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慶伊 道彦

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

1976年、青山にてネクタイブランド"FAIRFAX"を創業。
東京発"ボールドトラディショナル"を切り口にし、現在では、ドレスシャツも手がける。フェアファクスという社名は、当時ワシントンにあった、フェアファクスホテルからインスパイア、小さくても知性、品格、歴史の感じられるブランドを目指す。

LORENA OCHOA

Written by 慶伊 道彦June 28,2010

ロレーナ.オチョアが、今シーズン途中で女子ゴルフ界から電撃引退しました。オチョアファンの僕としましては、残念でたまりません。彼女はメキシコ人ですからメキシコでの大統領クラスの人気は当然ですが、アメリカでもスーパー人気でした。勿論アリゾナ大学で学んだことは大きいでしょうが、彼女のもつ国際感覚的な魅了はもって生まれたものなのでしょうか?クラシックであるにも関わらず、非常にチャーミングで国境のブレをかんじさせません。このあたりは、彼女の引退試合に優勝した藍ちゃんも強すぎる韓国プロ達も太刀打ちできないのでは。
オチョアのプレースタイルは極めてクラシックです。しかしながらそこには、新鮮さ!NEW!を感じます。ラコステPOLOの着こなしやサブリナパンツの似合うこと!
ラコステのアイコンとしては、最高のビーナスでしょうね。(仏ラコステガールとツーサム!いいでしょうね)

しかし、日本の男女ゴルフプロ選手の服装はどうしてあんなにひどいのでしょうか。(伊集院静もある雑誌に書いていましたが)およそ、国際感覚がないですね。(まさに、東の外れの国の物語)あのぶっといハデベルトのバックル、パンツは裾に切れ目を入れた上にさらにボタンまで、ジャラジャラネックレス、変なサングラス、ジーンズ仕様のパンツ、、。女子プロも似たような感じです。関連がないのに 黒のハイソックス、3~4カラーの取り合わせ、可愛い系やお水系アクセサリー、、、。(109系は素人ゴルファに任せればいいのですよ)なぜ、ジェントリーなスポーツに竹下ス トリートセンスを持ち込むのでしょうね?
あ~あ~、パーマーさんや中村寅さんのスタイルがなつかしいな~~。有馬稲子のゴルフスタイルも!?

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NEW WAVE IN GOLF STYLE

Written by 慶伊 道彦June 21,2010

Rickie Fowler
6月6日最終日、セミメジャー、モーガンクラシックで20才の若手、リッキーファウラーが2位に入りました。最終日まで首位を争っていたので、TVで彼のプレースタイルをじっくりみられました。前々から気になっていた彼を早い時期に見るチャンスが出来たのでラッキー!噂通りのBIGな新人でした。一見ビジェガス風のハデなスタイルなのですが、ちょっと違います。彼より少し若いということと、出身がカルフォルニアということもあり、ヤングアメリカンな雰囲気をうまくだしていました。ウエアは、PUMAとの契約で全身プーマなのですが、着こなしがいいですね。スタイルとしては、キレイめストリートルックの範疇だと思います。タイトではなくややオーバーサイズをキレイめ同色で決めています。3日目のALLブルー、パンツはブルー系のタータンチェックが素敵でした。ちなみに、最終日は決まってオレンジパンツが勝負カラー。マスコミでは、”3R”といわれ、ローリーマキュロイ、彼、そして我がRYO石川、この三人が次代のゴルフ界を背負うと言われた特集がありました。腕前の方は、3人いい勝負だと思いますが、これからですね。しかし、ファッションにおいては、リッキーが抜けています。RYOは勿論おしゃれ好きで日本では格好いいといわれます。でも、僕が思うには、ちょっとアダルトっぽいです。アダルトセンスをヤングに 置き換えたというべきか。裾割れ目パンツ、ドハデバックル、ジャラジャラ、多い色柄のくみあわせ。若い彼のプレースタイルの持つバックグランドをかんじさせません。たぶん、日本のデザイン会社の意向もあるのでしょうか。もう少し若手らしいカッコをさせてあげたいです。リッキーファウラーは、その点、カルフォルニアスタイル(サーフィンからきたもの?)をベースにHIPなストリートスタイルをうまく着こなしているようにおもいます。(勿論、ゴルフのイメージはギリギリ保ち) 写真より TVの動画の方がより魅力を感じることができます。アメリカスタイル好きな僕としては、GOLF界の彼が発信するNEWスタイルに 期待しています。

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カラーシャーツ

Written by 慶伊 道彦June 14,2010

先週に 引き続き色モノの話。
ギンガムやオックスのボタンダウンシャーツの人気が高いようですが、ここは上級編を紹介してみます。
淡いブルー、グリーン、イエロー、ピンク・・・・・。
このようなカラードシャツにタイをして暑い夏、涼しい顔をしているのはいかがですか。淡いカラーシャツは最近見かけなくなったので、知的な香りがします。シンプルなレジメンタルタイやピンドッ トタイがさらにインテリジェンスを演出してくれます。
自分が思った以上に 崩れてしまっている夏のスタイルですが、20代まではともかく、ファーストファッションが似合わなくなったとお嘆きの30代以上の方々は、是非夏に ドレスアップ。そこのけ、そこのけ、ファーストスタイルちゃま。

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VIVID SUMMER

Written by 慶伊 道彦June 07,2010

いよいよ暑くなってきました。暑い夏に 向けては、基幹色としてのグレーや紺は一休みして、男にも色や柄が戻ってまいります。写真はアメリカGQのVIVID特集です。(一人だけ色柄中毒者がいますが、ご愛嬌)
ブレザー好きとしましては、写真のようにパンツにレッドやブルーを持っていき、ホワイトバックスで決めたいですね。ベルトやウォッチベルトも夏の素敵なポイントとなります。
夏の間だけは、色をガンガン楽しみましょう。

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Sylvie Vartan

Written by 慶伊 道彦May 31,2010

雨降りの週末は、きまって映画館へ行きます。今回見た 映画は、Johnny Hallyday主演、ジョニー・トー監督。仁義なき戦い映画 “冷たい雨に 撃て、約束の銃弾を” (しかし、あいかわらず日本タイトルは、ふざけていますね、本題は復仇。)
健さんシリーズを彷彿させる香港ヤクザ映画です。ストーリーは単純な敵討物ですが、主役にジョニーを持ってくる所に監督のセンスの良さがあります。(まあ、それで見たのですが)

面白い映画でしたが、2年程前に見た、パトリス・ルコント監督の「列車に乗った男」のすばらしい印象と比較してしまいました。ジョニー・アリディと老人役ジャン・ロシュフォールの粋な掛け合いの場面が忘れられません。
ということで今いち、乗りが悪かったので、早速 T屋に行ってDVDを借りました。「アイドルを探せ」 主題歌S ylvie Vartan。いや~いや~可愛かったですね、デビュー当時のシルヴィ・ヴァルタンちゃんは。64年度の映画ですから45年前になりますね。学生だった小生は、すっかり あのイエ・イエ ルックとハスキーヴォイスの虜になりました。結局20歳で結婚しちゃうんですがね。あの悪名高いジョニー・アリディ君と。(がっかり!) という訳で、ジョニ男の映画を見るといつも「アイドルを探せ」が浮かんできます。出演者が超うれしいのです。あのミレーヌ・ドモンジョやアズナヴール、ジョニー・アリディ。そして フランソワーズ・サガンもなんと一瞬登場します。うれしい映画でした。是非!

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春のNY 4

Written by 慶伊 道彦May 24,2010

NYのアイビー&トラッ ドのショップを紹介します。
まず、ニューヨーク大学通りに あるラルフローレン「RUGBY」
キャンパスルックらしい、こなれたプライスとキャッチーなラギットアイビールックがしゃれています。特にレディスはこのタイプは日本にはなくていい感じです。
同様にラルフローレンのショップ、ブレーカーストリートにあるカジュアルを主体とした「RALPH LAUREN」と「ダブルR」。表参道のポロショップと同じ様な構成です。
ブレーカーストリートには、トムブラウンちゃんの「BLACK FLEECE」もあります。こちらも、今では彼も日本資本ですし、おなじみですね。
近くのグリニッチビレッジにセレクトショップ「OD IN」、人気のエンジニアガーメント、ウールリッチ、などが主体の店です。トライベッカには、「LIQUOR STORE」があります。Jクルーデザイナーのオールドアメリカンスタイルを守っている店です。ジーンズやデニムシャツ、それに付属するスタイリングに趣味の良さを感じます。

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しかしですね、上記のお店で買う女性も素敵ですが、この写真の様なシャネルで決めたLADYとも一緒に歩きたいものです。男の主義をつらぬくのは、非常に難しいですなぁ~。

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春のNY 3

Written by 慶伊 道彦May 17,2010

今週は、NYのウィンドウ写真から。
今春は袖もスソも巻き上げルックがいい感じを出しています。(暑いから?なんて(笑)
ファッションの流れは、クラシックキープなのですがリラックスが命。
そこで、しっかり ジャケッ トを着ても、ちょ いとシャツの袖まくり。パンツも短か目をはいたり、巻き上げてカジュアル感を出します。
ちょっとした 一工夫で、手元のワードローブが新しい組み合わせに 変わりますよ。
キーワードは "少年の気分"。

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春のNY 2

Written by 慶伊 道彦May 10,2010

毎度おなじみのシューズ写真。靴は絵になるからついとってしまいます。あいかわらずの自分好みの丸っこ い靴だけですが。
サドルシューズとトップサイダーが今時の気分ですかね。

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ステンカラーコート

Written by 慶伊 道彦April 26,2010

四月ではあり得ない寒さの中旬、映画を見ました。"EDUC ATION" 17才の肖像。しかしなぜ題名は原題でないのでしょうか?せいぜい17才、、とか。肖像って?
売れ線狙いの戦略がみえみえで、多くの洋画の題名は僕にはよくわからない。
それはさておき、この映画を見たかったのは、60年代のロンドン文化が見事に再現されているという話でしたので。60年代というとついアメリカとなってしまうので、意外と60年代欧州のことは知りません。ですから、当時のロンドンの街並みや家そして内装などが窺えて楽しめました。(スノップと平凡と)
オードリーの再来と欧州では騒がれて各賞を総なめした英国若手女優 "キャリーマリガン" 主演。17才の高校生活が中心の舞台ですから、当然当時のスクールルック(流行りのグレーを重ねたスタイル)を楽しめます。それと、もう一つの場面、大人との恋遊びにはまっているときの見事なLADYスタイル!(やはり女は怪物?)彼女はパリに憧れ、聞く音楽は、シャンソン "ジュリエッ トグレコ" 渋い!!!これだけでも十分映画は楽しめましたが、もっといい付録がありました。
それは、共演男優のスタイルです。これがいいんですよね。特に没頭に出てくる時のスタイル。ソフトボーにステンカラーコート。(アクアスキュータム?) ベージュ.ギャバジンのそのコートがいい雰囲気を出しています。また、グレーのスーツスタイルなのですが、白のレギュラーカラーシャーツに黒のニッ トタイ、シルバーのタイバー。かっこよく決まっています。この男性のスタイルが映画をきちんと締めているなあと感心しました。役どころがロリコン好きのバブルな大人役ですから、陳腐なスタイルですと凡作となったでしょうね。映画を作る際の監督のセンスがその映画を生かす好例かな。
翌日から、僕は、手持ちのステンカラーコートをグレーのスーツに羽織り(もちろん、ニッ トタイにタイバーも)、青学女子校通りをうろついています。(笑) でも、冗談は抜きに トレンチ流行りの昨今、ステン様は見かけないので気分良し。

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春のNY 1

Written by 慶伊 道彦April 19,2010

NY出張。昨年から春の出張時、NYに 到着したとたんに 花粉症。クシャミと鼻水で困ってしまいました。日本ではそれ程でもないので何なんだろうと思ってしまいます。街には、日本の桜ではなく写真の様に花水木?が満開です。やはりそのせいなのかなとか思っています。(ちなみにロンドンでは、ブタクサ花粉症にかかってしまいます。)
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まずは観光気分からスタート。HOTELの18Fラウンジから見たハドソン河。あいにくの曇り空でしたが、ここはNYでは数少ないリバー側からの素敵な眺めなのではないでしょうか。
HOTELはSTANDARD HOTEL、確か昨年初め頃にオープンしました。噂のミートパッキングエリアです。ミートパッキングエリアは、(有名な話ですが)元々は精肉の市場で、薄暗い危険な臭いのするエリアでした。それが、15年程前からポツポツとC LUBやBARが出来てきて、7~8年程前からモード系のショップが出店してきて、今では多くのレストランやホテルもあり、観光スポットとなっています。
このホテルは、今は使われなくなった線路をまたいで建てられた事でも話題です。線路は今は公園となってレールの近くでくつろぐ事も出来ます。ラウンジで上から撮った写真を数枚載せました。
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ラウンジBARで一杯飲んだ後、近くのレストランに。今回はポルトガルベースのコンチネンタル料理店、ALDEA。ポルトガル産の赤ワイン "QUINTA DE LA ROSA" が値段のわりにはピノネロ風味でおいしかったです。写真はTASTING MENU表ですが,僕らはアラカルトしました。もちろん、締めはポートワインで。
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エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

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