FAIRFAX COLLECTIVE &ease fairfax 胸元CLUB

BLOG

慶伊 道彦

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

1976年、青山にてネクタイブランド"FAIRFAX"を創業。
東京発"ボールドトラディショナル"を切り口にし、現在では、ドレスシャツも手がける。フェアファクスという社名は、当時ワシントンにあった、フェアファクスホテルからインスパイア、小さくても知性、品格、歴史の感じられるブランドを目指す。

Camel

Written by 慶伊 道彦December 20,2010

今秋はLadysのウインドウからキャメル色が目立ちますが、C lassicでエレガントなスタイルにピッタリ色です。
M en'sでもグレー程ではないですが(むしろグレーと合わせる感じで)、キャメルが注目されます。コートはもちろんですが(キャメルのポロコートが代表格)、ジャケッ ト、セーター、特にオッ ドベス トなどの小物や雑貨に使うとインパクトがあります。
僕的には、キャメルに合わせるカラーとして、白~淡いグレー、淡いベージュ、etc 明るい色でまとめると新鮮なスタイルとなる様に思います。ダークカラーとの組み合わせは終わってるという感じ。デニムは、まあ~いいんじゃない。

camel001.jpg camel002.jpg camel003.jpg camel004.jpg camel005.jpg camel006.jpg

先月、横浜でAPECがありましたが、少々遅いネタですが、その際の各国リーダーのネクタイ観戦。いつも元気のないフリをしていらっしゃる菅首相は今回のネクタイはシックなピンドッ ト風でまずまず。やはり、主役はオバマ大統領、スタイルが決まっていますね。今回もディンプル(ドレープというか窪み)の作り方は、さすがという感じ。日本の政治家では三木様以来いません。残念!

ネクタイ001.jpg ネクタイ002.jpg ネクタイ003.jpg ネクタイ004.jpg

RUGBY in NY

Written by 慶伊 道彦December 13,2010

NYのラグビーshopは、UNIVERS ITY PLACEの12t h角にあります。このあたりは、NY大学のエリアになります。つまり、大学生の街といったところです。もちろん、学生だけでなく教授もいれば出入り業者も出版関係も。アカデミックな街といえるでしょう。
当然、そこにオープンした RローレンのRUGBYショップは、アカデミックなIVYスタイルを打ち出しています。昔で言うところのちょっと"バンカラ"で学園的ルックです。ですから、H IPな感じもあるし希には"ハマトラ"的な匂いもあり、楽しめます。店員さんもそんな服好きなタイプを揃えています。
一方、9月にオープンした表参道のRUGBYショップ。やや大人というか卒業生を対象にしたようですが、どうなのでしょうか?僕が思うには、まずお店の構えが立派過ぎ、そこにはアカデミックな良さはありません。単に新しいSHOPの一つ。また、店員さんもファッション過剰というか学生臭さが感じられなくつまらなかったです。(一度しか行ってませんから多くは言えませんが)ファッションとIVYルックの違いみたいなことですが、非常に大切なことだと僕には思えますが。以前、ボートハウスがあった青山学院横辺りにRUGBYをボロく作り込むといい感じになったでしょうね。商品はNYとほとんど一緒なのだから、この雰囲気の違いみたいなものは非常に 難しい(言うほうも感じるほうも)でしょうが大切なことですね。
ファッションとか素敵なスタイルですねとか誉められるより、いい崩し方とか味がありますねとか言ってもらうとうれしい!そんな違いですかね。チャンチャン

Rugby001.jpg Rugby002.jpg

Rugby003.jpg Rugby004.jpg

Rugby005.jpg Rugby006.jpg

11月に 日本を含めてアジアでLPGA トーナメントが開催、時差なしでTV観戦。その中のナイスショット!を何枚か。やはり、欧米プレイヤーはエコヒイキ抜きに素敵ですね。デザインがシンプルだしカラーもプレーン、今年は、白、黒、赤、が目立ちました。ALL白とかALL黒とかいいんじゃないかな。それとメキシコ杯のロレーナオチョア様!の写真も添えて(カッコええ)

ゴルフ002.jpg ゴルフ003.jpg ゴルフ004.jpg ゴルフ006.jpg ゴルフ007.jpg ゴルフ009.jpg

Western Book

Written by 慶伊 道彦December 06,2010

最近購入した洋書から:

JEAN-M IC HEL BASQUAT1981:

僕の好きなバスキアの初期の頃のことを扱った本。バスキアがいなければ、NYイース トヴィレッジカルチャーはなかったのでないかと思える(これは僕が思うことですが)程、80年代を引っ張ったアーティストでした。たった25才でなくなったのですが。勿論、僕は本物の絵は持ってはいませんがポスター、本、レコード、をキープ。ブルックスブラザーズにかぶれていた IVY坊やを次のステップまで導いてくれたのも彼でした。TRADも '80カルチャーをスルーしてRUGGEDなスタイルに進化しました。
bookバスキア001.jpg

bookバスキア002.jpg

HOL LYWOOD、Beverly Hills

この本も80年前後のハリウッ ド、セレブの写真集です。
もうこの頃には、ケリーグラントもエリザベステイラーもお太りになって丸々。若々しい60年代が懐かしい!
bookHollywood01.jpg

bookHollywood02.jpg

SHARP SUITS

題名とおりのスーツの写真集。カナービーストリートファッション全盛時のセビルローの寵児TOMMY NUTTERもお出まし。ボンドもナポレオンソロ、ウインザー、ルーズベルト、オバマまでも。最近、スーツがまた復活とか?渋谷のお兄ちゃん達の話でしょうが、それはそれで正統派にもうれしい話でんなあ~~
bookSUITS001.jpg

bookSUITS002.jpg

IVY

TAKE IVYの大ヒッ トにあやかったのでしょうか?イギリスから出たウンチク本。昔のイラス トや写真を組み込んで、それはそれで楽しめました。IVYマニアには少し物足り ないでしょうが、一つ一つの写真やポスターが無駄なく掲載されていました。日本発IVYも世界制覇!
bookVY.jpg

bookHollywood03.jpg

Mcqueen

Written by 慶伊 道彦November 29,2010

BS1でスティーブマックイーン生誕80年没年30年の特集を組んでいますが、僕もマックイーンBOOKを購入、カッコイイね!☆☆☆

Mcqueen101.jpg

Mcqueen102.jpg

封切り 当時はイマイチ評判が悪かった主演作 "THOMAS CROWN affair" ~~お金持ち役っぽくなかったという事らしいですが~~しかし、今見ると実に様になっていましたよ。スーツの着こなしもまさに今の旬ピッタリ!お金持ちっぽさも現代的でした。きっとマックイーンは40年先をいっていたのでしょうか。あの当時は様になっていた相方のフェイダナウエイの方が今観るとやや臭い感じでした。監督、バズキューリックがらみで、大好きな映画の一つ "夜の大捜査線" Sidney Poitier×Rod Steiger も、合わせてご鑑賞。

Mcqueen201.jpg

Mcqueen103.jpg

Mcqueen202.jpg

Mcqueen204.jpg

Mcqueen205.jpg

Mcqueen206.jpg

Mcqueen207.jpg

Mcqueen208.jpg

初期の主演作 "セントルイス銀行強盗" でのコートスタイルが似合うフレッシュな学生役。遺作となる "the HUNTER" では、ブルーのTシャツにブルージーンズ、あの当時にもう鬼塚タイガー!が今ピッタリのマリーン風味。
やっぱりマックイーンは永遠です。


Mcqueen203.jpg

Mcqueen301.jpg

Mcqueen302.jpg

BOURGOGNE movie

Written by 慶伊 道彦November 22,2010

映画 "約束の葡萄畑~あるワイン醸造家の物語" 監督は、"スタンドアップ" "クジラの島の少女"で、今勢いのあるニュージランド人"Niki C aro"
ブルゴーニュ好きには是非見てほしい映画です。今まで観たワイン映画で印象に残るのは "SIDE WAY" "モンテビーノ"ですが、それらを上回るワイン映画といえるでしょうか。
僕にとってあまり得意ではない200年前の中世が時代設定ですし、堕天使のファンタジー登場や男色女色シーンもあり、これはちょっと違うかな~と、、、しかし、その心配は見事に裏切られ最後までグイグイ引っ張る素晴らしいワイン映画でした。
見終わってブルゴーニュワインに対する思い入れはますます深まって来ましたし、土を食べて土壌の質を知るということなど葡萄作りのウンチクがよく分かりました。ワイン造りは農民の汗と知恵の結晶だと言うことも改めて感じました。
いや~~、この映画また 男優がいいですね。"ロルナの祈り"でスターなった Jeremie Renier(ヴィゴモンテンセン風の男前になった!)ハンニバルレクター役のGaspard Ulliel(色っぽいね~やばい!)
男がカッコイイ映画はうれしいでっせ。いや~いや~もうけもんの映画でしたでっせ。

葡萄畑001.jpg

葡萄畑002.jpg

NY Report#4

Written by 慶伊 道彦November 15,2010

10月初めのNY。あいにくの雨風でコンディションは最悪。しかしながら、1日しかフリーディはないので、ひたすら歩く歩く。ブラックコンバースで。
まずは、イース トビレッジに出来た “OD IN” 完全なセレクトショップ。トレンドのラゲッ トトラッ ドをイース トビレッジ風に 味付け。非常に洗練されています。ドレスシューズに フロッシャムのオカメを扱っている所がユニーク。きっとジーンズに ドレスシューズを合わせるのがトレンドなので、近辺のおしゃれな人達のプライスラインを意識しているのでしょうか。
次に ミッドタウンに最近オープンしたエンジニアードガーメント。問屋街にポツンと一軒だけ。80年代クラブの立地感覚とはいえこの問屋街という難しいエリアでどう戦うのでしょうか?
そして、おなじみ僕にとって大切なBleeker st.がにぎわってきました。マークジェイコブズが作った本屋さん“BOOKMARC”、ちょいとしたおみやげ文具とか布袋が人気でしたが、洋書(当たり前か?!)も良いセレクト。ブリーカーストリートの香りそのものです。
隣にJACK SPADE、RRL、向かいにRALPH LAURENのセレクトショップ。少し歩くと、ダウンタウンで評判の2号店 FREEMANS SPORTING CLUB、GANT by M ichaelB. 、BLACK FLEECE。いかかですか?この街もなかなかのラインアップになってきたでしょう。80年代の代官山といった風情かな?

NY4-001.jpg NY4-002.jpg

NY4-003.jpg

NY4-004.jpg NY4-005.jpg

NY4-006.jpg NY4-007.jpg

NY4-008.jpg NY4-009.jpg

NY4-010.jpg

shoes in NY
IVY 全盛の今、巷には一杯ラウンドシューズが置いてあるので敢えてNYくんだりのシューズ写真でもないのですが、なにせ丸靴すきなワタクチはつい!?載せたくなっちゃうのです。
ブログを始めた 当初はトンガリ 靴しか市場にはなかったので、NYのウインドウで丸靴を見つけるとうれしくなり今回も写真、ガシャッ!

Shoes001.jpg Shoes002.jpg

Shoes003.jpg Shoes004.jpg

Shoes005.jpg Shoes006.jpg

NY Report#3

Written by 慶伊 道彦November 08,2010

おまたせ。NYのニューオープン情報。
春のNYでレポートしました“J C rew Ligure Shop”
この店は、マンハッタンはトライベッカに位置した実に フリーな感覚を味わえる街に、昔、酒屋さんだった店を利用してショップを作ったので、J Crewの定番物もしっかり良く見せるという店作りでした。(デザイナーのFrank M u yt jensはその点ではすごい!!)
今回、訪れた新しい J C rew Men‘s Shopは、反対側 のエリアであるUpper Townに出来ました。マジソン通りの79丁目。店内の商品は、ほとんど一緒なのですが、客層が違う立地を考えた店作りと相まって、非常に新鮮な輝きをもってむかえてくれます。作りもシンプルで、最近表参道にオープンしたRugbyショップのデコラティブでちょっとやりすぎといった感じとは一線を引いた僕にとって好きな店作りでした。

NY3-001.jpg

NY3-002.jpg

NY3-003.jpg

NY3-004.jpg

NY report #2

Written by 慶伊 道彦November 01,2010

NYのNewレス トラン探訪記。Villageに新しくオープンした”LION”。先週に 引き続きB1Fのレス トルームの話から。写真でわかると思いますが超オシャレなシャレが効いた仕掛け。消火栓、お尻を向けたレディ達の写真(しかもLadysの前に)、、、、、オット!今夜はテーブル予約ができました。しかし店内の写真は御法度、言われる前にちょいと一枚だけ(汗)貴重な写真。
デザートメニューとワインラベルの写真も添えて。ナパバレーではなくオレゴンのP INOTNOIRを選ぶところがニクイ。
店内のディスプレーは、80年代のクラブシーンをスノッブさせた感じ。(まあ、分からないと思いますが伝えきれないので省略、すいません)ここはメンドーサも多く3星クラスのサービスさながらながら実にこなれたプライス。エリアのせいですが。このようなタイプの店は、NY.Villageにしかないだろうし、東京では似合わないだろうなあ。あちきはすっかりVillage住民のノリ!

NY2-001.JPG

NY2-003.jpg

NY2-004.JPG

NY2-002.jpg  

NY2-005.JPG

NY2-006.JPG

NY2-007.jpg

NY report #1.

Written by 慶伊 道彦October 25,2010

大型プロジェクター!
West Houston st.は、ダウンタウンを横断する大きなストリートです。(もう一本は、cannal st.)道幅50ヤードはちょっとオーバーかな?
その向かい側の古いビルのレンガ壁に 巨大スクリーン!そこには何とロックシンガーが歌っているゾ!(すいません、誰かわかりません)
実は、こちら側の道にプロジェクターの装置があり操作していました。迫力満点のイベントでしたが、人が人を呼ぶとはこんな感じかな?実にNYダウンタウンっぽい仕掛け。一方、こちら側のコーナー角には、今、人気絶好調の人気レス トランバー”Pulino’s”があり人で一杯一杯。ここはレス トランビジネスの仕掛け人で有名な英国人のマクナリー兄弟が経営しております。僕たちは結局座れなかったし、バー立ちも一杯だったので断念。B1Fのレス トルームだけ拝借。しかもちゃっかり写真をとってきました。NYのレス トランは、B1Fのレス トルームフロアでレベルが測れます。

NY1-001.jpg

NY1-002.JPG

NY1-003.JPG

NY1-004.JPG

NY1-005.JPG

ROLL UP

Written by 慶伊 道彦October 18,2010

来春は、さらに巻き巻き!?
NYデザイナーのラインアップをチェックしたりウィンドウディスプレイを見たりすると、シャツもパンツも巻き巻き。カジュアルスタイルにはもちろんですが、ネクタイをしたスタイル時にも写真のように巻き巻き。トレンドが西海岸サーフィン感覚に移ってきそうな予感。BEACH BOYS!

Roolup001.jpg Roolup002.jpg

Roolup003.jpg Roolup004.jpg

Roolup005.jpg Roolup006.jpg

Blogger

中野 香織

エッセイスト/服飾史家/
明治大学特任教授

吉田 秀夫

”盆栽自転車” 代表

長谷川 裕也

"BOOT BLACK JAPAN" 代表

山本 祐平

”テーラーCAID” 代表

伊知地 伸夫

”FAIRFAX” TRAD部門ディレクター

慶伊 道彦

”FAIRFAX” 代表取締役

Recent entries

Monthly archive

PREV32  33  34  35  36  37  38  39  40  41  42