Written by 慶伊 道彦April 12,2010
Written by 慶伊 道彦April 05,2010
銀座の古いビルの一角に TENDERがある。かの上田和男氏のBARである。
その経歴や腕前ぶりは、語る必要もない位に 有名であります。今日お話するのは、その上田さんの最近の話。
10年間に 出た初版「Cocktail Technic」が、いよいよ英訳版が出版されることになりました。それだけ海外のバーテンダーにも要望が多かったのでしょう。昨年も、ニューヨークタイムズに ドカーンと上田さんの “ハードシェイク” カクテルテクニックの話が紹介されていました。そういういくつかの話題が重なり、
4月中旬に ニューヨークで開催される世界バーテンダー技術会議?では、堂々とメインスピーチの場が与えられました。いや~、まったくすごい人ですね。本来、カクテルという欧州発の文化の中では、有色人種はなかなか評価されないものです。スポーツでも大きな大会の惨敗の後、彼らに有利になるかのようなルール変更があるのも似たような事でしょうか。
メンズファッションの世界でも同じです。TRADというスタイルにおいては、アジア発のブランドが認められる事は非常に難しいです。これが、ストリートとかアバンギャルドとかですとカルチャーの違いという事がそれほど影響することもないのですが。消費者である我々もなんとなくWASP,ワスプに憧れる所がある事も事実ですしね。そんな中、最近、人気の出てきた “エンジニアガーメント” は、ですからたいしたブランドなわけです。日本発TRADスタイルを世界に広めた訳ですから。
上田さんは “バーテンダー道” というべき独自の技術を欧州人に 認めさせたのですから、これは本当に
スゴイ!!
話はもどりまして、僕はTENDERに行くと必ず、まず一杯目は “テンダーワン” と決めています。なんとなく上田さんとの出会いに感謝を感じて。
Written by 慶伊 道彦March 29,2010
この春は、グレーを中心にナチュラルな色が流行っている様です。そして、この動きは来秋まで 続き、グレー、ネイビーが基調色となるみたいです。(雑誌とか新聞とかのニュースからですが。)やはり注目の60年代女性のエレガントでクラシックな装いには欠かせない色だからでしょうか。紺大好き少年の僕としてはうれしい流行ですね。
メンズの流行は、当然女性のスタイルに 影響を受けますよね。何故なら、極端な事をいいますが、一緒に 行動する男女が、片方が森族で片方がトム・フォードではおさまりがつかないでしょ。
という訳で、来秋にかけての男性の服は、グレー、紺で決まり。
特に、グレーの中のグレー、グレーフランネルのスーツが大ブームとなりそうです。
(きっとユニクロでもH&Mでも???) そこで登場願うのは、我らがダンディ大将、ケリー・グラント氏です。彼ほどグレーフランネルのスーツが似合う男性はいませんよね。それが、ブリティッシュであっても、トラッ ドであっても。今年はケリー・グラントの映画をいっぱい見直して、机上には写真をたてておきたいと思いま
す。(こちらはゲイではないですよ。)
皆さんも、今いちど、“北北西に進路をとれ” など名作を楽しんでください。
Written by 慶伊 道彦March 23,2010
今春もう一つの流行りものとしては、Harrington Jacket。(いわゆるバラクータJ.)
マックイーンの写真でおなじみです。しかし本当によく似合いますね。マックイーンのバラクータは。カッコイイ!
50~60年代に大活躍。80年代プレッピー時代にもチョイト出番のあったバラクータJ.ですが、今春はゴルフウェア関連のブームにも乗って、再登場。
ボタンダウンシャツやポロシャツの上にクールにはおり、60年代の風を感じて下さい。
先日お 話した"MAD men"のシーンにも多く登場しています。
Written by 慶伊 道彦March 15,2010
Written by 慶伊 道彦March 08,2010
ヴァンパイヤ ウイークエンドの新作 "コントラ"のアルバムカバーには、ブロンドの若い女性の写真があしらわれている。彼女が襟を立てて着ているポロシャツは、ラルフローレン。いかにもヴァンパイヤ ウィークエンド(以下VW)らしいアルバムカバーだ。VWの4人は、アイビーリーグの一つであるコロンビア大学出身。しかもインタビューの当日、エズラ(ヴォーカル)が着ていたシャーツは、ラルフローレンのラグビー!つまり、エズラは本物のプレッピーの系譜を汲む青年だ。(以上、ミュージックマガジン1月号より)
僕が初めてVWを聞いたのは、昨年の春。ジャケットがなんとなく気になり買いました。やはり、ジャケット同様学生っぽい雑煮ワールドミックスな音楽に若々しい感覚を嗅ぎました。ですから、インタビューでのラルフローレン大好き発言も、意外でなくかんじました。なんとなくタイプは、東部ではなくWESTっぽくてビーチボーイズに似ているなあと思いましたがどうなのでしょうか。また音楽の方向性は違いますが、このアマチュアっぽい青臭さから、80年代のREMのデビュー盤を思い出しました。
いずれにしろストリート系や紅白系のスタイルが全てのミュージシャンの世界で、久々に真っ当なスタイルをした青年なので応援したい気分ですなぁ~~。
IVYルックで決めて、初期の頃のRAP、グランドマスターフラッシュあたり?、を吠えるとかっこいいんじゃあないかと、アマチュァ音楽愛好家は考えます
Written by 慶伊 道彦March 02,2010
Written by 慶伊 道彦February 22,2010
Written by 慶伊 道彦February 15,2010
Written by 慶伊 道彦February 08,2010