタイルで是非!

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007 SKYFALL / スカイフォール

主演 : ダニエルクレイグ
前2作で、すっかりボンド役をものにして新しいボンド像を見せてくれています。
年末の公開が楽しみですが、雑誌各社は、一斉に表紙に!(GQ、ゲイナー、、)
海外でも、勿論、表紙デビューや巻頭特集記事で答えています。
知ったかぶりですが、軍仕様のHONDAのバイクで疾走するシーンから始まるとか?
皆さん、楽しみましょう!

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007と言えば、ショーンコネリーの、スーツにニットタイを合わせたスタイル(当時はニュー!僕も合わせブリにドキッと! )
それからやはりボンドマティーニときて、シリーズ番付では、"ゴールドフィンガー"
でしょ、でしょ、やはり。
そしてそしてボンドガール!この話題抜きの007はあり得ない。 
なんといっても、ダニエラビアンキ (ロシアより愛をこめて)
その色気は世界中の男をメロ~ちゃんにしはりました。

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ボンドガールで、面白いところでは、"007は二度死ぬ"の、若林映子。
ちょっと外人目線からの芸者感覚と日本人ばなれのナイスボディがミックスして怪しい魅力を出していましたが、諸君はどう?
(これよくない?よくないこれ、よくなくなくなくなくなくない) 小沢風いただき

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007では、オッサン達それぞれ語るところがぎょ~さんあると思いまっせ。
(話し出したらきりがないですよね~)
"007" 50周年にあたる今年! 是非、全巻、見直してたのしみまひょ!

以上、引用写真です

USA PRESIDENTIAL ELECTION

Written by 慶伊 道彦October 22,2012

米、大統領選挙

ニューヨーク滞在中に米大統領選挙のキーとなるディベート対決がありました。
(もう、3週間前になりますが、、、)
その時の服装は、お互いにネイビーのダークスーツに白のシャーツ。
TIEは、オバマは明るいネイビーベースのミニマムパターンでシックに。
対するロムニーは、赤のミニストライプでパワーを。
ディベートの結果は、大差でロムニーの勝ちとなりましたが、その後、ロムニーに話の綻びがめだったということで拮抗した差となったみたいですよ。
その週では。


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先週、水曜日に第二回ディベート合戦がありましたが、この時のTIEでなるほど感。
オバマは、赤(エンジ)の小ドットタイ、ロムニーは、ブルーのストライプ、と両者逆の色となりました。よく、かち合わなかったですね、対決前に服装チェックしてるのかな?
第三回が楽しみです。
オバマは全体にシックにまとめる傾向があり、ロムニーはパワーを表すスタイルが好きみたいですが。


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また、副大統領によるディベート合戦も!両者、引き分けとのこと。
ネクタイも、両者、またまたブルー対赤。
勿論、スーツはネイビーでシャーツは白。
これが、プレジデンシャルスタイルの鉄則なのでしょうか。

いろんな意味で、アメリカって本当におもろい国でんな~~


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と、いうわけでNYでの早朝は毎度TVニュースからが僕のおきまりです。
いろいろ、ビジネススタイルの鉄則というか流行りというか全体像を、わりと簡単につかむことが出来ますので。(日本のCNNは、アメリカ向けとは違うので、いささか??)

今回注目は、ブルー~紺ベースのドットタイ(もしくは、ドット風)
沢山のアンカーマンが結んでいましたね。やはり、不景気の最中、品良くシックに見える方が、アメリカっぽい馬鹿ハデなスタイルより受けが良いのでしょう。多分、多分、ウンウン、
とにかくアメリカのTVニュースでは(スポーツニュースでも) TIEは欠かせないアイテム!


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以上、引用写真です

50th Anniversary

Written by 慶伊 道彦October 15,2012

007映画が誕生して、50年になりました。NYのTVニュースでも、盛んに取り上げられていました。初代ボンド/ショーンコネリー、ボンドガール/アーシュラアンドレス、やはり、初代はよろしおまっせ。
次に印象的なのが、”ゴールドフィンガー”でしょ!やはり! (同意見)
それにしても、CNNのこの写真のキャスター(名前のチェックを忘れました)、素敵ですね。
アラフォーのボンドガールってのも、いてもいいですよね。新作では。

その後、チェックしましたら、有名なAnchorsの一人、Ms. Randi Kaya, 45才とわかりました。アラフォーになりいい顔になった方でしょうか。 安藤さんのように目線を決めず、
実に自然体でしたね。007のせいかも?

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今年は、50周年の当たり年。
ビーチボーイズに始まり、ローリングストーンズ、ビートルズのアルバム発売も!
およそ60年代の初め、青春像というのがはっきりしていた時代です。IVYSTYLEも、
この時期からブームを巻き起こしましたしね。


NYのタクシー料金がこの秋?から新しくなりました。ケネディ空港から市内までの料金も変わりましたので、ご注意ください。TV広告でもさかんに正規の乗り場を使うようによびかけていました。高くなったとはいえ、東京と比べると安い気がしますが。
それとロゴマークも一新されスッキリ、安全なタクシーというイメージを高める作戦です。

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Blogger

中野 香織

エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

吉田 秀夫

”盆栽自転車” 代表

長谷川 裕也

"BOOT BLACK JAPAN" 代表

山本 祐平

”テーラーCAID” 代表

伊知地 伸夫

”FAIRFAX” TRAD部門ディレクター

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

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